2017年10月17日火曜日

モナコイン

マジかよ、と言いたくなりますが、せっかくの国産コインなので、取り上げておきましょう。
国産の仮想通貨「モナコイン(monacoin)」
モナコイン(monacoin)の高騰と今後「わずか10ヶ月で160倍に」

仕組みはBTCと同じ。
平均ブロック生成時間90秒、これは速い。twitterでオフチェーン送金可能。ん?
Segwitを世界初で採用。あれ?結構凄いじゃん?

というか、Segwitに関しては、BTCが内紛している間にmonaに抜かれたと見るのが正しいんでしょうか。

仮想通貨など流通してなんぼの世界です。
面白がって作ったり使ったりしている間に、新しい取引所に上場されてさらに流通量が増えていく、と。
プラスのフィードバックが続くといいですね。

バフェットとビットコイン

あの爺さんが何と言うか見るまでもないですが、一応確認しておきましょう。
Bitcoin up sevenfold since Warren Buffett warned digital currency was a 'mirage'

2014年のコメントです。
"Stay away from it. It's a mirage basically. It's a method of transmitting money. It's a very effective way of transmitting money and you can do it anonymously and all that. A check is a way of transmitting money too. Are checks worth a whole lot of money? Just because they can transmit money?" 
ビットコインから離れていなさい。基本的には幻影だ。送金の一手段だ。匿名で、効率的に送金できる。それだけだ。小切手も送金の一手段だ。小切手は、大量のお金に相当する価値があるだろうか。ただ送金できるというだけで。
3年前なら、こういう認識はむしろ普通だったと思います。
しかし、小切手と違ってビットコインは法定通貨の裏付けはありません。
これは決定的な違いですが、どうも一緒くたになっています。

信頼性においては、むしろ本質的には法定通貨より高いぐらいです。
例えば、日本円なら銀行の預金保護は1,000万円までです。ビットコインに預金保護など必要ありません。
まだ仮想通貨もセキュリティの問題がありますが、これは時間とともに解決する類のものです。

また、最近の通貨は送金だけでなく契約を織り込むことを前提としています。
これは2014年時点から、大きく変わった点ですね。
"I hope bitcoin becomes a better way to do it. But you can replicate it a bunch of different ways. The idea that it [bitcoin] has some huge intrinsic value is just a joke in my view." 
ビットコインが送金の有効な方法になることを望んでいる。しかし、それは色々な方法で複製できる。ビットコインが本質的に巨大な価値を有するなど、私からすればジョークだ。
複製というのは、セキュリティの問題というわけでなく、別のコインが作られるという意味でしょう。
実際、たくさん出来てます。
これも問題のように見えますが、別な見方をすると便利なコインが生き残ることになります。

過酷な競争の中で育つ仮想通貨は、やがて法定通貨を代替するでしょう。

Yahooの意識調査では、仮想通貨の利用・購入者は全体の3%に過ぎません。
仮想通貨の購入や利用に興味ある?
インターネットの利用率は96年で3.3%。いつか来た道ですね。

2017年10月16日月曜日

仮想通貨の供給量は無制限か

仮想通貨は、一般的には発行量が決まっています。
ですから、インフレは限定されます。
しかし、分裂したり、違う通貨を作ったりできるから、供給は無限ではないか、という批判があります。

実際、仮想通貨は既に数百種類あり、供給量はかなり増えているとも見えます。
これにはどう反論すべきでしょうか。

当たり前ですが、あらゆるコインが世間に流通するわけではありません。
今のところ、仮想通貨の時価総額は20兆円弱ですが、上位3つで15兆円程度です。
仮に時価総額が増えていっても、やはり上位数種類が大部分を占めると思います。

つまり、供給量は、世間に浸透するか否かという段階で制限されることになります。

またベーシックインカムですが、欧州では割と現実的な議論の段階に入っているようです。
ベーシックインカム、フィンランドが試験導入。国家レベルで初
さらに欧州議会では、ロボットの導入による失業率向上の予測から、加盟国にベーシックインカム導入の可能性を検討することを勧告するレポートが発表され、来月本会議で決議されることになっている。
失業率でいうと、ユーロ圏>米国>日本です。
だから、AIの導入による失業率増加は、ユーロ圏から切実になるんですね。
ベーシックインカムの導入も、この順番になりそうです。

技術革新によってデフレ圧力は強まり、また金融緩和が求められることになります。
それがBIなのか中央銀行の国債買取か分かりませんが、むしろ法定通貨の発行量の方が吹っ飛ぶでしょう。

2017年10月15日日曜日

レイ・ダリオ、ビットコインを語る

機関投資家の間では、まだかなり否定的な印象ですが、レイ・ダリオはどうでしょうか。
Ray Dalio, founder of the world's largest hedge fund, says 'bitcoin is a bubble'
 "It's not an effective storehold of wealth because it has volatility to it, unlike gold," the hedge fund founder added. "Bitcoin is a highly speculative market. Bitcoin is a bubble." 
効果的な富の貯蓄ではない。金と違って、ボラティリティがあるからだ。 ビットコインは非常に投機的な市場だ。ビットコインはバブルだ。
"It's a shame, it could be a currency. It could work conceptually, but the amount of speculation that is going on and the lack of transactions [hurts it],"
恥ずべきことだ。それは通貨になり得るし、理論的には機能し得る。しかし、投機の量とトランザクションの少なさが阻害している。
また、動画の中では、「他の仮想通貨との競争に敗れるかもしれない」とも述べています。
予想通りというか、否定的です。
ボラティリティが高いって、貴方は望むところじゃないの?と聞いてみたいところですが。

BTCの目下の注目点は、Segwit2xの実装によってどのような混乱が起こるか、です。
度重なるビットコインの分裂は、コミュニティでの合意形成が不可能になっていることを示しています。
衝突しながらも発展していくのか、他のコインにそのうち抜かれていくのか。

何にせよ、11月のHFがどういう影響を与えるのか、楽しみです。

2017年10月14日土曜日

BT2/BTC

BT2はSegwit2x実装を想定した先物です。
この先物は画期的で、市場からSegwit2xがどういう評価を受けているか、見ることが出来ます。
BT2/BTCは、0.13ぐらいで取引されています。とても本流とは言えません。

あまりHFが増えると、ユーザーも取引所も煩雑になるだけで、止めた方がいいと思うんですけどね。
BTCの価格は急上昇中です。ゴールドのHFと合わせてボーナスと思われているのかもしれません。
しかし、前述の記事リンクによると、2xのセキュリティは、むしろオリジナルに手間をかけさせるそうです。

大丈夫なんですかね、これ?

取引所もまちまちで、B2X(BT2)を上場するかどうか、上場しても本流とするかどうかで分かれてます。
これだけコミュニティがバラバラの通貨が、いつまでも時価総額1位を維持できるとは思えません。
私はBTCを保有していないので高みの見物ですが、ホルダーの皆様、お気をつけて。

BTC10兆円突破

BTCの時価総額が10兆円を突破しました。
時価総額10兆円以上の企業というと、日本では上位5社ぐらいです。

こう考えると凄いですが、実は全然凄くありません。
何故かというと、BTCは通貨だからです。
10兆円分しか発行されていない通貨など、規模としては相当小さいです。

例えば、日本円は、現預金だけで900兆円を超えています。
日本の家計資産残高は増加、1809兆円に…日米家計資産推移(最新)

となると、まだまだ通貨としては道半ばということになります。
BTCの価格がどこまで行くか分かりません。あるいは覇権交代して価格が伸びない可能性もあります。
しかし、通貨としては、BTCだろうとETHだろうと、まだまだ認められていない状態だと言えるでしょう。

11月にBTCはまた分裂するらしく、一波乱あるかもしれません。
Segwit2xとは?11月のビットコインハードフォーク(分裂問題)について
ビットコイン最新の見通し(2017.10.6) Segwit2x関連

中村六段王座奪取

中村六段が三度目の正直で、初タイトルを奪取しました。
羽生棋聖とは噛み合うようで、長手数の熱戦になることが多いですが、奪取の第四局は割と短手数でした。

これで、羽生棋聖は一冠となりました。13年ぶりだそうです。
しかし、ようやく、羽生九段が見られるかもしれません。
その前に竜王を奪取する可能性もありますが、竜王の防衛に期待です。

羽生先生のタイトルが次々と若手に奪取されたのは、コンピュータにも原因があるかもしれません。
羽生善治「棋士になって30年、まさかこんなことになるとは…」
記事中で、羽生先生はコンピュータを使っていないと仰っていますが、対して若手は相当使ってるでしょう。

タイトル戦の五番勝負なら、一局でもコンピュータと研究した局面に誘導して勝てれば、結構有利です。
二局もあると、相当有利になってしまいます。
もともとタイトル戦に出てる時点で、挑戦者も棋力は相当高いので。

個人的には、羽生先生が九段になった後、対局が無くなって暇が増えてコンピュータ将棋にがっつり取り組み、いつのまにかまた複数タイトル奪取というシナリオが見たいです。

現在のコンピュータ将棋は、トッププロでも角落ちで勝てるかどうか、という次元のようです。
プロ棋士と最新のソフトとの適切な手合は?
これは相当、研究しがいがあるでしょう。

コンピュータ将棋の発展によって最も恩恵を得たのは、プロ棋士なのかもしれません。
人間では及ばない強さの棋士と、いつでもどこでも練習できるのですから。