2015年12月30日水曜日

断食

 23日からやってみた。好奇心からである。何か変わるのかどうか。
断食といっても大したことなく、2日に1食ずつ食べている。飲み物は毎日自由。

ということで、まだ1週間だが、体調は体感では変わらない。
効果としてはまず、何を食べたかを覚えていられるようになる。食事が有難いからだ。

1日2食では、下手をすると一昨日の食事すら思い出せないが、2日に1食ならそういうことはない。
空腹感には、慣れる。放っておけばそのうち気にならなくなる。
少し空腹感を覚えていても、睡眠後にはほぼ無くなってたりする。不思議なものだ。

現代は飽食の時代で、食べ過ぎていて逆に体に負担だという意見もある。
個人的には、1日3食だと多すぎる。どうしても朝、食べる気がしない。
食べる回数を減らすだけで、食事が有難く貴重になる。お手軽でいいと思う。

2015年12月19日土曜日

利上げ

利上げはゆっくりやる、という方針らしい。
リーマンショック前では利上げを急ぎすぎた。2年で4%ぐらい上げた。
2004年は1%だったのに、2006年では5.25%までなった。

2015年12月13日日曜日

首創置業 2015年11月

1-11月で見ると、契約面積は前期比でほぼ横ばい、金額は+27.7%。
11月までの契約金額は250億元なので、恐らく通期で300億元ぐらいではないだろうか。
去年は通期で250億元だったから、金額では前期比+20%はいけそうである。

そろそろ売上と利益も伸びてくるはずだが、さて通期でどんな成績になるだろうか。

NYダウ、S&P、NASDAQ

どれも相当に弱い。
2015年5月~7月につけた高値を更新できずにお辞儀しだした。
ここからロングで取ろうというのはやや無謀に見える。

2015年12月8日火曜日

金銀

金銀ともに、私がいくらか買った後、見事に1ヵ月間下がって安値を更新した。
曲がりぶりに苦笑を禁じ得ない。

2015年11月25日水曜日

Do little

現在、相場は材料に乏しい。天井圏を作ってるとも言える。
今までのように日経やダウが堅調に上がっていくことは想像しにくい。
かといって、ショートをするほどでもない。

2015年11月21日土曜日

ドル高の影響を考える

一応考えておく。
通貨が強いのは、デフレ要因になると考えられる。輸入品の物価が下がるからだ。
一方で、輸出業は業績が伸びない。これも、自国通貨が強いから当たり前。

それで、米国経済はどうなるか。

2015年11月20日金曜日

羽生四冠の強さについて

森下九段のコメントが面白かったので紹介しておく。
簡単にいうと、「羽生さんだけ中韓の棋士のようだ」ということだった。

森下ルール

竜王戦を見る。第4局のニコ生解説は森下九段。
去年、継ぎ盤ありルールでリベンジマッチをしたが、本当にやるとは思わなかった、と語っていた。
 やっぱりプロとして、待ったアリ同然の将棋は恥ずかしかったそうだ。

2015年11月11日水曜日

相続税

相続時上場株評価額時価70%に下げも(重要)
現在では、相続のとき、上場株式は時価総額100%が評価額らしい。
それを70%にするように金融庁が要求するそうだ。

決まればいいことだと思う。実質この部分では減税であるから。
ある程度、預貯金が株式に向かうだろう。

2015年11月10日火曜日

実効実質為替レート

Wikipediaのグラフを見て驚いた。このグラフは日銀でも見られる。
実効実質為替レートで見ると、1970年代の58のラインから95年の150まで25年間上げトレンド。
そこから現在まで、20年間も下げトレンド。もちろん、ところどころ上げトレンドを挟んではいるけど。

現在の実効実質為替レートは70前後。ここまでくれば、60を切ってほしいものである。
仮に60を切ったとすると、70年の固定相場、すなわち1ドル360円と同じレベルということになる。

Silver Standard 第3四半期

採掘時点ですでに赤字。さらに減損損失も重なってダブルパンチ。
結局、EPSは-0.74と散々である。
やはり今の銀価格では、採掘業者が黒字を出すのは容易ではないようだ。

現在のトレンドラインが継続すると、銀は来年の6月には上値が14ドルになってしまう。
2017年には上値12ドルである。流石にそこまでは想像しにくい。
逆に言うと、今の価格帯なら、来年の6月までには下げトレンドラインが切れる。

というわけで、引き続き監視中。

2015年11月8日日曜日

米国金利とダウに関する考察

一般に、金利上昇は金融引き締めであり、相場にとってはマイナス。
また、金利低下は金融緩和であり、相場にはプラスと言われる。
これに異論がある人はいないだろう。

しかし、実際のダウの動きはどうだろうか。
つまり金利上昇局面で、ダウは下落しているだろうか。
また、金利低下局面で、ダウは上昇しているだろうか。

2015年11月7日土曜日

インドの哲学

ヨガナンダの本を読んだりしている。
インドの霊性に関する哲学は、非常に興味深い。

彼らの述べる所では、この世界は幻影である。
物凄くリアルなので、幻影だと意識して過ごす人は少ないけれども。

その幻影の世の中で、我々は豊かになったり貧しくなったり、男になったり女になったり、作家になったりスポーツ選手になったり、一市民であったり大統領であったりするらしい。

2015年11月6日金曜日

金と銀と政策金利

アメリカの政策金利が上昇すると、金の価格は下がるという話を見かける。
利上げは経済の好調さを示し、通貨高と共に貴金属を含めた商品価格が下がるという理屈だ。

では、過去を振り返るとどうだろうか。
アメリカは、2004年から2007年まで金利を4%以上引き上げた。
同時期の金価格は、400ドルから1,000ドルまで上昇している。

さらに振り返ると、1993年から98年まで金利は上昇した。
同時期の金は、93年から96年まで上げ相場である。330から400ドルまで上昇した。

要するに、金利が上がるから機械的に貴金属が下がるとは言えない。
むしろ、機関投資家が弱気の価格見通しを出す中、よく価格を保っていると思う。
上げに反転したときのバネを蓄えている感じだろうか。

日経は、19,200の壁で攻防が続いている。緩和する限りは、上昇基調だと思う。
しかし、日銀の緩和はドルが追加緩和しない限り、時限装置付きである。
時限装置付きですよという相場を、誰が好んで買うだろうか。

恐らく、今後の日経は上げ幅が少ない。
1年かけて20,800を更新しにいくような、2006年から2007年のような相場になると思われる。

2015年11月4日水曜日

フォルクスワーゲン

ガソリン車でもやらかしているようである。
VW排ガス問題はガソリン車にも拡大、ポルシェは業績警告
「ディーゼル車は不正しましたが、ガソリン車は完璧に作ってます」っていうのも変といえば変。

また、ディーゼルの不正に関しては、米当局から注意を重ねられても突っぱねていた。
企業体質からして、むしろガソリン車でも何らかの不正をしている方が自然だろう。
今回報道された80万台のうち、大部分はディーゼルということだが、胡散臭すぎる。

ユーロ圏からすると緩和が終わりに出来ない。
このままだと、ユーロドルは等価かドル優位になりそう。

テスラ・モーターズ

電気自動車を作ってる会社。 日本では全く見ないが、アメリカでは人気のようだ。
株価は現在208ドル。2年かけてダブルトップを作った。

この会社を調べて驚いたのは、なんとこの会社、1ドルも儲けたことがないのだ。
EPSでなく、純利益でも1ドルの利益も得たことがない。ずっと赤字。
それなのに、株価は2012年から見て10倍を達成した。わけわからん。

粗利は24%ほど。普通の水準だと思うが、販管費およびR&D費で全部吹っ飛ばしている。
アップルから引き抜きが激しいらしい。恐らく、対抗するために年棒を上げざるを得ないのだろう。
そりゃ相手が悪い。規模が違いすぎる。

赤字続きで、どうやって会社を維持しているのかというと、借入金である。
バランスシートの膨張によって会社を維持している。政府じゃあるまいし。

売上の伸びは素晴らしい。2012年から2014年で8倍にした。
今年も第3四半期までで26%伸びている。しかし、1ドルも利益を計上できない体質もそのまま。

いつまで経っても利益が出ない企業に、市場はいつまで付き合うんだろうか。
移動平均線的には、そろそろ痺れを切らしている感じがする。

首創置業 10月

1~10月で契約面積は前期比+11.7%、金額は+24.5%。
去年は11月と12月で80億元の契約金額だった。恐らく300億元前後で着地と思われる。
契約自体は、会社計画ほどではないものの、順調に伸びている。

2018年に契約金額600億元というのは、実際どうだろうか。
今年300億元の契約金額とすると、26%複利で伸びれば良い。
高い目標であることは間違いないね。

しかし、株を買う方としては20%で契約金額が伸びるだけでも十分すぎる。
2018年の契約金額は500億元~600億元と考えてみる。
売上は契約金額の半分ぐらいなので、250億元~300億元。

利益率が変わらなければ、2018年の配当は0.78HKドル~0.94HKドルになる。
というのが青写真だが、 答えは3年後である。

2015年11月3日火曜日

SSRI

SSRIは、Standard Silverのティッカーである。
銀鉱株の中では、かなりチャートの状態がいい。
一目均衡表で見ると、NYの銀鉱株は雲の下が普通なのだが、上抜いてきている。

瞬間最高の安値も、2014年11月で一年前だ。
大抵の鉱山株が、今年に入って安値を更新しているのと対照的である。
バランスシートの減損も、2013年がピークである。

2014年も雲を上抜こうと頑張っている。
結局は跳ね返されてしまったが、他の鉱山株ではなかなか見られない動きだ。
もちろん、移動平均線で見ても相対的に強い。

なんでここが強いかというと簡単で、今年は対前年度比の数字がいいからだ。
第3四半期の決算が11月5日。日本時間だと6日だろう。

リーマンショック後の高値は35ドル。4ドルまで下がった。89%の下落だ。
今は7ドルほどなので、逆に言うと今年は75%のリターンである。
やや強すぎる気もするが、決算で大きな混乱が無ければ良さそうだ。

2015年11月2日月曜日

AG 採掘コスト

AGはFirst Majestic Silverのティッカーである。
採掘コストを見ていると、去年の第4四半期からAISCを下げている。現在は14~15ドル。
First Majestic Reports Second Quarter Financial Results

一目均衡表でいい傾向なのは、ショートの取り分が2013年から徐々に減っていることだ。
下げ幅を年々縮めている。一目でも、モメンタムが切り上がっていることがわかる。

この会社は、はっきり言ってPER的にはそれほど良くならない。
銀が高騰した2011年でもEPSは1ドル程度だった。
しかし、EPS1ドルでも株価は24ドルを超えた。上げ相場では、市場の評価が高くなる株ともいえる。


2015年10月31日土曜日

中国黄金国際

チャイナの金鉱株である。
2011年に上場し、上場した年が金価格の天井だった。
株価は2011年の45HKドルから今年は8.3HKドルまで下げた。82%の下げである。

現在は10.8HKドル。
下げトレンドラインと25月移動平均線が、ほぼ同じ傾きになっている。
現在の株価を維持すれば、来年末にはぶつかる。

金価格の反転は来年辺りだろう。しばらく底値を練る展開になりそうだ。
金のチャートは、移動平均線がシンプルで美しい。


2015年10月30日金曜日

一目均衡表

一目均衡表は前から見かけることはあったが、何となくゴチャゴチャしていて習う気がしなかった。
だが、昨日改めて見てみると、これも使えそうである。

サポートとレジスタンスを帯状で表示している点が素晴らしい。
たとえば、先日の記事で金のチャートにトレンドラインを引いた。
ところが、ラインの引き方は何本かあるのでトレンド転換がはっきりしない。

その点、一目均衡表であれば、まさに一目である。
下記のチャートでは、雲が価格の上にある。トレンドは、まだ転換していない。
価格を維持すれば、来年からは薄い雲に突っ込む。そのぐらいで転換が見込めるだろう。


2015年10月29日木曜日

セントラル商事のレポート

8月の金に関するレポートが、Webで見つかった。
Monthly 999.9 Report

レポートを見ると弱気一色だ。
先物は買い越しが大幅に減り、金ETFからは資金流出が続いている。
1オンス1,000ドル割れや800ドルの可能性も示唆され、お先真っ暗の様相である。

こういうレポートを見ると、嬉しくなる。
猫も杓子も売り方で、いったいこの先、誰が売るのだろうか。
野も山も、皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし。

2015年10月28日水曜日

ソロスファンド

ソロス・ファンド、低迷する金鉱株への投資拡大
あの爺さんも金を買っているようである。

マネタリーベースで通貨を評価するのは、ソロスチャートと呼ばれるほど。
当然、マネタリーベースで金価格が安いことは先刻承知のはず。
とはいえ、ソロスの規模で2,000万ドルなんて、買ったのかどうかもわからない。

ソロスファンドの規模は250億ドルぐらい。
0.1%未満を金に投資しましたといっても、だから何だというレベル。
逆に言えば、まだ弱気にも見える。

2014年の初めには金関連で2億ドルぐらい買っていたそうだ。
要するに、金価格は反転が見込めるが、時期まで正確にはわからないのだ。
だから手始めに少し買って、市場の反応を見て、駄目そうなら撤退し、を繰り返している。

本格的に上げトレンドが始まれば、彼も背中が痛くなったりしてポジションを積み増すんだろう。

弟子のドラッケンミラーはもっと強気だ。
ドラッケンミラー氏、金ETFを3億ドル超購入
44億ドルの資金のうち3.2億ドルということで、7%に相当する。

ドラッケンミラーがソロスにこう言える日がとうとう来た。
「それでポジションを取ったつもりか」

金のチャート

バリックゴールドがいかに安くても、金が反転しないことにはどうにもならない。
今はどんな感じなのか。
週足チャート。あれ?下げトレンドライン、切れてる?

実は2013年の1,400からトレンドラインを引くと、まだ切れてない。
2012年から引けば、切れている。
相場は芸術と言われる所以である。どっちが正しいかわからない。センスの問題だ。

ただし、RSIの底値は2013年である。
今年に価格は安値を更新しているが、モメンタムの底値は切り上がっている。


2015年10月27日火曜日

バリックゴールド

カナダにある、世界最大の産金企業。聞こえはいいが、株価は目も当てられない。
2012年の高値は50ドルを超えているが、 現在は7.5ドル。85%下落している。

リーマンショック後の金価格の上昇に伴って鉱山を一生懸命買ったらしい。
しかし、金価格の低下に伴って、現在は減損会計や資産売却に追われている。
今年は、5億5千万ドルで鉱山を売却した

2013年のEPSは-9.65ドル。2014年は-2.5ドル。
2012年の資産は475億ドルだが、2014年は339億ドル。
負債は20億ドルしか減ってないので、2年で116億ドル吹っ飛ばしたことになる。

チャートも凶悪である。2013年中頃から1年間ぐらい、騙しの底値圏を形成している。
そこからさらに半額になった。

しかし、私の引いたトレンドラインは、そろそろ価格とぶつかりそう。
2015年中頃では曲がって下がっているが、ともかくトレンドラインが急すぎる。
1年で10ドルぐらい下げている。このままでは来年には0ドルだ。

会社は、今年の四半期ごとの結果ではトントンぐらい。
この2年で多額の赤字を計上している。利益が出ても、しばらく法人税は非課税のはず。
また、原油価格が下がっているので、採掘コストも下げやすい。

あとはEPS次第だが、いい時は4ドル以上儲かった。
PER5倍でも20ドルになる。7~8倍なら30ドル前後だ。金価格の反転が始まれば面白い。


マネタリーベースで見る商品

インフレ調整後の金、原油、銀の価格を掲載したサイトを見つけた。
Average inflation adjusted silver price since 1964 = $14.41 
これによると、1964年からの銀の平均価格は14ドル、金は638ドル、原油は43ドルである。

このサイトから考えると、 銀と原油は、現在は平均価格に近い。一方で金は2倍弱。
では現在の金は高すぎるのだろうか? あるいは現在の銀と原油の価格は妥当なのだろうか?

改めて考えてみると、 そうではないと思う。現在のコモディティが安い。
何故か。

紙幣を、金や銀と同じく埋蔵されているものと考えてみよう。
紙幣は実際には無限に供給できるが、ともかく紙幣をコモディティとする。
そうなると、マネタリーベースの供給が過剰なら、紙幣の価値は他の商品に対して下がることになる。

そして、やっぱりそういうことを考えている人はいた。
Gold Price Relative To Monetary Base At All-Time Low
The Worst Gold Chart Of All Time
これらのサイトは、世界や米国のマネタリーベースと金価格を比較している。

米国のマネタリーベースの詳しい推移はこちら。
St. Louis Adjusted Monetary Base

リーマンショック後で見ると、ドルのマネタリーベースは大雑把に4倍。
2002年からみると、6倍ぐらい。

2002年基準では、銀は27.6ドル、金は1,854ドル、原油は138ドル。
2008年では、それぞれ35.2、2,928、160。

銀のファンダメンタルズをどう評価すべきかわからなかった。
どれが最も確かかと考えていたが、 マネタリーベースがわかりやすい指標だと思う。

現在の商品は、マネタリーベースで見た価格から乖離している。
また、金銀は資産として保有可能である。
それらを考慮すると、銀は来年か、遅くとも再来年にはトレンドが反転するものと思う。

2015年10月26日月曜日

マクロのおさらい

コモディティは総じて安い。つまり、世界的には需要が少ない。
財政政策は、日欧が量的緩和中。また中国もこの1年で金利を下げ続けているので緩和中。
ただ、コモディティはドルベースなので、あまり緩和が寄与しないかもしれない。

資源国の成長には、コモディティ価格の上昇が必要だろう。
それにはやはり、ドルベースの緩和が望まれる。

ドル円は、現在120円。日銀は、恐らく2017年までは緩和を継続し、もう160兆円国債を買い増す。
2012年から200兆円買い増して、ドル円は40円下がった。
あと160兆円あるから、ドル緩和がない限り、もう20円ぐらいは下がってもおかしくない。

そうなると、ドル円レートは140円になる。
40円のレートで日経は12,000上がったから、20円だと6,000だ。24,000~26,000ぐらいか。
もっとも、再増税で消費が冷えるので、そこまで機械的かどうかわからない。しかし、高値更新はあり得る。

相場は、緩和が終わったから直ちに下がるというものでもない。

中国経済は闇鍋ではっきりしないが、政策金利をここ1年で1%以上下げた。現在は4.35%。
元の切り下げと合わせて、景気は減速していて継続的な対応が必要なことがわかる。
しかし、金利はあと4%ぐらい下げられる上、量的緩和もできる。

日欧中の3国緩和で、しばらく相場が保つだろう。
ドルの継続的な利上げが決まれば要注意。

2015年10月24日土曜日

銀相場のサイクル

Silver's Bear Is 4 Years Old
今の銀相場のベア相場は、60年代からの下げ相場との比較でも、かなり大きいことがわかる。

ちなみに、その後のブル相場の平均リターンはどのぐらいだろうか。単位はドル。
1971-74年 1.33-5.69 +328%
1976-80年 4.11-35.52 +764%(ハント兄弟の銀買い占め)
1982-83年 5.73-13.82 +141%
1986-87年 5.05-8.13 +61%
1992-98年 3.73-6.37 +70%
2002-08年 4.43-19.72 +345%
2009-11年 10.12-48.70 +382%

なるほど。わからん。
大きな相場なら4倍ぐらいになるが、小さな相場なら60%に過ぎない。

このところ銀のことが頭を巡っているが、ファンダメンタルズで強気になる要素が欠けている。
やはりドルの量的緩和が必要なように思う。チャートは、いつ反転してもおかしくないけれども。

2015年10月23日金曜日

REIT

週足チャートを見ると、いよいよ山場である。
赤線の26週移動平均線と、1月からの下げトレンドラインは、ほぼ同じ傾き。
それがいよいよ価格に近づいてきた。

来週からは決算ウィークでもあり、日経も19,000が戻り高値なのか、下げ一服なのかが試される。


首創置業と銀

今後、投資をするなら首創置業か銀だが、さてどちらがいいだろうか。
チャートおよびファンダメンタルズから考えてみる。

首創置業は、シティが6.6HKドルを目標株価とした。そのとき、株価は3HKドルだった。
これは強気の材料だ。120%増が目標とシティは言っているわけだから。
しかし、株価は3.6HKドルである。発表から一か月経って、わずか20%しか上げていない。

目標株価にはまだ遠いが、今年の馬鹿騒ぎの後で、すぐまた上値を追いかけていくだろうか。
やはり市場全体が上がらないことには、盛り上がりに欠ける。

銀は横ばいで、2011年からの下げトレンドを破れそうである。
あとの問題はドル円だ。円高になれば、ドルで銀が上昇しても打ち消してしまう。
そろそろ円高にトレンドが切り替わるのではないかと思っていたが、違うのかもしれない。

何故なら、ファンダメンタルズでいうと円は弱い。
日銀は未だに緩和中だからだ。財政ファイナンス中の通貨なんか買えない。
ドルに対して円高に反転するファンダメンタルズは、今のところないと思う。

Silver

銀について弱気なブログ記事を見つけた。
簡単に言えば、銀は弱気相場だが、現状はRSIかなんかが高すぎる(ので下がる)という記事である。

しかし、リンク先の引用記事は、条件付きであるが、むしろ強気で締めくくっている。
If silver can hold strong or even add to its gains in the coming weeks, then it will be an excellent sign that the trend has changed and the bear market has ended.
訳してみる。
「今後の数週間で、もし銀がこのまま強い指標を保持、あるいはさらに増加させた場合、それはトレンドが変わった素晴らしいサインになる。ベアマーケットが終わっているのだ。」

というわけで、銀はベアマーケットが終わったのではないかと皆が注目しているようだ。
下は、銀の3年チャート。下げトレンドラインの蓋を叩いている。
RSIについては、2013年から最低のラインを切り上げているので、むしろいい兆候だ(青矢印参照)。


2015年10月22日木曜日

2121 ミクシィ

華麗にダブルトップ。しかし、現在の収益はどのくらいなのか。
第1四半期のEPSは197円。等倍だと、通期で800円弱になる。
株価4,000円とするとPERは5倍であり、さして高い水準ではない。

今年は、等倍なら上方修正がかかる。
よって、上方修正を買い材料にして、もう一回高値を試すかもしれない。
 チャートは残念な感じになっているが、今後も売上を伸ばして市場の予想を覆してほしいものだ。


2015年10月21日水曜日

02868 首創置業

久々に二季報を見ていると、こんなニュースが。
国有企業改革で恩恵、推奨18銘柄=シティ
首創置業の目標株価は6.6HKドルだそうである。メチャクチャだね。

7HKドルから3HKドルまで真っすぐ下げたのに、また6.6HKドルを目指すわけ?
下げトレンドラインは、まだ切れていない。
上げトレンドに移るなら、教科書的にはこのラインを切った後に安値を試し、切り上げるはず。

買うならそのぐらいのタイミングが良かろうと思う。年明けは確定だ。


TOPIXベア2倍

決算前で妙に日経が強い。
気持ち悪いので、手仕舞った。もっとも、ガッカリ決算で下げるかもしれないけど。
ポジションを心配しながら持つのは、性に合わない。

ドル円が120円になったのは去年の金融緩和後なので、円安が今期の業績までは寄与する。
それを考えると、まだ売り向かうにはタイミングが早いのかもしれない。
引き続き、様子見である。

2015年10月20日火曜日

ペトロブラス

ブラジルの石油会社。半官半民企業だそうだ。
最近、汚職の舞台になった。

ティッカーはPBR。リーマンショック時の安値も易々と突き破り、2002年の安値に迫る。
24ヵ月移動平均線が良く機能していて美しい。
2011年以降、パッとしないブラジル経済を象徴している。

大変に下がってきているが、本格的に反転するのは原油価格が反転してから=レアルが安定してからだろう。
現在はアメリカが世界一の産油国だそうだ。米国、世界一の産油国に シェール革命でサウジ抜く

反転するとしても、まだ2~3年先だろうか。



2015年10月17日土曜日

3407 旭化成

建材部門の不正が話題になっている。
建材はセグメント別に見ると売上2位であり、前期は6,038億円である。
全体の売り上げは、1兆9,860億。 建材で30%ぐらいか。

この売上規模で不正が明らかになるというのは、穏やかではない。
全国で最大3,000棟を調査することになるらしいが、横浜だけってことはないだろう。
常態化してんじゃないの。

評判は悪くなって売上落ちるし、補修だのなんだので金がかかるし、しばらく株価も沈むだろう。


ブラジル

現在、通貨安と株安のダブルパンチである。
レアルは、今年に入ってから一段と通貨安が進み、1ドル4.2レアルを記録した。
2003年以来の安値圏と言える。

下の株価チャートはドル/レアルとミナスジェライス電力。
ミナスジェライス電力は、高配当につられた投資家を粉砕した銘柄である。
去年まで6~8ドルのボックスで推移していたが、今年は2ドルを割り込んだ。

しかし、別に電力会社の責任ではない。
業績は安定している。レアルで見ればEPSは直近の4年間で2.0~3.4である。
レアル安でドル基準の株価が売られているのだ。1ドル4レアルなら、EPS2.0レアルは0.5ドルになってしまう。

ミナスジェライス電力で検索すると、大体の人が配当を目当てに買っているが、配当はいい加減。
過去の配当履歴
10年から順に、0.85ドル、0.96ドル、1.8ドル、0.65ドル、1.3ドル、今年は今のところ0.2ドル。

配当額に関しては脈絡がなさ過ぎて、流石ブラジル。
配当目当てに買うよりは、レアル戻り高→配当増額→株高を狙って買うべきか。
2003年の例を見ると、通貨が落ち着いてから買っても、間に合いそうである。


原油価格について

現在は逆オイルショックといわれるが、原油価格がどうなるかについて考えてみたい。
長期チャートで見ると、86年の逆オイルショック以降、98年まで低迷が続いている。

95年で原油は20ドル。米国のインフレ率は大雑把に2.5%。
72の法則にしたがうと、複利で倍になるまで、28.8年かかる。
つまり、インフレ率から計算すれば、原油価格が40ドル以下でも別に不思議はないのだ。

95年は供給過剰な時代だが、今だって同じである。
そう見てしまうと、100ドル超の時代がおかしいということになる。ニューノーマルだ。

ちなみに、1986年は1バレル30ドルだったそうだ。
それを基準にしてインフレ率を2.5%~3%とすると、現在の原油価格は60~70ドル。
昔の高値基準だって100ドルを超えないもの。当分は、40~60ドルのレンジだろう。

追記
サウジアラビアでも80ドルから100ドルが望ましい石油価格だそうだ。
視点・論点 「原油価格下落の影響」
60ドルなら9年間耐えられると。逆に言えば、サウジでも60ドルで9年間しか耐えられない。

凄い我慢比べだが、国家でこういうことをやってると思うと面白いね。



米国のシェールガス企業

原油価格が暴落して、シェールガス企業群が根こそぎ倒産すると言われてから久しいが、全く報道を聞かない。
実際はどうなんだろうか。調べてみた。

楽天証券では、シェールガス企業を4社紹介している
それぞれの企業のEPSを見てみよう。まずはデボンエナジー
やはり原油価格の下落がきついのか、今期のEPSは第2四半期までで-15.81ドル。株価は47ドル。

これは確かにきつい。等倍で損失が詰みあがると、今期のEPSは-30ドルになってしまう。
このペースだと、来年には債務超過になる。BPSは、第2四半期で37ドル。

次、レンジリソーシーズ。こちらは第2四半期までで-0.55ドル。等倍だと-1.1ドル。
楽天証券のデータでは、BPSが19ドルあるから大丈夫かと思ったが、短期資金が少ない。
固定資産が90%超である。自己資本比率は39%だが、固定資産の簿価なんていい加減なものだからね。

次、オアシス石油。第2四半期までで-0.58ドル。株価12ドル。BPS16ドル。
最後はEOGリソーシズ。第2四半期までで‐0.3ドル。株価87.5ドル。BPS31ドル。

ん~、なんでデボンエナジーだけ突出して悪いんだろうか。
よくわからないが、営業損失時点で凄い数字になってるので、特損などではない。

米国の会計制度はよく知らないが、固定資産比率が多いので、原油価格下落が長引けば減損計上が必要かも。
投資は当然できないが、来年で全部無くなりますとか、そんなに極端でもない。

維持できる企業が多い分、原油安が長引くことになる。

2015年10月16日金曜日

9983の2年チャート

2年チャートだとわかりやすいが、2014年の緩和前は、45,000が壁になっていることがわかる。
今回の急落でも、45,000で一度跳ね返している。サポートとして機能したわけだ。
今日の終値は43,400。40,000から45,000のボックスに入ったと考えるのが妥当だろう。


グノシー他のブースト

やまもといちろうさんの記事。
グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し

私自身はゲームをほとんどしなくなった。据え置きでも携帯でも。
なので、こういう仕組みを解説してくれる記事は読みがいがある。

モンストは今期も絶好調で、四半期の売り上げが470億、前期比で+367.9%。
凄まじい上昇率。

それで、モンストの寿命は後どのぐらいだろうか。
DeNAとグリーの軌跡を見てみる。
DeNAの最盛期は、2013年3月期決算で、売上が2,024億。グリーは2012年6月期で、1,582億である。

売上からいうと、モンストは既にDeNAやグリーの最盛期と同レベルである。
ガンホーは、去年の売り上げで1,730億を記録し、今年は下げ始めている。
ガンホーとミクシィで、ヒットに1年ぐらい時間差がある。賞味期限が同じなら、今年がピークだ。

実際に来年から下がるかどうかはわからない。もう少し寿命が長いかもしれない。
しかし、そんなに長生きしないだろう。製品にもサイクルがある。 

名目GDPとドル円レート

内閣府で発表している2012年から2014年までの名目GDPは、474兆円、483兆円、490兆円。
ドル円レートは2012年4月には80円前後で推移していたが、2015年3月には120円にまでなった。

一連の流れで見ると、ドル円レートの変動に伴って名目GDPも伸びたと見ることができる。
しかし、今年のドル円レートは穏やかである。120円前後で推移している。
つまり、円安による名目GDPの成長は難しくなった。

まだGDPは500兆円にもなっていない。
2003年から2005年でも、GDPは500兆円を超えていたのである。
GDPで考えると、現在の日経平均はバブルというほどではないが、明らかに高い。

しかし、日経平均は大型株の比率が高いので、GDPとの相関が少ないかもしれない。
TOPIXで考えてみよう。

直近のTOPIX高値は1,702であり、リーマンショック前の高値(1,823)を超えていない。
これはGDPからすれば妥当だ(2007年のGDPは513兆円)。

しかし、TOPIXも現在1,500であり、2012年と比べれば+100%である。
その間、GDPは3%しか伸びていない。
上げ相場と下げ相場の間を妥当な価格と考えると、TOPIXの妥当な価格は1,000~1,200に見える。

過去を振り返ると、2003年の最安値で770、2005年で1,200、上げ相場の2006年で1,800。

名目GDPの成長が維持できれば、現在のTOPIX1,500も正当化される。
しかし、ドル円レートは動かず、GDPの成長は既に鈍化している。今後は、適当な水準に戻るのが自然だろう。
ひとまず、ボックスをひとつ落として、1,200~1,400のレンジに移ると思う。



2015年10月10日土曜日

ダウ

17,000を回復した。
月足チャートでは、現在は25ヵ月移動平均線がなだらかに上向き、かつ価格が下回っている。
同じ個所はこのチャート上では2か所ある。

ひとつは、2008年の初め。もうひとつは、2011年の終わり。
相場のサイクルから考えれば、2008年に近いと思うが、どうなるだろうか。

現在のダウは、日足の移動平均線VS週足と月足の移動平均線という構図だ。
どちらにせよ、年内の月足が出そろえば、もっとはっきりする。


First Majestic Silver

銀を採掘する会社である。ティッカーはAG。なんともわかりやすい。
純利益を見ると、2007年と2008年は赤字、2009年から2012年は黒字、2013年から赤字。
現在は、少なくとも25ドル/トロイオンスぐらいでないと、この会社は利益が出ないようである。

チャートは、概ね銀と同じような形である。
が、値幅は銀より大きい。2008年11月には、なんと株価1ドルを記録している。
2011年は25ドルを記録したが、その後下がって現在は3.86ドル。

簡単にいえば、レバレッジ付きの銀取引みたいなものだろうか。
12ヵ月移動平均線が、よくトレンドをとらえている。
2009年のように、移動平均線が価格をサポートしてくれば面白いと思う。


PDLI

なんとリーマンショック時の最安値のレベルにまで下がってしまった。
仮に収益が横ばいとすると、配当は0.6ドル/株。株価は5.24ドル。

明らかに安いので原因を調べてみると、2016年の業績予想が、売上・利益ともに6割近く落ちている。
再来年のEPS予想は0.9ドルだそうだ。
ロイヤリティが収入源の会社だから、なにかロイヤリティが切れるのだろう。

0.9ドルをもとにすれば、5ドルでもPERは5倍以上になり、配当も維持されるかわからない。
やはり、収益が伸びないと、どうにもならない。
もっとも、武田薬品ばりに配当を維持できれば、税引き前11%の水準なので株価も維持されるだろう。


2015年10月9日金曜日

ワタミの介護売却

IRに譲渡価額が書いてあった。210億円。
去年の利益を元にしてPER10倍なら240億円だが、今年の第1四半期が赤字なのでそんなとこだろう。
しかし、なぜか売却益は130億円だそうである。 ワタミ、介護事業の売却益130億円 16年3月期は黒字に

というわけで、特別利益は370円/株ほどか。足し算するとBPSは585円。
今期の見どころは、130億円の売却益をどのぐらい食いつぶすかであろう。

現在の株価は821円。BPSより高いじゃん。まだ下げ余地が十分にある。
貸借倍率は0.29倍で、圧倒的にショートが多い。
新規の売り建ては禁止になったそうだ。日証金、ワタミ株の貸借取引で申込停止措置

9983と6954

ファーストリテイリングとファナックである。
この2銘柄で、日経平均への寄与度は15%のようだ。日経平均寄与度・構成比率一覧

10年チャートを見てみる。
げに恐るべきはファーストリテイリングで、去年の5月から今年の7月で株価は倍増している。
ファナックは70%ほど上昇。

日経平均は46%の上昇であり、逆に言えば、他の構成銘柄は冴えなかったということになる。
日経平均を支えてきた2銘柄だが、さらに高値を更新していくのは流石に難しいのではないだろうか。

両社の上昇率より、日経平均は上がっていない。
日経平均が高値を取り戻して上がっていくには、両社も回復して上がっていくということになる。
しかし、どちらかというと、両社とも下げトレンドに片足を突っ込んでいるように見える。


2015年10月8日木曜日

ジャンク債

ジャンク債の記事を見かけた。
いわく、シェールガス(オイル)はガス(原油)価格の暴落で、その債券が焦げ付くという話だ。

というわけで、ジャンク債のチャートを見てみる。
HYGの10年チャート。HYGは、簡単にいえば、高利回り社債のETFだ。
2014年1月でダブルトップを決めて、既に下げトレンドにある。

米国の量的緩和終了と原油価格の下落を織り込んで下げているものと考えられる。
今後どうなるか知らないが、少なくとも強気になる理由はない。



VWの不正対策費を考える

ドイツ経済が傾けば、EUにとってもよろしくない。そこで、仮にEUが穏便に済ませたとする。
そうすると、各国政府が求めるのは、補助金返還程度か。
フランスとスペインでは、1,000ユーロ/1台だそうだ。

ヨーロッパでは800万台が売られているらしく、うちドイツ国内では280万台。
ドイツ政府は補助金返還を要求しないとする。またヨーロッパの補助金は、どこでも1,000ユーロ/台とする。
そうすると、520万台に1,000ユーロだから、52億ユーロ(6,760億円)。

いい加減な企業だから、どうせリコールもまともにできない。
プログラムを書き換えて、燃費なり馬力なりが下がった状態で返却するだろう。
フォルクスワーゲンのリコール費用65億ユーロも、これが前提だと思う。

補助金返還とお手軽リコールだけでも1兆円をこえる。
米国で最大2兆円の罰金。あと個別の裁判。
EU圏が空気を呼んで訴訟を起こさないとしても、米国でそんな空気読むわけない。

日経は、関連費用が8.7兆円と報じている。 まあ10兆円前後だろう。EUが穏便にやっても。
VW、不正対策費が膨張 リコール含む行動計画発表へ

損失が8.7兆円で済めばまだいいが、これだけでは済まない。
何故なら、販売は圧倒的に落ち込むからだ。売れるわけない。
まだ9月の販売実績しか出ていない。VWの不正が発覚したのは9月下旬だ。

来期以降は通期で売り上げ低下が寄与するという、想像したくないターンになる。

銀は上がるか

銀の値段が安すぎる理由として、ニュートン比価を根拠にする人もいるようだが、これは通らない。
なぜなら、生産コストが違いすぎるからだ。

調べた限りでは、大雑把には金の生産コストが1,200ドル/トロイオンス。銀は20ドル。
生産コストで60倍の差がある。金銀比価が60倍程度を基準に動くのは、理由があるのだ。
よって、生産コストに劇的な変化がない以上、金銀比価はそのぐらいだろう。

銀の需給が悪いので、値段は上がらないという人もいる。やはり、これだけでは通らない。
需給なんていい加減なもので、特に貴金属は投機対象になる。
皆が殺到しだせば需要が増える。中国株のようにね。

上がるかどうか、と言われると、これはわからない。
上がっても驚くことではない、ぐらいのことしか言えない。
金もそうだが、モメンタム指標は既に上向き加減である。

だが、個人的に注意しているのは、ドル円もすでに円高方向にモメンタムが傾きつつあること。

なにか経済危機が起これば、金銀の値段もさらに下がるだろう。
特に金は有事に強いと言われるが、リーマンショックの時は下げている。
いざというときは皆テンパってしまうので、これは仕方ない。

金銀を買うベストシナリオは、
1.米国で信用収縮が起こる
2.1の結果として、金銀の値段はドルベースで下がり、さらに円高になる
3.2の結果として、金銀は円ベースではドルベースより下げが激しくなる

3まで現実になったとすると、これは株式も含めて、市場がMr.マーケットに破壊されている状態といえる。
その時がベストタイミングだろう。
もっとも、現実になるかどうかはわからないし、現実になれば株式だって買い場だ。

しかしこれを基準にすれば、銀を本格的に買うにはまだ早い。試し玉だけで十分かな。

2015年10月6日火曜日

銀の底値はいくらか

ファンダメンタルズを勉強してみる。
工業用需要から、銀投資は「意味のあるもの」
Silver Price To Head Higher As Cost of Production Forms A Base

生産コストは、上の記事だと15~16ドル/トロイオンスだそうだ。
下の記事は英語だが、ざっと斜め読みすると20ドルである。

 ということは、現在の15ドルは採算ギリギリ、ないし赤字レベルとなる。
この状況が続けば、供給が減っていくことは想像に難くない。

ちなみに、金は1,200ドル/トロイオンスだそうだ。
現在は1,150ドル程度であり、こちらも底値が近いとみていいだろう。

金のチャートはよく見るが、銀はどうなんだろうか。
というわけで、銀のチャートを見てみる。一言でいうと、いいかもしれない。
私は銀のファンダメンタルズは一切知らないが、2011年3月から下げトレンドで、既に足掛け5年。

パッと見て、上海総合と被った。
上海総合は、2009年8月から2014年7月まで下げトレンドだった。ほぼ5年間。
銀も、2016年3月で5年になる。

そして、移動平均線もほぼ追いついている。そろそろ底値を付けそう。
銀価格の下げ続く 供給過剰、金との差67倍に拡大
日経もこのように、2014年5月に銀価格の低下を記事にしている。

とりあえず、試し玉だけ買っておく。
買うといっても現物ではなく、1542:純銀上場信託である。


2015年10月5日月曜日

7522 ワタミ

オワタミな運命に抗うワタミ、介護を切り売り
ワタミはそんなに悪いのか。知らなかった。というわけで、決算短信を見ている。

27年3月期では、20億の営業損失。120億の純損失。
純損失の増加は、主に減損と特損。加えて今期の第1四半期は、前期より悪い。

BPSは215円まで落ちている。株価は、まだ783円だ。
介護事業も入居率が悪化して、78.3%。今年の第1四半期は損失を出している。

介護はいくらで売れるのか。
前期は、介護で24億円ほど利益を出している。去年の利益を元に、PER10倍で売れれば、240億円になる。
EPSに直すと、680円ぐらい。仮に、そのぐらいの値段で売れれば、一応BPSは900円近くになる。

しかし、本業が立て直せないようでは厳しい。
上場来安値が96年の372円(分割考慮後)だが、更新してもおかしくない。

VWの今後

現在、1株は92ユーロぐらい。時価総額は465億ユーロ(6.2兆円)。
株価は真っすぐ落ちていて、まさに暴落。

個人的には、なぜ92ユーロも株価があるのかわからない。
東電を思い出させるチャートである。
地震後に大暴落して、大底は2012年7月だった。

まともに1,100万台に損害賠償すれば、債務超過になるのが自然だと思うが、どうなることやら。



2015年10月2日金曜日

7261 マツダ

「ディーゼル」という括りで一緒にされそうなマツダ。
月足だと、綺麗に三尊天井を描いて、25か月移動平均線の下に潜り込んだ。
リーマンショック時は、25か月移動平均線に体当たりした後、ほぼ一直線に沈んだ。

あと、自動車メーカーでは、いすゞのチャートが綺麗な方だと思っているが、ここも切れた。
リーマンショックの時は、やはり一度高値を試しに行った後、真っすぐ下がっている。

今回はどうなるだろうか。





東証REIT

ここ一か月で値を戻してきたリート。週足チャートで見ると、1,499から1,716まで回復している。
しかし、どうも赤線の26週移動平均線に勝てる気がしない。
1,800まで戻すのは、相当大変だろうと思う。

一度は1,499を試すはずだ。 割り込めば下げトレンド継続になるが、さてどうなるか。


2015年10月1日木曜日

1356を買い増して、ポジションサイズをもとに戻す。
しかし、相場が焼け野原になるまで、相変わらず小さくやる所存。

金の10年チャート。
 リーマンショック後、価格が上昇していった。
その後、2013年にトレンドが切れて、現在は下げトレンドが2年ほど経過している。

25か月移動平均線は依然として価格の上にあり、下げトレンド中。
1,200が2013年からサポートとして機能していたが、今は割り込んでいる。
ここでも売り圧力が強いはず。

トレンド反転のきっかけは、FRBの量的緩和が再開したときだろうか。
つまり、米国の景気が悪くなったことが認識された後になる。
まだ金を買うタイミングではない。

2015年9月29日火曜日

1356 TOPIXベア2倍

今日で半分ほど売る。
トレードの規模が小さいので、資産に対しては、実現益は+1%、評価益で+1%ぐらいである。

しかし、今はこんな程度で十分だと思う。
今年は中国株で倍にした後に放置して、ほぼ元に戻るというど素人同然の所業をやらかした。
大きなトレードはしなくていい。小さくショート目線で売り買いすればよろしい。

ぶっ下がった後の下げ相場なら、一周したことになる。
リーマンショック後の経験が活きるだろう。

日経平均

17,500を下抜けた。これで17,500~18,000も抵抗帯になる。
少なくとも、週足、日足では主要な移動平均線は下向き。

月足で長めの移動平均線、24か月とか、この辺ならまだ価格より下にある。
ただ、それも切れるときはシャパッと切れるので、あまり当てにはならない。

2015年9月24日木曜日

日本の財政ファイナンスの行方

日銀が現在の財政ファイナンスをどこまでやる予定なのか、考えてみる。

日本政府の純債務残高は、GDP比で147%。世界で第2位だ。純債務残高の国際比
これを欧米諸国並みに下げたいとする。欧米は70%ぐらい。
そうすると、GDP比77%の債務を日銀に買ってもらわないといけない。

現在のGDPを500兆円とすると、追加で385兆円、日銀が国債を保有すればいい。
黒田総裁前は、日銀の国債保有残高は100兆円ほどであった。
追加で385兆円を買うと、485兆円になる。500兆円前後が日銀の目標じゃないだろうか。

既に、日銀の国債保有残高は300兆円を超えている。
年間80兆円国債を買うと、2017年末で、日銀が500兆円弱を引き受けることになる。
恐らく、その辺りで打ち止めだろう。

ツケは円安だ。通貨の信頼性を揺るがすことだから。
しかし、後2年、極端に円安に振れないことを祈りながら逃げ切れればゴールだ。

ブラックホール化する日銀の国債購入
より合理的な見解は、高齢化する日本社会には大幅なインフレは訪れないというものだ。今のところ、賃金の持続的上昇は見込めないことがはっきりしている。中央銀行は国債を売却する必要に迫られることもなく、日銀の金庫はブラックホールと化す。そこに飲み込まれた国債は2度と外には出て来ず、市場に残る国債は高価な軌道上にとどまることなる。正誤はともかく、投資家はそれに賭けている。

2015年9月23日水曜日

フォルクスワーゲン続報

フォルクスワーゲン 不正ソフトは約1100万台に

んん?アメリカの50万台だけで最大180億ドルの課徴金なのに、世界で1,100万台?
こりゃまずい。一体いくらになるのかしら?
しばらく叩き売られることは間違いないね。

2015年9月22日火曜日

野村証券と大和証券

証券会社として上場している会社では、時価総額は2社がダントツである。
相場がいいなら、証券会社もいいはずだ。チャートを確認してみる。
上が野村、下が大和の週足5年チャート。両社とも、現在はボックス圏だ。

ひとつ気になったのは、2014年の10月時点で両社とも安値を更新していること。
つまり、この時点では下げトレンドに入っていた。しかし、政府の追加緩和発表で永らえたことがわかる。

残念ながら、あまりいいチャートではない。近年の高値は、両社とも2013年。
上げトレンドというよりは、天井圏を描いているように見える。
足掛け3年でダブルトップを作りましたって感じ。



2015年9月21日月曜日

9984 ソフトバンク

サポート割り込んでるね。黒い直線が、私が引いたサポートライン。
1年半かけて機能したサポートを割り込んだということは、1年半かけてその値段で売りたい人を作ったことになる。
「とんとんで手仕舞うぞ!」ってひとは多い。実際は淡泊に損切りして、次の機会を待った方がいい。

価格は、月足も週足も日足も主要な移動平均線を割り込んでる。
どうみても買いで狙うチャートではない。

副社長は大分残念なことになった。
しかし、そも、600億円も株が買えるなら、普段の生活にはまったく困ってないだろう。
だからこれでいいんだ。 副社長の買いで売り抜けられた人も、たくさんいるんだから。


フォルクスワーゲン

排ガス規制をイカサマでクリアしていたらしい。
VW、排ガス規制逃れ謝罪 外部調査を依頼

フォルクスワーゲンの純利益は、2014年は約108億ユーロ。
独VW、14年12月期の純利益20%増

課徴金は最大で180億ドル。 
1年半ぐらいの純利益を吹っ飛ばす感じになるようだ。
現金だけで190億ユーロあるし、足りなければ借りればいいし、払えなくはないだろう。

しかし、問題がこれだけで済むのかわからない。
これだけで済んだとしても、業績を回復するにはそれなりに時間もかかる。

チャートからは、今年の4月からホルダーが逃げ出しているのがわかる。
まだ下げるだろう。どこまで下げるかはわからないけど。


2015年9月20日日曜日

日経先物

日本は連休に入ったが、海外はやる。
というわけで、連休中は、シカゴの日経先物を見ていれば良い。
下は、週足3年チャート。 黒いラインは私の引いたトレンドライン。

4週間ぐらい、3年越しのトレンドラインをたたき続けている。
50週の移動平均線が重い。上値を押さえつけている印象だが、どうなるか。


2015年9月18日金曜日

利上げ延期

米国は利上げ延期だそうである。
利上げの目的は、景気が悪くなったときに備えて、金利を下げる余地を作るためだ。

しかし、利上げが原因で景気が悪くなるようでは、本末転倒である。
そして、利上げを段階的に続けていけば、必ずどこかで無理が出る。
ゼロ金利や量的緩和を前提に、仕事や消費をしている人たちがいるからだ。

コモディティが異常に安いので、新興国の経済は不安定になっちゃった。
その上、チャイナは自分でこけた。
状況を鑑みれば普通の判断だと思う。

これで、相場は下げ幅が小さくなった。
段階的な利上げをしていけば、リーマンショックの時のように、そのうちに暴落が来る。
しかし、ゼロ金利維持なんだから、低金利で商売している人たちは、そのままだ。

2015年9月15日火曜日

日経と2部指数

トヨタがギリギリでトレンドライン上というのは記事にした。
しかし、トヨタだけでなく、日経も2部指数も鍔際である。

上が日経の週足5年チャート。下は2部指数。
週足と日足では、主要な移動平均線は既に価格の上にある。
月足の移動平均線は、まだなんとか価格の下なので、週足+日足vs月足という構図になる。

GDPが高々+3%されたぐらいで、日経は+100%以上になった。
しかし、ボーナスステージもそろそろ終わりだろう。
現在の状況は、バブルというにはほど遠いが、上げ相場であることは間違いない。

チャート上の黒い直線が私の引いたトレンドライン。
このラインは3年越しのラインであって、軽視すべきものではない。
ぶっつり切れればトレンド転換だ。

米国の量的緩和ないし日本の追加緩和がない限り、年内にも切れそう。
緩和にしろ、打ち出の小槌じゃないんだから、株高と債券高が共存している現在が変なんだと思う。




2015年9月11日金曜日

TOPIX

日足を見てなんとなく思ったのだが、持ち合いパターンではないだろうか。
黒の直線は私が引いたライン。

もちろん、このように上値が切り下がっていくかどうかわからない。
しかし、仮に切り下がっていった場合は、下降三角形が形成される。
はっきりするには、あと10営業日ぐらい要るだろうか。いずれにせよ、今月中にはわかる。

ダウ

テクニカルで考える。
5年週足チャートでは、5年来の上げトレンドが切れていることがわかる。
積極的に買い増しするチャートではない。

高値18,312、最近の安値は15,666。値幅は2,646。
半値戻しは全値戻しにつながるという。半値戻しは、15,666+1,323=16989。ざっと17,000。
1/3戻しは、自律的な反発と見られる。15,666+882=16,548。

大体、日足では16,500ぐらいが戻し目途になっているので、現時点では自律的な反発である。
最近は値幅が小さくなってきているが、そろそろ態度がはっきりするのではないかと思う。
月足、週足、日足の主要な移動平均線は、全て価格より上であり、あまり強気にはなれない。


2015年9月9日水曜日

7203 トヨタ自動車

日経爆上げ。+1343.43。+7.71%。今日の上げは記録だ。

しかし、二部は+3.36%。REITは異様なほど弱く、+0.82%。
日経と比べ、二部は冷ややか、REITは凍ってるという感じだ。
9月限は満期も近いし、ショートスクイーズか。東証大引け、急反発 上げ幅1300円超、空売りの買い戻し強まる

ところで、トヨタである。先月の安値で2013年5月の高値を下回った。
2013年5月といえば、まだ1ドル100円である。

24か月移動平均線もトレンドラインも、ギリギリだ。
価格を維持するだけでは、年内にもトレンドが切れてしまう。
しかし、前の山を越えて上がっていくだけの余力が、果たしてあるかどうか。



2015年9月8日火曜日

ドル円 日足

ダブルトップ。ある種の美しさすらある。
テクニカル分析としては115円が最初の目標だが、さてどうなるか。


日本のGDP

東証寄り付き、続伸 一時100円超上昇、GDP上方修正で見直し買い

GDPが上昇修正されるのか、と思ったら、
4~6月期の国内総生産(GDP)改定値は前期比年率1.2%減だった。
年率でもう減なの? 失速しすぎだ。3年間すら保持できないのか。
まあ生産人口はどんどん減っていくし、GDPを伸ばせっていうのに無理があるわな。

日本のGDP成長率は、2012年が+1.75%、2013年が+1.61%、2014年が-0.06%だそうだ。
GDPで見れば、2011年から3.3%成長したにすぎない。
3.3%の成長で、日経は2011年の8,160から20,868まで伸びたわけだ。

しかし、マイナス成長が明らかになって買う人はいないだろう。
最近の下げは、中国のせいだけとは言い切れない。
日本の、緩和頼みで実質が伴わない株高に対する下げで、自然なことに思える。

首創置業 8月

前年同月比でいうと、契約面積が4割近く減(21.4万平米)。契約金額も5割近く減(20.4億元)。
というわけで、8月は振るわなかったようだ。

去年の8月は、契約面積が+202%、金額は+318%だから、去年が出来すぎともいえる。
(2013年の8月から見ると、2015年8月は倍増)

1月から8月までで、契約面積は+30.9%、契約金額は+28.3%。
さて、通期の契約面積および金額はどうか。また、通期の決算はどうか。
株価自体はまだまだ逆境にあるので、しばらく底値を探すだろう。

2015年9月5日土曜日

リーマンショックを考える

世界金融危機、日本ではリーマンショックとも呼ばれるが、サブプライムローン問題について今更考えてみる。

端的に言うと、これの大きな原因は、アメリカの金利が上がったためではないか。
もちろん、これだけでなく、複合的な要素で起こったことなんだろう。
しかし、なんとなく住宅価格が頭打ちになって、という前提で説明されることがほとんどだった気がする。

なぜ住宅価格が頭打ちになったのか。金利が上昇し、借り換えにくくなったからではないのか。
と思ったら、Wikiにもう書いてあったよ。サブプライム住宅ローン危機
2006年~2007年に掛けて金利が上昇し住宅価格が緩やかな下落を始めると、米国の多くの地域ではローンの借り換えが前より難しくなった。月々の返済額が安い初期優遇期間の満了、思うように上昇しない住宅価格、及び変動金利型住宅ローンの金利が切り上がったことなどから、債務不履行や抵当物件の差し押さえが劇的に増加した。
アメリカの金利は、2004年の1%から、2006年には5.25%まで引き上げられた。そりゃ、低所得層は払えない。
200,000ドルの住宅を買えば、金利は2,000ドルだったのが10,000ドル以上になるんだから。わずか2年で。

要するに、低金利なら低金利を前提として、世界が出来上がる。
QEならQEが前提で、世界が出来上がる。
一時的な景気刺激策を前提として、世界が出来上がる。

故に、それはいつか逆しまになる。

インド

東南アジアが、チャート的によろしくないというのは何度か取り上げた。
ぼつぼつ日経にも出てくるようになった。先日はインドネシアが記事になっていたが、今度はマレーシアだ。
マレーシア、政府系企業株に異変

ところで、インドもよろしくない。2013年からのトレンドは切れた。
現在は、価格が25か月移動平均線に直撃している。これは下抜けるだろう。
チャートをよく見ると、2015年初頭から下げトレンドを描いている。


2015年9月4日金曜日

日銀の損失

ところで、日銀の損失って、いったい誰が補うのであろうか。
今、日銀は国債を買いまくり、株を買いまくっているが、これは一種の相場操縦と見ていい(善悪の議論は置く)。
日銀をトレーダーAさんとすると、Aさんは残念ながら爆損確定である。

Aさんの買いが細った瞬間に、債券も株式も価格が下がるからだ。
株式に至っては、買いが細る前だが、既に下げ始めている。

例えば国債にしてみても、物価が上がり始め、金利が上がれば、国債価格は下落する。
2%のインフレに対して、国債利回りは3%程度になるそうだ。
そうなると、長期国債290兆円に対して、最大で60兆円ぐらい損失になるらしい。

2013年4月5日 日銀の量的・質的緩和の効果とリスク

結局、日銀が債務超過という笑えない事態になった場合、国民がこれを負担するようだ。
荒れ始めた日本株市場、日銀ETF買いめぐり思惑交錯
みずほ証券が試算する2022年の日銀債務超過

増税が先延ばしされたのは、黒田さんにとっては頭の痛いところであろう。
しかし、もともと日銀は政府から独立した機関であり、政府のことを慮って方針決定する方が、変と言えば変なのだ。

そもそも、株と債券の両方が上昇しているというのは、市場原理に反する。
誰かが無理をしているわけで、それは言うまでもなく、日銀だ。

ドル円

週足5年チャート。黒の直線は、私が引いたトレンドライン。

今、50週の移動平均線とぶつかっている。
この移動平均線は、2012年末に円安トレンドが出来て以来、切れていない。
これが切れるということは、大きな意味を持つ。3年越しのトレンドが終わることになる。

まだ、切れてはいない。トレンドが切れるというのは、はっきりとぶっつり切れる必要がある。
いずれにせよ、120円付近で推移すれば、今のトレンドはそのうち切れる。
トレンドラインは、放っておいても年末に120円のラインにぶつかるからだ。


2015年9月3日木曜日

上海総合

無残なチャートだ。 上げトレンドなど跡形もなくなった。往って来いだ。
中国政府は株価を下げまいと規制しまくっている。 それでこの様である。
株価を下げまいと努力し、結局は株価を下げまいと努力することが現実化される。

信用は収縮した。それは容易には元に戻らない。
明らかに売り込まれ、どうみても安すぎる水準まで下がり、そこからさらに下げる。下げ相場はそういうものだ。
大多数が株価を見るのも嫌になったとき、底を打つ。

規制すればするほど、株価は下がる。これは集団意識のなせる業だ。
二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。


2015年9月1日火曜日

首創置業

首創置業の業績予想
ファクトセットは悲観的な予想をするので、実際はこれよりは良いだろう。
楽天証券の予想はEPSに関しては楽観的だが、このぐらいだと思う。

しかし、株価変動はファクトセット準拠になるとみていい。
EPSは0.68元だから、HKドルにするには1.2倍して、0.816HKドル。
PER2.5倍として、2.04HKドル。とりあえず、2HKドルが目標か。

実際の業績は楽天準拠とすると、配当が0.24HKドル。
2HKドルに対して12%(税引前)。
リーマンショック時の配当利回りは13.1%とあるから、株価が2HKドルまで下がればいい感じだ。

もちろん、元安が進めば話が変わってくるし、実際の業績でも話が変わる。
しかし、現状の判断はそんな感じである。

現在の下げ相場でも、首創置業のファンダメンタルズが変わっていないとする。
その前提が成立すれば、恐らく来年の業績発表時に株価が一旦跳ねる。
しかし、中間期で業績が良好なのを確認するまで、株価は安値を試しに行くだろう。

なんのことはない。景気低迷時の日本の不動産株と同じだ。
フージャースでもシノケンでもいい。通った道だ。
今年は大部分を取り損ねたが、次は逃がさん。為替レートも考慮して、確実に獲る。

今月の見どころ

推論をいくら積み重ねても仕方ない。結局チャートに全てが反映されるのだ。
今月の見どころは、何といっても24か月移動平均線を割り込むかどうかだ。
下ひげでも割り込めば、今まさに2007年8月にいることになる。

移動平均線は現在16,969だ。ざっと17,000。日経は18,000~19,000のボックスにある。
直下のボックスは16,500~18,000だから、こっちに下抜けると移動平均線を割り込む。

直近で、日経平均は3,000下がって、1,000反発した。
1/3戻しは、自律的な反発に数えられる。NYダウも、1/3戻しを達成している。
下げ相場なら、ここから下値を試して下抜けるはずだが、さてどうなるか。

尤も、今のボックスを維持したとしても、日経が24か月移動平均線を割り込むのは時間の問題だ。
なぜって、移動平均線は上向きだもの。ボックス相場なら自動的に価格に接近していく。


量的緩和バブル

米国が量的緩和を繰り返し、世界はそれを前提として動くようになった。
米国の緩和がなくなれば、あらゆる場所から資金が流出するようになる。
東南アジア諸国に限らない。金や原油の下落も、米国の量的緩和終了が一役買っている。

日本と欧州が量的緩和を続けているが、世界経済を安定させるだけの威力はないらしい。
チャートが物語っている。日本も追加緩和しにくい。後は欧州頼みだ。
レイダリオは、だから米国の量的緩和再開を呼び掛けているのだろう。

もちろん、量的緩和などしなくても、需要があれば問題ない。需要さえあれば。
しかし、世界は需要不足だ。商品価格を見れば明らかである。
ただ、量的緩和によって膨れた株価がある。

アジア通貨危機
新興国通貨の現状と今後の展望

アジア通貨危機は、当時のドルペッグ制が原因とされている。
しかし、QEとその終了でも、先進国からの資金流入および流出という点では変わらない。
米国の量的緩和が再開されない限り、連鎖してあらゆるものが下落する。

面白いのは、リーマンショック時と違って、様々な要素で信用収縮が順番に起こっていることだ。
ロシアが信用収縮し、中国が信用収縮し、ブラジルもリセッション入りを発表した。
ぼつぼつアジア諸国も信用収縮が始まっていく。

商品が下落し、資源国通貨が下落し、株式市場が下落し、それらは再帰性を持つ。
ソロスの出番だ。

GDPから見た日経

世界経済のネタ帳で見てみると、2015年の日本の(名目)GDP予測は500兆円だそうだ。
2007年は512兆円だった。500兆円というのは2004年~2005年より少ない。
一方で日経平均は2007年の高値を更新した。異次元緩和の効果である。

しかし、風船が膨らんだに過ぎない。

この20年でGDPと日経平均を比較すると、明らかに2015年の20,000円越えは高値である。
もちろん、日銀がさらに緩和をし、円安が進めば話は別だ。
しかし円が安すぎるとすれば、追加の緩和はどうか。2014年の緩和ですら、賛成5、反対4と僅差だった。

ドルに対して円が高くなれば、緩和もしやすい。2014年末の緩和はそろそろ効果が切れている。
従って、緩和している国や資源国に対して、円は高くなっていく。

ユーロは、移動平均線がトレンドの逆転を示唆している。
ユーロに限らず、特に資源国は、商品価格の下落で通貨が弱い。
しかし、ドルに対しては、そんなに円高にならないだろう。ドルが緩和しない限り、円も緩和しにくい。



2015年8月30日日曜日

GPIF

去年の末に、運用比率変更を発表した。
GPIFが運用比率見直しを発表、オルタナ投資は上限5%
国内債券35%、国内株式25%、外国株式25%、外国債券15%である。

それももう、そろそろ弾切れのようだ。
最新の運用状況ハイライト 
GPIF、日本株買い・国内債売り終盤戦-株安円高で余地拡大も (2)

もちろん、パーセンテージに幅があるため、これで終わるわけでもない。
しかし、8か月でリバランスが行われたのだから、枠一杯まで買い支えてもせいぜい半年程度だろう。

欧州のチャート

量的緩和実施中の欧州であるが、実際のチャートはどうか。
欧州各国のチャートを見ると、確かに量的緩和アナウンス後に高値をつけているが・・・。
弱い。アナウンス前に戻りそうな勢いである。イギリスはすでに戻っているけど。