2015年9月1日火曜日

量的緩和バブル

米国が量的緩和を繰り返し、世界はそれを前提として動くようになった。
米国の緩和がなくなれば、あらゆる場所から資金が流出するようになる。
東南アジア諸国に限らない。金や原油の下落も、米国の量的緩和終了が一役買っている。

日本と欧州が量的緩和を続けているが、世界経済を安定させるだけの威力はないらしい。
チャートが物語っている。日本も追加緩和しにくい。後は欧州頼みだ。
レイダリオは、だから米国の量的緩和再開を呼び掛けているのだろう。

もちろん、量的緩和などしなくても、需要があれば問題ない。需要さえあれば。
しかし、世界は需要不足だ。商品価格を見れば明らかである。
ただ、量的緩和によって膨れた株価がある。

アジア通貨危機
新興国通貨の現状と今後の展望

アジア通貨危機は、当時のドルペッグ制が原因とされている。
しかし、QEとその終了でも、先進国からの資金流入および流出という点では変わらない。
米国の量的緩和が再開されない限り、連鎖してあらゆるものが下落する。

面白いのは、リーマンショック時と違って、様々な要素で信用収縮が順番に起こっていることだ。
ロシアが信用収縮し、中国が信用収縮し、ブラジルもリセッション入りを発表した。
ぼつぼつアジア諸国も信用収縮が始まっていく。

商品が下落し、資源国通貨が下落し、株式市場が下落し、それらは再帰性を持つ。
ソロスの出番だ。

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