2015年10月27日火曜日

マネタリーベースで見る商品

インフレ調整後の金、原油、銀の価格を掲載したサイトを見つけた。
Average inflation adjusted silver price since 1964 = $14.41 
これによると、1964年からの銀の平均価格は14ドル、金は638ドル、原油は43ドルである。

このサイトから考えると、 銀と原油は、現在は平均価格に近い。一方で金は2倍弱。
では現在の金は高すぎるのだろうか? あるいは現在の銀と原油の価格は妥当なのだろうか?

改めて考えてみると、 そうではないと思う。現在のコモディティが安い。
何故か。

紙幣を、金や銀と同じく埋蔵されているものと考えてみよう。
紙幣は実際には無限に供給できるが、ともかく紙幣をコモディティとする。
そうなると、マネタリーベースの供給が過剰なら、紙幣の価値は他の商品に対して下がることになる。

そして、やっぱりそういうことを考えている人はいた。
Gold Price Relative To Monetary Base At All-Time Low
The Worst Gold Chart Of All Time
これらのサイトは、世界や米国のマネタリーベースと金価格を比較している。

米国のマネタリーベースの詳しい推移はこちら。
St. Louis Adjusted Monetary Base

リーマンショック後で見ると、ドルのマネタリーベースは大雑把に4倍。
2002年からみると、6倍ぐらい。

2002年基準では、銀は27.6ドル、金は1,854ドル、原油は138ドル。
2008年では、それぞれ35.2、2,928、160。

銀のファンダメンタルズをどう評価すべきかわからなかった。
どれが最も確かかと考えていたが、 マネタリーベースがわかりやすい指標だと思う。

現在の商品は、マネタリーベースで見た価格から乖離している。
また、金銀は資産として保有可能である。
それらを考慮すると、銀は来年か、遅くとも再来年にはトレンドが反転するものと思う。

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