2015年10月8日木曜日

銀は上がるか

銀の値段が安すぎる理由として、ニュートン比価を根拠にする人もいるようだが、これは通らない。
なぜなら、生産コストが違いすぎるからだ。

調べた限りでは、大雑把には金の生産コストが1,200ドル/トロイオンス。銀は20ドル。
生産コストで60倍の差がある。金銀比価が60倍程度を基準に動くのは、理由があるのだ。
よって、生産コストに劇的な変化がない以上、金銀比価はそのぐらいだろう。

銀の需給が悪いので、値段は上がらないという人もいる。やはり、これだけでは通らない。
需給なんていい加減なもので、特に貴金属は投機対象になる。
皆が殺到しだせば需要が増える。中国株のようにね。

上がるかどうか、と言われると、これはわからない。
上がっても驚くことではない、ぐらいのことしか言えない。
金もそうだが、モメンタム指標は既に上向き加減である。

だが、個人的に注意しているのは、ドル円もすでに円高方向にモメンタムが傾きつつあること。

なにか経済危機が起これば、金銀の値段もさらに下がるだろう。
特に金は有事に強いと言われるが、リーマンショックの時は下げている。
いざというときは皆テンパってしまうので、これは仕方ない。

金銀を買うベストシナリオは、
1.米国で信用収縮が起こる
2.1の結果として、金銀の値段はドルベースで下がり、さらに円高になる
3.2の結果として、金銀は円ベースではドルベースより下げが激しくなる

3まで現実になったとすると、これは株式も含めて、市場がMr.マーケットに破壊されている状態といえる。
その時がベストタイミングだろう。
もっとも、現実になるかどうかはわからないし、現実になれば株式だって買い場だ。

しかしこれを基準にすれば、銀を本格的に買うにはまだ早い。試し玉だけで十分かな。

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