2015年11月21日土曜日

ドル高の影響を考える

一応考えておく。
通貨が強いのは、デフレ要因になると考えられる。輸入品の物価が下がるからだ。
一方で、輸出業は業績が伸びない。これも、自国通貨が強いから当たり前。

それで、米国経済はどうなるか。

どこかの時点で通貨高を容認できなくなると思われる。
紙幣を刷れば国債を買い上げて政府債務を圧縮でき、輸出入のバランスを取ることもできる。

では、いつの時点か。
それは、はっきりしない。ただ、日欧の量的緩和政策がドル高要因であることは間違いない。
量的緩和が終わる前には、相場が織り込み始めるだろう。

日本の量的緩和は、2017年までは続きそうだ。増税前に緩和は終わりに出来ないだろう。
その時点で日銀の国債保有率は半分近くなる。
突出した額なので、実効実質為替レートで60以下もやむを得ない。

実効実質為替レートで60以下は、1ドル360円時代と同じである。
しかし、どこかでこの流れが逆流する。

アメリカがドル安に舵を切れば、コモディティが上昇し、円高になる。
コモディティが上昇すれば、多少の円高でも日銀は緩和できない。
大義名分であるインフレ率が保持されるからだ。

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