2015年11月6日金曜日

金と銀と政策金利

アメリカの政策金利が上昇すると、金の価格は下がるという話を見かける。
利上げは経済の好調さを示し、通貨高と共に貴金属を含めた商品価格が下がるという理屈だ。

では、過去を振り返るとどうだろうか。
アメリカは、2004年から2007年まで金利を4%以上引き上げた。
同時期の金価格は、400ドルから1,000ドルまで上昇している。

さらに振り返ると、1993年から98年まで金利は上昇した。
同時期の金は、93年から96年まで上げ相場である。330から400ドルまで上昇した。

要するに、金利が上がるから機械的に貴金属が下がるとは言えない。
むしろ、機関投資家が弱気の価格見通しを出す中、よく価格を保っていると思う。
上げに反転したときのバネを蓄えている感じだろうか。

日経は、19,200の壁で攻防が続いている。緩和する限りは、上昇基調だと思う。
しかし、日銀の緩和はドルが追加緩和しない限り、時限装置付きである。
時限装置付きですよという相場を、誰が好んで買うだろうか。

恐らく、今後の日経は上げ幅が少ない。
1年かけて20,800を更新しにいくような、2006年から2007年のような相場になると思われる。

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