2015年11月8日日曜日

米国金利とダウに関する考察

一般に、金利上昇は金融引き締めであり、相場にとってはマイナス。
また、金利低下は金融緩和であり、相場にはプラスと言われる。
これに異論がある人はいないだろう。

しかし、実際のダウの動きはどうだろうか。
つまり金利上昇局面で、ダウは下落しているだろうか。
また、金利低下局面で、ダウは上昇しているだろうか。

実は、全く逆なのである。
過去、金利が上がりだした93年、04年からは上げ相場になっている。
逆に00年や07年など、金利を下げだした年から下げ相場だ。

なぜ、逆方向に動くのだろうか。
これは簡単で、相場は金利上昇を米経済が強いサインと考えるからだ。
金利低下の場合は逆のサインと見る。

だから、2年ぐらいは経済理論とは逆方向に動くこともあり得る。
疾走中のギャグキャラクターが崖から飛び降りても、しばらく勢いで空を昇るようなものだ。
しかし、それは無理な動きだから、そのうち正しい方向に動く。

そして、その方向の動きも行き過ぎる。
ギャグキャラクターのように床を突き抜ける。

なので、FRBが量的緩和のガス抜きをしたいなら、むしろ金利は維持するべきだ。
そうすれば、小型のベア相場ができるだろう。
金利を引き上げれば、相場を刺激してしまう。

しかし、これは相場のギャグセンスを考慮した株屋の発想だから、真摯な学者ほど受け入れがたいかも。

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