2015年10月31日土曜日

中国黄金国際

チャイナの金鉱株である。
2011年に上場し、上場した年が金価格の天井だった。
株価は2011年の45HKドルから今年は8.3HKドルまで下げた。82%の下げである。

現在は10.8HKドル。
下げトレンドラインと25月移動平均線が、ほぼ同じ傾きになっている。
現在の株価を維持すれば、来年末にはぶつかる。

金価格の反転は来年辺りだろう。しばらく底値を練る展開になりそうだ。
金のチャートは、移動平均線がシンプルで美しい。


2015年10月30日金曜日

一目均衡表

一目均衡表は前から見かけることはあったが、何となくゴチャゴチャしていて習う気がしなかった。
だが、昨日改めて見てみると、これも使えそうである。

サポートとレジスタンスを帯状で表示している点が素晴らしい。
たとえば、先日の記事で金のチャートにトレンドラインを引いた。
ところが、ラインの引き方は何本かあるのでトレンド転換がはっきりしない。

その点、一目均衡表であれば、まさに一目である。
下記のチャートでは、雲が価格の上にある。トレンドは、まだ転換していない。
価格を維持すれば、来年からは薄い雲に突っ込む。そのぐらいで転換が見込めるだろう。


2015年10月29日木曜日

セントラル商事のレポート

8月の金に関するレポートが、Webで見つかった。
Monthly 999.9 Report

レポートを見ると弱気一色だ。
先物は買い越しが大幅に減り、金ETFからは資金流出が続いている。
1オンス1,000ドル割れや800ドルの可能性も示唆され、お先真っ暗の様相である。

こういうレポートを見ると、嬉しくなる。
猫も杓子も売り方で、いったいこの先、誰が売るのだろうか。
野も山も、皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし。

2015年10月28日水曜日

ソロスファンド

ソロス・ファンド、低迷する金鉱株への投資拡大
あの爺さんも金を買っているようである。

マネタリーベースで通貨を評価するのは、ソロスチャートと呼ばれるほど。
当然、マネタリーベースで金価格が安いことは先刻承知のはず。
とはいえ、ソロスの規模で2,000万ドルなんて、買ったのかどうかもわからない。

ソロスファンドの規模は250億ドルぐらい。
0.1%未満を金に投資しましたといっても、だから何だというレベル。
逆に言えば、まだ弱気にも見える。

2014年の初めには金関連で2億ドルぐらい買っていたそうだ。
要するに、金価格は反転が見込めるが、時期まで正確にはわからないのだ。
だから手始めに少し買って、市場の反応を見て、駄目そうなら撤退し、を繰り返している。

本格的に上げトレンドが始まれば、彼も背中が痛くなったりしてポジションを積み増すんだろう。

弟子のドラッケンミラーはもっと強気だ。
ドラッケンミラー氏、金ETFを3億ドル超購入
44億ドルの資金のうち3.2億ドルということで、7%に相当する。

ドラッケンミラーがソロスにこう言える日がとうとう来た。
「それでポジションを取ったつもりか」

金のチャート

バリックゴールドがいかに安くても、金が反転しないことにはどうにもならない。
今はどんな感じなのか。
週足チャート。あれ?下げトレンドライン、切れてる?

実は2013年の1,400からトレンドラインを引くと、まだ切れてない。
2012年から引けば、切れている。
相場は芸術と言われる所以である。どっちが正しいかわからない。センスの問題だ。

ただし、RSIの底値は2013年である。
今年に価格は安値を更新しているが、モメンタムの底値は切り上がっている。


2015年10月27日火曜日

バリックゴールド

カナダにある、世界最大の産金企業。聞こえはいいが、株価は目も当てられない。
2012年の高値は50ドルを超えているが、 現在は7.5ドル。85%下落している。

リーマンショック後の金価格の上昇に伴って鉱山を一生懸命買ったらしい。
しかし、金価格の低下に伴って、現在は減損会計や資産売却に追われている。
今年は、5億5千万ドルで鉱山を売却した

2013年のEPSは-9.65ドル。2014年は-2.5ドル。
2012年の資産は475億ドルだが、2014年は339億ドル。
負債は20億ドルしか減ってないので、2年で116億ドル吹っ飛ばしたことになる。

チャートも凶悪である。2013年中頃から1年間ぐらい、騙しの底値圏を形成している。
そこからさらに半額になった。

しかし、私の引いたトレンドラインは、そろそろ価格とぶつかりそう。
2015年中頃では曲がって下がっているが、ともかくトレンドラインが急すぎる。
1年で10ドルぐらい下げている。このままでは来年には0ドルだ。

会社は、今年の四半期ごとの結果ではトントンぐらい。
この2年で多額の赤字を計上している。利益が出ても、しばらく法人税は非課税のはず。
また、原油価格が下がっているので、採掘コストも下げやすい。

あとはEPS次第だが、いい時は4ドル以上儲かった。
PER5倍でも20ドルになる。7~8倍なら30ドル前後だ。金価格の反転が始まれば面白い。


マネタリーベースで見る商品

インフレ調整後の金、原油、銀の価格を掲載したサイトを見つけた。
Average inflation adjusted silver price since 1964 = $14.41 
これによると、1964年からの銀の平均価格は14ドル、金は638ドル、原油は43ドルである。

このサイトから考えると、 銀と原油は、現在は平均価格に近い。一方で金は2倍弱。
では現在の金は高すぎるのだろうか? あるいは現在の銀と原油の価格は妥当なのだろうか?

改めて考えてみると、 そうではないと思う。現在のコモディティが安い。
何故か。

紙幣を、金や銀と同じく埋蔵されているものと考えてみよう。
紙幣は実際には無限に供給できるが、ともかく紙幣をコモディティとする。
そうなると、マネタリーベースの供給が過剰なら、紙幣の価値は他の商品に対して下がることになる。

そして、やっぱりそういうことを考えている人はいた。
Gold Price Relative To Monetary Base At All-Time Low
The Worst Gold Chart Of All Time
これらのサイトは、世界や米国のマネタリーベースと金価格を比較している。

米国のマネタリーベースの詳しい推移はこちら。
St. Louis Adjusted Monetary Base

リーマンショック後で見ると、ドルのマネタリーベースは大雑把に4倍。
2002年からみると、6倍ぐらい。

2002年基準では、銀は27.6ドル、金は1,854ドル、原油は138ドル。
2008年では、それぞれ35.2、2,928、160。

銀のファンダメンタルズをどう評価すべきかわからなかった。
どれが最も確かかと考えていたが、 マネタリーベースがわかりやすい指標だと思う。

現在の商品は、マネタリーベースで見た価格から乖離している。
また、金銀は資産として保有可能である。
それらを考慮すると、銀は来年か、遅くとも再来年にはトレンドが反転するものと思う。

2015年10月26日月曜日

マクロのおさらい

コモディティは総じて安い。つまり、世界的には需要が少ない。
財政政策は、日欧が量的緩和中。また中国もこの1年で金利を下げ続けているので緩和中。
ただ、コモディティはドルベースなので、あまり緩和が寄与しないかもしれない。

資源国の成長には、コモディティ価格の上昇が必要だろう。
それにはやはり、ドルベースの緩和が望まれる。

ドル円は、現在120円。日銀は、恐らく2017年までは緩和を継続し、もう160兆円国債を買い増す。
2012年から200兆円買い増して、ドル円は40円下がった。
あと160兆円あるから、ドル緩和がない限り、もう20円ぐらいは下がってもおかしくない。

そうなると、ドル円レートは140円になる。
40円のレートで日経は12,000上がったから、20円だと6,000だ。24,000~26,000ぐらいか。
もっとも、再増税で消費が冷えるので、そこまで機械的かどうかわからない。しかし、高値更新はあり得る。

相場は、緩和が終わったから直ちに下がるというものでもない。

中国経済は闇鍋ではっきりしないが、政策金利をここ1年で1%以上下げた。現在は4.35%。
元の切り下げと合わせて、景気は減速していて継続的な対応が必要なことがわかる。
しかし、金利はあと4%ぐらい下げられる上、量的緩和もできる。

日欧中の3国緩和で、しばらく相場が保つだろう。
ドルの継続的な利上げが決まれば要注意。

2015年10月24日土曜日

銀相場のサイクル

Silver's Bear Is 4 Years Old
今の銀相場のベア相場は、60年代からの下げ相場との比較でも、かなり大きいことがわかる。

ちなみに、その後のブル相場の平均リターンはどのぐらいだろうか。単位はドル。
1971-74年 1.33-5.69 +328%
1976-80年 4.11-35.52 +764%(ハント兄弟の銀買い占め)
1982-83年 5.73-13.82 +141%
1986-87年 5.05-8.13 +61%
1992-98年 3.73-6.37 +70%
2002-08年 4.43-19.72 +345%
2009-11年 10.12-48.70 +382%

なるほど。わからん。
大きな相場なら4倍ぐらいになるが、小さな相場なら60%に過ぎない。

このところ銀のことが頭を巡っているが、ファンダメンタルズで強気になる要素が欠けている。
やはりドルの量的緩和が必要なように思う。チャートは、いつ反転してもおかしくないけれども。

2015年10月23日金曜日

REIT

週足チャートを見ると、いよいよ山場である。
赤線の26週移動平均線と、1月からの下げトレンドラインは、ほぼ同じ傾き。
それがいよいよ価格に近づいてきた。

来週からは決算ウィークでもあり、日経も19,000が戻り高値なのか、下げ一服なのかが試される。


首創置業と銀

今後、投資をするなら首創置業か銀だが、さてどちらがいいだろうか。
チャートおよびファンダメンタルズから考えてみる。

首創置業は、シティが6.6HKドルを目標株価とした。そのとき、株価は3HKドルだった。
これは強気の材料だ。120%増が目標とシティは言っているわけだから。
しかし、株価は3.6HKドルである。発表から一か月経って、わずか20%しか上げていない。

目標株価にはまだ遠いが、今年の馬鹿騒ぎの後で、すぐまた上値を追いかけていくだろうか。
やはり市場全体が上がらないことには、盛り上がりに欠ける。

銀は横ばいで、2011年からの下げトレンドを破れそうである。
あとの問題はドル円だ。円高になれば、ドルで銀が上昇しても打ち消してしまう。
そろそろ円高にトレンドが切り替わるのではないかと思っていたが、違うのかもしれない。

何故なら、ファンダメンタルズでいうと円は弱い。
日銀は未だに緩和中だからだ。財政ファイナンス中の通貨なんか買えない。
ドルに対して円高に反転するファンダメンタルズは、今のところないと思う。

Silver

銀について弱気なブログ記事を見つけた。
簡単に言えば、銀は弱気相場だが、現状はRSIかなんかが高すぎる(ので下がる)という記事である。

しかし、リンク先の引用記事は、条件付きであるが、むしろ強気で締めくくっている。
If silver can hold strong or even add to its gains in the coming weeks, then it will be an excellent sign that the trend has changed and the bear market has ended.
訳してみる。
「今後の数週間で、もし銀がこのまま強い指標を保持、あるいはさらに増加させた場合、それはトレンドが変わった素晴らしいサインになる。ベアマーケットが終わっているのだ。」

というわけで、銀はベアマーケットが終わったのではないかと皆が注目しているようだ。
下は、銀の3年チャート。下げトレンドラインの蓋を叩いている。
RSIについては、2013年から最低のラインを切り上げているので、むしろいい兆候だ(青矢印参照)。


2015年10月22日木曜日

2121 ミクシィ

華麗にダブルトップ。しかし、現在の収益はどのくらいなのか。
第1四半期のEPSは197円。等倍だと、通期で800円弱になる。
株価4,000円とするとPERは5倍であり、さして高い水準ではない。

今年は、等倍なら上方修正がかかる。
よって、上方修正を買い材料にして、もう一回高値を試すかもしれない。
 チャートは残念な感じになっているが、今後も売上を伸ばして市場の予想を覆してほしいものだ。


2015年10月21日水曜日

02868 首創置業

久々に二季報を見ていると、こんなニュースが。
国有企業改革で恩恵、推奨18銘柄=シティ
首創置業の目標株価は6.6HKドルだそうである。メチャクチャだね。

7HKドルから3HKドルまで真っすぐ下げたのに、また6.6HKドルを目指すわけ?
下げトレンドラインは、まだ切れていない。
上げトレンドに移るなら、教科書的にはこのラインを切った後に安値を試し、切り上げるはず。

買うならそのぐらいのタイミングが良かろうと思う。年明けは確定だ。


TOPIXベア2倍

決算前で妙に日経が強い。
気持ち悪いので、手仕舞った。もっとも、ガッカリ決算で下げるかもしれないけど。
ポジションを心配しながら持つのは、性に合わない。

ドル円が120円になったのは去年の金融緩和後なので、円安が今期の業績までは寄与する。
それを考えると、まだ売り向かうにはタイミングが早いのかもしれない。
引き続き、様子見である。

2015年10月20日火曜日

ペトロブラス

ブラジルの石油会社。半官半民企業だそうだ。
最近、汚職の舞台になった。

ティッカーはPBR。リーマンショック時の安値も易々と突き破り、2002年の安値に迫る。
24ヵ月移動平均線が良く機能していて美しい。
2011年以降、パッとしないブラジル経済を象徴している。

大変に下がってきているが、本格的に反転するのは原油価格が反転してから=レアルが安定してからだろう。
現在はアメリカが世界一の産油国だそうだ。米国、世界一の産油国に シェール革命でサウジ抜く

反転するとしても、まだ2~3年先だろうか。



2015年10月17日土曜日

3407 旭化成

建材部門の不正が話題になっている。
建材はセグメント別に見ると売上2位であり、前期は6,038億円である。
全体の売り上げは、1兆9,860億。 建材で30%ぐらいか。

この売上規模で不正が明らかになるというのは、穏やかではない。
全国で最大3,000棟を調査することになるらしいが、横浜だけってことはないだろう。
常態化してんじゃないの。

評判は悪くなって売上落ちるし、補修だのなんだので金がかかるし、しばらく株価も沈むだろう。


ブラジル

現在、通貨安と株安のダブルパンチである。
レアルは、今年に入ってから一段と通貨安が進み、1ドル4.2レアルを記録した。
2003年以来の安値圏と言える。

下の株価チャートはドル/レアルとミナスジェライス電力。
ミナスジェライス電力は、高配当につられた投資家を粉砕した銘柄である。
去年まで6~8ドルのボックスで推移していたが、今年は2ドルを割り込んだ。

しかし、別に電力会社の責任ではない。
業績は安定している。レアルで見ればEPSは直近の4年間で2.0~3.4である。
レアル安でドル基準の株価が売られているのだ。1ドル4レアルなら、EPS2.0レアルは0.5ドルになってしまう。

ミナスジェライス電力で検索すると、大体の人が配当を目当てに買っているが、配当はいい加減。
過去の配当履歴
10年から順に、0.85ドル、0.96ドル、1.8ドル、0.65ドル、1.3ドル、今年は今のところ0.2ドル。

配当額に関しては脈絡がなさ過ぎて、流石ブラジル。
配当目当てに買うよりは、レアル戻り高→配当増額→株高を狙って買うべきか。
2003年の例を見ると、通貨が落ち着いてから買っても、間に合いそうである。


原油価格について

現在は逆オイルショックといわれるが、原油価格がどうなるかについて考えてみたい。
長期チャートで見ると、86年の逆オイルショック以降、98年まで低迷が続いている。

95年で原油は20ドル。米国のインフレ率は大雑把に2.5%。
72の法則にしたがうと、複利で倍になるまで、28.8年かかる。
つまり、インフレ率から計算すれば、原油価格が40ドル以下でも別に不思議はないのだ。

95年は供給過剰な時代だが、今だって同じである。
そう見てしまうと、100ドル超の時代がおかしいということになる。ニューノーマルだ。

ちなみに、1986年は1バレル30ドルだったそうだ。
それを基準にしてインフレ率を2.5%~3%とすると、現在の原油価格は60~70ドル。
昔の高値基準だって100ドルを超えないもの。当分は、40~60ドルのレンジだろう。

追記
サウジアラビアでも80ドルから100ドルが望ましい石油価格だそうだ。
視点・論点 「原油価格下落の影響」
60ドルなら9年間耐えられると。逆に言えば、サウジでも60ドルで9年間しか耐えられない。

凄い我慢比べだが、国家でこういうことをやってると思うと面白いね。



米国のシェールガス企業

原油価格が暴落して、シェールガス企業群が根こそぎ倒産すると言われてから久しいが、全く報道を聞かない。
実際はどうなんだろうか。調べてみた。

楽天証券では、シェールガス企業を4社紹介している
それぞれの企業のEPSを見てみよう。まずはデボンエナジー
やはり原油価格の下落がきついのか、今期のEPSは第2四半期までで-15.81ドル。株価は47ドル。

これは確かにきつい。等倍で損失が詰みあがると、今期のEPSは-30ドルになってしまう。
このペースだと、来年には債務超過になる。BPSは、第2四半期で37ドル。

次、レンジリソーシーズ。こちらは第2四半期までで-0.55ドル。等倍だと-1.1ドル。
楽天証券のデータでは、BPSが19ドルあるから大丈夫かと思ったが、短期資金が少ない。
固定資産が90%超である。自己資本比率は39%だが、固定資産の簿価なんていい加減なものだからね。

次、オアシス石油。第2四半期までで-0.58ドル。株価12ドル。BPS16ドル。
最後はEOGリソーシズ。第2四半期までで‐0.3ドル。株価87.5ドル。BPS31ドル。

ん~、なんでデボンエナジーだけ突出して悪いんだろうか。
よくわからないが、営業損失時点で凄い数字になってるので、特損などではない。

米国の会計制度はよく知らないが、固定資産比率が多いので、原油価格下落が長引けば減損計上が必要かも。
投資は当然できないが、来年で全部無くなりますとか、そんなに極端でもない。

維持できる企業が多い分、原油安が長引くことになる。

2015年10月16日金曜日

9983の2年チャート

2年チャートだとわかりやすいが、2014年の緩和前は、45,000が壁になっていることがわかる。
今回の急落でも、45,000で一度跳ね返している。サポートとして機能したわけだ。
今日の終値は43,400。40,000から45,000のボックスに入ったと考えるのが妥当だろう。


グノシー他のブースト

やまもといちろうさんの記事。
グノシー他、AppBank「モンスト攻略」ブーストでアプリダウンロード数を水増し

私自身はゲームをほとんどしなくなった。据え置きでも携帯でも。
なので、こういう仕組みを解説してくれる記事は読みがいがある。

モンストは今期も絶好調で、四半期の売り上げが470億、前期比で+367.9%。
凄まじい上昇率。

それで、モンストの寿命は後どのぐらいだろうか。
DeNAとグリーの軌跡を見てみる。
DeNAの最盛期は、2013年3月期決算で、売上が2,024億。グリーは2012年6月期で、1,582億である。

売上からいうと、モンストは既にDeNAやグリーの最盛期と同レベルである。
ガンホーは、去年の売り上げで1,730億を記録し、今年は下げ始めている。
ガンホーとミクシィで、ヒットに1年ぐらい時間差がある。賞味期限が同じなら、今年がピークだ。

実際に来年から下がるかどうかはわからない。もう少し寿命が長いかもしれない。
しかし、そんなに長生きしないだろう。製品にもサイクルがある。 

名目GDPとドル円レート

内閣府で発表している2012年から2014年までの名目GDPは、474兆円、483兆円、490兆円。
ドル円レートは2012年4月には80円前後で推移していたが、2015年3月には120円にまでなった。

一連の流れで見ると、ドル円レートの変動に伴って名目GDPも伸びたと見ることができる。
しかし、今年のドル円レートは穏やかである。120円前後で推移している。
つまり、円安による名目GDPの成長は難しくなった。

まだGDPは500兆円にもなっていない。
2003年から2005年でも、GDPは500兆円を超えていたのである。
GDPで考えると、現在の日経平均はバブルというほどではないが、明らかに高い。

しかし、日経平均は大型株の比率が高いので、GDPとの相関が少ないかもしれない。
TOPIXで考えてみよう。

直近のTOPIX高値は1,702であり、リーマンショック前の高値(1,823)を超えていない。
これはGDPからすれば妥当だ(2007年のGDPは513兆円)。

しかし、TOPIXも現在1,500であり、2012年と比べれば+100%である。
その間、GDPは3%しか伸びていない。
上げ相場と下げ相場の間を妥当な価格と考えると、TOPIXの妥当な価格は1,000~1,200に見える。

過去を振り返ると、2003年の最安値で770、2005年で1,200、上げ相場の2006年で1,800。

名目GDPの成長が維持できれば、現在のTOPIX1,500も正当化される。
しかし、ドル円レートは動かず、GDPの成長は既に鈍化している。今後は、適当な水準に戻るのが自然だろう。
ひとまず、ボックスをひとつ落として、1,200~1,400のレンジに移ると思う。



2015年10月10日土曜日

ダウ

17,000を回復した。
月足チャートでは、現在は25ヵ月移動平均線がなだらかに上向き、かつ価格が下回っている。
同じ個所はこのチャート上では2か所ある。

ひとつは、2008年の初め。もうひとつは、2011年の終わり。
相場のサイクルから考えれば、2008年に近いと思うが、どうなるだろうか。

現在のダウは、日足の移動平均線VS週足と月足の移動平均線という構図だ。
どちらにせよ、年内の月足が出そろえば、もっとはっきりする。


First Majestic Silver

銀を採掘する会社である。ティッカーはAG。なんともわかりやすい。
純利益を見ると、2007年と2008年は赤字、2009年から2012年は黒字、2013年から赤字。
現在は、少なくとも25ドル/トロイオンスぐらいでないと、この会社は利益が出ないようである。

チャートは、概ね銀と同じような形である。
が、値幅は銀より大きい。2008年11月には、なんと株価1ドルを記録している。
2011年は25ドルを記録したが、その後下がって現在は3.86ドル。

簡単にいえば、レバレッジ付きの銀取引みたいなものだろうか。
12ヵ月移動平均線が、よくトレンドをとらえている。
2009年のように、移動平均線が価格をサポートしてくれば面白いと思う。


PDLI

なんとリーマンショック時の最安値のレベルにまで下がってしまった。
仮に収益が横ばいとすると、配当は0.6ドル/株。株価は5.24ドル。

明らかに安いので原因を調べてみると、2016年の業績予想が、売上・利益ともに6割近く落ちている。
再来年のEPS予想は0.9ドルだそうだ。
ロイヤリティが収入源の会社だから、なにかロイヤリティが切れるのだろう。

0.9ドルをもとにすれば、5ドルでもPERは5倍以上になり、配当も維持されるかわからない。
やはり、収益が伸びないと、どうにもならない。
もっとも、武田薬品ばりに配当を維持できれば、税引き前11%の水準なので株価も維持されるだろう。


2015年10月9日金曜日

ワタミの介護売却

IRに譲渡価額が書いてあった。210億円。
去年の利益を元にしてPER10倍なら240億円だが、今年の第1四半期が赤字なのでそんなとこだろう。
しかし、なぜか売却益は130億円だそうである。 ワタミ、介護事業の売却益130億円 16年3月期は黒字に

というわけで、特別利益は370円/株ほどか。足し算するとBPSは585円。
今期の見どころは、130億円の売却益をどのぐらい食いつぶすかであろう。

現在の株価は821円。BPSより高いじゃん。まだ下げ余地が十分にある。
貸借倍率は0.29倍で、圧倒的にショートが多い。
新規の売り建ては禁止になったそうだ。日証金、ワタミ株の貸借取引で申込停止措置

9983と6954

ファーストリテイリングとファナックである。
この2銘柄で、日経平均への寄与度は15%のようだ。日経平均寄与度・構成比率一覧

10年チャートを見てみる。
げに恐るべきはファーストリテイリングで、去年の5月から今年の7月で株価は倍増している。
ファナックは70%ほど上昇。

日経平均は46%の上昇であり、逆に言えば、他の構成銘柄は冴えなかったということになる。
日経平均を支えてきた2銘柄だが、さらに高値を更新していくのは流石に難しいのではないだろうか。

両社の上昇率より、日経平均は上がっていない。
日経平均が高値を取り戻して上がっていくには、両社も回復して上がっていくということになる。
しかし、どちらかというと、両社とも下げトレンドに片足を突っ込んでいるように見える。


2015年10月8日木曜日

ジャンク債

ジャンク債の記事を見かけた。
いわく、シェールガス(オイル)はガス(原油)価格の暴落で、その債券が焦げ付くという話だ。

というわけで、ジャンク債のチャートを見てみる。
HYGの10年チャート。HYGは、簡単にいえば、高利回り社債のETFだ。
2014年1月でダブルトップを決めて、既に下げトレンドにある。

米国の量的緩和終了と原油価格の下落を織り込んで下げているものと考えられる。
今後どうなるか知らないが、少なくとも強気になる理由はない。



VWの不正対策費を考える

ドイツ経済が傾けば、EUにとってもよろしくない。そこで、仮にEUが穏便に済ませたとする。
そうすると、各国政府が求めるのは、補助金返還程度か。
フランスとスペインでは、1,000ユーロ/1台だそうだ。

ヨーロッパでは800万台が売られているらしく、うちドイツ国内では280万台。
ドイツ政府は補助金返還を要求しないとする。またヨーロッパの補助金は、どこでも1,000ユーロ/台とする。
そうすると、520万台に1,000ユーロだから、52億ユーロ(6,760億円)。

いい加減な企業だから、どうせリコールもまともにできない。
プログラムを書き換えて、燃費なり馬力なりが下がった状態で返却するだろう。
フォルクスワーゲンのリコール費用65億ユーロも、これが前提だと思う。

補助金返還とお手軽リコールだけでも1兆円をこえる。
米国で最大2兆円の罰金。あと個別の裁判。
EU圏が空気を呼んで訴訟を起こさないとしても、米国でそんな空気読むわけない。

日経は、関連費用が8.7兆円と報じている。 まあ10兆円前後だろう。EUが穏便にやっても。
VW、不正対策費が膨張 リコール含む行動計画発表へ

損失が8.7兆円で済めばまだいいが、これだけでは済まない。
何故なら、販売は圧倒的に落ち込むからだ。売れるわけない。
まだ9月の販売実績しか出ていない。VWの不正が発覚したのは9月下旬だ。

来期以降は通期で売り上げ低下が寄与するという、想像したくないターンになる。

銀は上がるか

銀の値段が安すぎる理由として、ニュートン比価を根拠にする人もいるようだが、これは通らない。
なぜなら、生産コストが違いすぎるからだ。

調べた限りでは、大雑把には金の生産コストが1,200ドル/トロイオンス。銀は20ドル。
生産コストで60倍の差がある。金銀比価が60倍程度を基準に動くのは、理由があるのだ。
よって、生産コストに劇的な変化がない以上、金銀比価はそのぐらいだろう。

銀の需給が悪いので、値段は上がらないという人もいる。やはり、これだけでは通らない。
需給なんていい加減なもので、特に貴金属は投機対象になる。
皆が殺到しだせば需要が増える。中国株のようにね。

上がるかどうか、と言われると、これはわからない。
上がっても驚くことではない、ぐらいのことしか言えない。
金もそうだが、モメンタム指標は既に上向き加減である。

だが、個人的に注意しているのは、ドル円もすでに円高方向にモメンタムが傾きつつあること。

なにか経済危機が起これば、金銀の値段もさらに下がるだろう。
特に金は有事に強いと言われるが、リーマンショックの時は下げている。
いざというときは皆テンパってしまうので、これは仕方ない。

金銀を買うベストシナリオは、
1.米国で信用収縮が起こる
2.1の結果として、金銀の値段はドルベースで下がり、さらに円高になる
3.2の結果として、金銀は円ベースではドルベースより下げが激しくなる

3まで現実になったとすると、これは株式も含めて、市場がMr.マーケットに破壊されている状態といえる。
その時がベストタイミングだろう。
もっとも、現実になるかどうかはわからないし、現実になれば株式だって買い場だ。

しかしこれを基準にすれば、銀を本格的に買うにはまだ早い。試し玉だけで十分かな。

2015年10月6日火曜日

銀の底値はいくらか

ファンダメンタルズを勉強してみる。
工業用需要から、銀投資は「意味のあるもの」
Silver Price To Head Higher As Cost of Production Forms A Base

生産コストは、上の記事だと15~16ドル/トロイオンスだそうだ。
下の記事は英語だが、ざっと斜め読みすると20ドルである。

 ということは、現在の15ドルは採算ギリギリ、ないし赤字レベルとなる。
この状況が続けば、供給が減っていくことは想像に難くない。

ちなみに、金は1,200ドル/トロイオンスだそうだ。
現在は1,150ドル程度であり、こちらも底値が近いとみていいだろう。

金のチャートはよく見るが、銀はどうなんだろうか。
というわけで、銀のチャートを見てみる。一言でいうと、いいかもしれない。
私は銀のファンダメンタルズは一切知らないが、2011年3月から下げトレンドで、既に足掛け5年。

パッと見て、上海総合と被った。
上海総合は、2009年8月から2014年7月まで下げトレンドだった。ほぼ5年間。
銀も、2016年3月で5年になる。

そして、移動平均線もほぼ追いついている。そろそろ底値を付けそう。
銀価格の下げ続く 供給過剰、金との差67倍に拡大
日経もこのように、2014年5月に銀価格の低下を記事にしている。

とりあえず、試し玉だけ買っておく。
買うといっても現物ではなく、1542:純銀上場信託である。


2015年10月5日月曜日

7522 ワタミ

オワタミな運命に抗うワタミ、介護を切り売り
ワタミはそんなに悪いのか。知らなかった。というわけで、決算短信を見ている。

27年3月期では、20億の営業損失。120億の純損失。
純損失の増加は、主に減損と特損。加えて今期の第1四半期は、前期より悪い。

BPSは215円まで落ちている。株価は、まだ783円だ。
介護事業も入居率が悪化して、78.3%。今年の第1四半期は損失を出している。

介護はいくらで売れるのか。
前期は、介護で24億円ほど利益を出している。去年の利益を元に、PER10倍で売れれば、240億円になる。
EPSに直すと、680円ぐらい。仮に、そのぐらいの値段で売れれば、一応BPSは900円近くになる。

しかし、本業が立て直せないようでは厳しい。
上場来安値が96年の372円(分割考慮後)だが、更新してもおかしくない。

VWの今後

現在、1株は92ユーロぐらい。時価総額は465億ユーロ(6.2兆円)。
株価は真っすぐ落ちていて、まさに暴落。

個人的には、なぜ92ユーロも株価があるのかわからない。
東電を思い出させるチャートである。
地震後に大暴落して、大底は2012年7月だった。

まともに1,100万台に損害賠償すれば、債務超過になるのが自然だと思うが、どうなることやら。



2015年10月2日金曜日

7261 マツダ

「ディーゼル」という括りで一緒にされそうなマツダ。
月足だと、綺麗に三尊天井を描いて、25か月移動平均線の下に潜り込んだ。
リーマンショック時は、25か月移動平均線に体当たりした後、ほぼ一直線に沈んだ。

あと、自動車メーカーでは、いすゞのチャートが綺麗な方だと思っているが、ここも切れた。
リーマンショックの時は、やはり一度高値を試しに行った後、真っすぐ下がっている。

今回はどうなるだろうか。





東証REIT

ここ一か月で値を戻してきたリート。週足チャートで見ると、1,499から1,716まで回復している。
しかし、どうも赤線の26週移動平均線に勝てる気がしない。
1,800まで戻すのは、相当大変だろうと思う。

一度は1,499を試すはずだ。 割り込めば下げトレンド継続になるが、さてどうなるか。


2015年10月1日木曜日

1356を買い増して、ポジションサイズをもとに戻す。
しかし、相場が焼け野原になるまで、相変わらず小さくやる所存。

金の10年チャート。
 リーマンショック後、価格が上昇していった。
その後、2013年にトレンドが切れて、現在は下げトレンドが2年ほど経過している。

25か月移動平均線は依然として価格の上にあり、下げトレンド中。
1,200が2013年からサポートとして機能していたが、今は割り込んでいる。
ここでも売り圧力が強いはず。

トレンド反転のきっかけは、FRBの量的緩和が再開したときだろうか。
つまり、米国の景気が悪くなったことが認識された後になる。
まだ金を買うタイミングではない。