2016年12月26日月曜日

三浦九段の不正、証拠なし

将棋 “三浦九段の不正認める証拠なし” 調査委発表
その一方で、「年内出場停止処分は、緊急性があったのでやむを得ない」のだそうだ。
個人的にはやむを得ないとは思わないが、調査委員会としては連盟の顔も立てざるを得ないのだろう。

呼び出した時点で、三浦九段の性格からしても大いに動揺してしまうから竜王戦に影響が出る。
ひとまず知らん顔してスマホ不正が出来ない体制を整えて竜王戦に入ったほうが良かったと思う。
(三浦九段は機械音痴なので複雑な不正は出来ないし、告発組もスマホの技巧を前提にしている)

とはいえ、既に過ぎ去ったことはどうにもならない。
今後は、告発の仕方や不正防止のルール作りが急務と言えそうだ。

追記 三浦九段の会見を見て
将棋連盟は、三浦九段が出演予定の年明けのイベントを2つ、本人の承諾なしにキャンセルしていたそうだ。
また、竜王戦挑戦者決定戦では、理事が三浦九段を監視していたらしい。不正を確認できなかったとのこと。
それでも連盟は三浦九段を呼び出し「竜王戦が開催されなくなった」と嘘の通達をし、休場処分に追い込んだ。

これは酷い。

ビットコイン

昨年末から上昇し始め、金と同じでドルが弱いために反騰したと思っていた。
それが正しいなら、今はドルが強いために価格は下がり始めているはずであるが、未だに強い。
昨年末からすると4倍近い上昇になっていて、需要は多いようだ。

値動きも相変わらず大きい。
安定して上げているように見える今年でも、750ドルから450ドル近くまで下げている箇所がある。

ビットコインのアイデアは面白いと思う。それが実際に流通していて物が売買できるんだから凄い。
買えるか、と言われると、ちょっと無理かなあ。今のところ買う気はない。
しかし、利用者が多く需要が多ければ、価格は伸びていく。

最高値は1242ドル。いつ更新するだろうか。



2016年12月17日土曜日

日本の長期金利

10年国債の利回りが0.08%になった。
日銀でもこの長期金利の上昇を抑えるのは不可能のようだ。
長期金利上昇、一時0.040% 9カ月ぶり高水準

日米で金利差が開きすぎるのは良くないので、追随して上がるそうだ。
金利を抑えようとすればするほど、日米の金利差は開き、円安トレンドが伸びていく。

現在のトレンドだと、円は安くなり続ける。どこで止まるだろうか。
消費者物価指数が2%上がるためには4割の円安が必要らしい。
本来は2015年に達成できるはずだったが、原油価格の急落やらチャイナショックやらで不可能になった。

2016年のドル円平均レートは110円ぐらい。今から2%上昇させることを考えると、154円になる。
2017年中に150円ラインまで進めば、量的緩和は縮小、ないし終了に向かうだろう。
原油価格も上昇中なので、2017年中に2%を達成するかもしれない。

仮にそうなった場合、債券利回りに応じて金利は上昇、円は逆襲し日経平均は下がることになる。
現在のトレンドが維持されると、4/27の政策決定会合が転機になり得るか。
2017年の金融政策決定会合等の日程

2016年12月16日金曜日

スルスルと下がっている。リスクオンでドルと株が買われるなら、金は下がるよね。
去年の12月、1050ラインが安値として記録されている。これは試しに行くだろうと思う。

一方で、確か産金コストは1,100ドルぐらいだったような・・・、ちょっと調べてみた。
「産金コスト=安値限界」の嘘と本当
この記事によると、ABXの産金コストは900ドル以下だ。

ABXのサイトで確認してみよう。
2016 GOLD PRODUCTION AND COST GUIDANCE
Cost of Sales(売上原価)で800-850とある。

営業費用を含めると、1,000ドルぐらいが現在の損益分岐点だろうか。
詳しくは分からないが、ともかく現在のトレンドが続けば金価格は下落を続ける。金の供給も減っていく。
いつかトレンドが反転したとき、現在のドルや株のように買える銘柄になるだろう。

数年先になるかもしれないけどね。下がっている間は、誰かに持っていて貰えばいいから。


2016年12月15日木曜日

米国利上げ

17年、米利上げ3回 イエレン議長「次期政権見ながら修正」 
現在は0.75%だから、17年中に予定通り利上げすれば1.5%となる。

ここからはソロスの言う再帰性の出番になるんだと思う。
米国の景気が上向くとの思惑から、ドルと米国株が買われて債券が売られる。
相場の動きが実体経済を後押しして、一層ドルと米国株が買われる。

この循環は、誰かが金利を払えなくなるまで続く。

2016年12月12日月曜日

ドル円

10月時点の自分の記事を見てみると、見当違いもいいところ。
ドル円 10月29日の記事

日銀は、9月下旬に金利で量的緩和をコントロールしていく旨を発表している。
日銀緩和、量から金利へ 長期金利0%に誘導

それまで、日本の緩和は、2017~2018年には終わるだろうと思われていた。
何でかって、IMFがそう言ってたから。
緩和終了を織り込んで、今年の初めぐらいから、ドル円レートは円高に動いていった。

でもIMFはIMF、日銀は日銀。IMFの読み通りに緩和を終わりにするとは限らない。
これで緩和終了は目処が立たなくなった。
大ニュースだと思ったのだが、発表時点では大して為替は動かなかった。

しかし、ドル円チャートをよく見ると10月初めにトレンドが切れており、反転の切欠になったのは間違いない。
ドル以外の通貨、例えば元で見ても、対円では元高に動いている。
これも、日銀は緩和終了の目処がないことを評価しているためだろう。

現在は、ファンダメンタルズ的に円が支持される理由がない。
2015年には、ドル円は125.66円まで円安になった。
日本が量的緩和を継続し、一方でドルの人気が出るなら、この125.66円以上に円安になるのが理屈だ。

もっとも、どこまで行くかは結局終わってみないと分からないし、いつ休憩が入ってもおかしくないけど。

2016年12月8日木曜日

9984 ソフトバンク

孫社長がトランプ次期大統領と会談したそうだ。
スプリントは再建が進んでいるようだが、元々の計画であったTモバイル買収も進めたいのだろう。
流石に機敏だ。

もちろん孫社長の思惑通り規制緩和が進むかどうか分からないが、 こういう抜け目なさは素晴らしい。
トランプ氏は企業献金を受け取っていないので、ベライゾンやAT&Tに配慮する必要がない。
ヒラリー氏じゃ無理だけど。その点、トランプ氏だから話が来たというのは真実である。

孫さんはガンガンいこうぜで60年突っ走ってきた人だし、今後も突っ走るだろう。
ビジネスマンというより、投資家という方が相応しい印象。

2016年12月2日金曜日

ポートフォリオ

現在は、アルデプロとシードリルの2銘柄。

アルデプロは最近の相場でもパッとしないが、ここはステップ応答みたいな株価の動きなので仕方ない。
順境なときは滅法強い会社なので、何らかの材料が出るまで待つ。
どんなに遅くても、1年以内には強気の材料が出るはずだ。

シードリルは、OPECの決定後から急騰した。
急騰したけれども、OPECの減産幅はアメリカと比べれば1/4以下だ。
ファンダメンタルズ的にはそれほど変化していない。急騰のエネルギーは以前からあったと思う。

原油価格の今後を妄想する

さて、OPECの減産が決定したわけだが、どこまで原油価格は上昇するだろうか。
OPECのニーズとアメリカのシェールオイル企業について振り返ってみよう。

OPECで産油量が圧倒的なのはサウジアラビアであり、予算均衡価格は67ドルぐらい。
横ばい時のボックス幅を10ドルとすると、1バレル70~80ドル程度にはしたいはずだ。

一方でアメリカはどうか。価格が上がれば、当然シェールオイルは増産される。
しかし彼らも価格下落時の下値余地を残しておかねばならない。例えば15ドルを確保したいとする。
そうなると、1バレル60ドルになっても、操業できるのは生産コストが45ドルの油田までだ。

1バレル60ドルでも生産コストが45ドルまでとなれば、これは現状とほぼ変わりないんじゃないか。
オイル屋からすれば、今の価格は安すぎるのである。
つまり、60ドルになったから急激に増産、というのは出来ないんじゃないだろうか。

70ドルまで上がれば、15ドルの下値余地を取っても生産コストは55ドルまで許容される。
そもそも、15ドルというのはただの仮定だが、結構タイトな幅だ。状況が悪くなればすぐ割り込んでしまう。
余程状況が好転しない限り、増産ペースはかなり限定的になると思う。

結局、70ドル~80ドルがひとまずの目安かなあ。しかし、全然見当違いな可能性もある。
仮説にすぎないし、当たらなくたって構わない。
原油価格の値動きと、アメリカの原油生産量を追いかければいい。それらが教えてくれるはずだ。

ちなみに、アメリカの減産幅はかなりやばいレベル。
世界各国の石油生産・輸入・輸出量をグラフ化してみる
このサイトによると、2014年は日量1413万バレル。現在は870万バレル。

なんとピークから500万バレル以上減産している。OPECなんてようやく120万バレルだ。
この非常時の対応の速さは流石に図抜けている。容赦ないね。
規模はOPECの方が大きいが、意思決定の強さでアメリカの方が価格決定力を持っているとも言える。

2016年12月1日木曜日

シードリル

ようやく52週移動平均線に近づいてきた。
2013年の終わりに52週を下回って以来、三年間、一度も52週を上回っていない。
現在、移動平均線は3ドルぐらいなので、そろそろ価格が上回りそうである。

もちろん、移動平均線を上回ったから必ずトレンドが転換するとは言えない。
しかし、原油価格上昇というファンダメンタルズが加われば、現在は転換中と考えるのが自然かと思う。

原油

OPECは半年間、120万バレルの減産で合意。
そりゃそうだろうね。減産しなかったら原油急落もあり得るから。
急落したとしても、減産の圧力が高まることになるので、どっちみち減産するには違いないけれども。

あと、OPECは非OPECにも減産を求めている。こちらは合計で日量60万バレルの減産。
アメリカも空気を読んで減産を続けてくれれば、原油価格は劇的に回復しうる。

とはいえ、50ドルちょいのところに抵抗線があるのは明白で、これを超えられるのかどうか。
今のところ、トレンドは横ばいからジリ上げといったところ。


2016年11月28日月曜日

ジェシー・リバモア

11月28日は彼の命日だ。
彼が書いた本の邦訳から、一節を紹介したい。
成功によって手にできる成果は、自ら記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出すという点において、どれだけ偽りなく誠実に努力したかに比例する。
痺れる一文で、流石リバモア。
私といえば、大して記録もつけてないし考えてもいない。精進、精進、精進。

2016年11月20日日曜日

新興国株

ドル高で資金が米国に向かう。
そうなると、新興国からは資金が引き上げられ、通貨安、株安のダブルパンチか。
東南アジアの株式は、確かに頭が下がり始めている。

日経に記事もあった。
新興国通貨安、景気に影 投資マネーが米に流出
債券まで下げてトリプル安の国もあるそうだ。

もっとも、理屈で言えば、通貨安なら輸出業は業績上がっても良さそうな。
ドル建て債務が多い企業は厳しいのか。個別事案になるけど、ともかくトレンドに逆らっても仕方ない。
この調子でドル高が過熱し、新興国株が売られていけば、数年後には面白くなってるかも。

2016年11月19日土曜日

米経済と日本株と

減税と財政出動で米経済は上向く。
一方で米国債の価格は下がり、金利が上がる。トレンドは円安ドル高。
円安の恩恵で、日本株も上がる。

しばらくその調子で上がっていった後、金利はどこかの時点で上げ過ぎになる。
誰かが支払えなくなって、そこからベア相場が始まる。

それまで、皆が踊っている間は一緒に踊ろう。
変調するときは、相場が教えてくれる。全部チャートが織り込む。
チャートが下落相場を織り込み始めたら、相場から引き揚げて眺めていればいい。

2016年11月18日金曜日

ポートフォリオ

現在は、シードリル、アルデプロ、現金(ドル)。

さて、シードリルから見てみよう。ここは、原油価格次第だけど。
今年1月の安値は更新していない。200日移動平均線も横ばいに近くなってきた。
しかし、まだ下げ圧力が強いので、しばらく辛抱が必要かと思う。

次、アルデプロ。 今年に入ってから安値を切り上げている。
ここの商売は単純だ。空きテナントが多いビルに明け渡し交渉してビル全体を取得し、開発業者に売る。
もちろん、買ってくれる開発業者がいなければ大赤字になる。確かにリーマンショックではきつい。

東京なら古いビルは沢山あるだろうし、テナントが少ないなら開発し直して新しくした方が良いだろう。

中期計画の策定が好きな会社なのだが、2017年までの計画しか発表されていない。
2020年ぐらいまでの計画が欲しいところ。

ちなみに、今期の業績は、達成できれば株価最高値を記録した2006年に近い。
当時の株価は5,440円。今は114円。もちろん、2006年はPERなどの指標からすれば高すぎる。
逆に、現在はまだ純資産マイナスという、とほほ状態なためか安すぎる。

借入金の金利は、2014年7月期で平均4.7%、2016年7月期で平均2.8%。順調に下げた。
最近の業績と現在の不動産市況から判断して、金を貸すところが増えたということだろう。

金鉱株振り返り

バリックゴールド(ABX)の株価推移を振り返っておこう。
上がABXで、下が金の週足チャート。

8月2週でABXのトレンドラインは切れている。
金は9月4週で切れている。
ABXのチャートだけなら9月以降はいつでも売れたし、金のチャートを加味しても10月一杯は売れた。

なぜ売るのが遅れたかといえば、金のトレンドは半年程度では終わらないという思い込みが強かったせいだ。
あと、正直チャートもろくに見てなかった。そのうち上がるでしょ的な。注意力が散漫すぎる。
これは昨年の中国株にも当てはまる。
 
これからABXが上がるのか下がるのかは分からない。もしかしたら反転するかもしれない。
しかし、その希望にかけて保有し続けるのは、やるべきことではない。

また、思い込みは大敵であり、どこまで上がるか下がるかなどは自分で判断しても意味がない。
どこまで行くかは相場しか分からない。

そんなことは大抵の本に書いてあるんだけど、愚者は経験から学ぶというからね。
ちょっとずつでも上手くなることを目標に、今後も相場を張る所存。



アルデプロ リーマンショック前

思ったよりとんでもない会社だった。
リーマンショック前に発表していた中期計画書をご覧ください。

アルデプログループ中期経営計画の第2次改定に関するお知らせ
アルデプログループ中期経営計画の第3次改定に関するお知らせ

今となっては黒歴史だが、なかなか破壊力のある計画である。
本当に不動産屋?と聞きたくなるような急拡大ぶりだ。
一年ごとに一年分計画が前倒しされているような感じ。

そして、2014年に策定した2017年の業績も前倒し気味である。
ちなみに、リーマン前の第3次改定では、売上2,000億円・純利益176億円まで計画している。
売上750億円から、わずか3期で。それも、リーマンショックが無ければ2期で達成したかもしれない。

順境の時はやたらと強い会社のようだ。
逆境の時はやたらと弱いけどね。

4%減産

サウジやOPEC湾岸諸国、4%減産の用意表明=関係筋

4%減産するらしいけど、作り過ぎなので、4%ぐらいは大したことない。
OPECの生産量、過去最高水準に 今年7月
今年の7月で日量3,310万バレルだから、実施すれば130万バレルぐらいの減産か。

それでも日量3,200万バレル近い。
リーマンショックの時は3,000万バレルを切ってるので、それぐらいやらないと上がらないだろう。

2016年11月16日水曜日

サウジの予算均衡価格

今年8月に、産油国の予算均衡価格としてイラン87ドル、サウジは106ドルという記事を紹介した。
しかし上記の価格は、原油価格暴落前であり、緊縮財政の今はまた違うはずである。

というわけで、別の記事を探してみた。
原油価格めぐる対立、サウジアラビアよりイランに有利

これによると、サウジは67ドル。106ドルは雲の上の価格だからね。
サウジで67ドルなら、他の国も60ドル近辺まで下がってるはず。

ドル高なら、普通に考えればコモディティには下げ圧力。
でも米国が大規模な財政出動をするなら上げ圧力になるので、ドル高の影響は大してないかも。

緊縮財政でも1バレル60ドル必要となれば、40ドルを下回るのは考えにくい。
下回ったとしても、恐らく40ドルまでは戻すはずである。産油国が許さない。

米国のガソリン価格について、面白い記事があった。米ガソリン、牛乳より安い
ガソリンが牛乳より安いという記事なのだが、なんとこの20年では牛乳の方が高いのが普通。
ガソリンがミルクと戦うためには、原油は1バレル100ドル必要なのである。ミルク恐るべし。

閑話休題。
原油チャートは42ドルから52ドルのボックス。ボックス内で膠着が一番悪いシナリオかな。

SDRLを振り返ってみよう。ここは、今の原油安の状況でも利益を出せている。
今期は第2四半期まででEPSは0.62ドル。株価は2.28ドルだから、第2四半期までのEPSでもPER3.7倍。

特別損失が無ければ残りの四半期でも利益を出すはずである。
等倍なら今期はEPS1.24ドルだし、2015年も特損を除けばEPS0.97ドル。
実質PER2倍台前半でやりとりされているのと同じ。明らかに安いと思う。

8925 アルデプロ

アルデプロは不動産屋。リーマンショックで債務超過となった。
さらに2013年度までの決算はお察しください
しかし、2014年度から3期連続増収増益。勢いは素晴らしい。

ボコボコに赤字続きだったので、しばらく税制上の恩恵があるはずだ。

月足チャートは、怖すぎるので載せられません。怖いものを見たい方はどうぞ。
週足チャートで見ると、2014年に一気に跳ねて、そこから2015年まで下げトレンド。

現在は100円帯で膠着状態。
しかし、直近の安値は2015年8月の89円で、そこからは安値を更新していない。
つまり、1年以上安値を更新していない。これはプラス材料だと思う。

リーマンショックで債務超過になりながらも、業績が回復しだして株価も回復しつつある。
中古車のハナテンと似ている。ハナテンは540円でTOBされたけど、私が気付いたときは100円台だった。

2016年11月14日月曜日

現況

まつだいらは にげだした!

コモディティはパッとしない。しかし、GDPからするとダウと日経は割高で株は買えない。
現在は円安ドル高。
トランプ氏の政策だと米国債の発行額が増え、利回りが上昇し、結果ドル高になるという理屈らしい。

しかし、トランプ氏はドル安論者じゃなかったっけ? 
どっちに行くんでしょうね。ちょっと分かりません。

全て売り払って現金(ドル)にしました。ドルなので消極的に米国を買っている状態です。
しばらく何もせず、注視するお仕事をしようと思います。

ビナミルク

ベトナム株ってどうよ、ということでビナミルク。
ROEは40%ぐらい。ROAは30%。
2004年の売上高は4.2兆ドン。2015年は40兆ドン。11年でざっと10倍。

40か国以上に乳製品を輸出していて、世界人口は伸びていく。
人口が伸びれば乳製品の需要も増加していくだろう。
ビナミルクがどこまで伸びるかは知らないけど。

日本からベトナム株を買うのは、結構ハードルが高い。
SBI証券で取り扱っているが、取引手数料が片道2.16%。
これに加えて、為替手数料が10,000ドン当たり2円。

現在、10,000ドンが48円なので、ざっと50円当たり2円の手数料。4%になる。
つまりベトナム株を買うとなると、為替手数料と取引手数料を合わせて、片道で6%以上。
結構きつい。

整数倍狙いならどうか。
この場合は、為替を考慮しなければならない。ベトナムドンは長期では切り下げが続いている。
2007年は10,000ドンで75円ぐらいだった。現在は48円。36%下げた格好だ。

ただし、ベトナムドンは2011年からクローリングペッグ制に移行しているそうだ。
ドルペッグに近いので、2011年から見ればそれほど激しくは変動していない。
もちろん、動く方向はドン安一択なので、為替差損が出る方向には違いない。

現在のビナミルクの売上高は2,000億円ぐらい。
株価は、2011年の30,000ドンから138,500ドンと、5年で4.6倍。
ただし、無償増資が複数回行われている。2011年から1対2、1対2、1対5、1対5、1対5。

これらを考慮すると、2011年からの伸びは4.6*3.88で17.9倍となる。 
5年で17.9倍かあ。そりゃ凄いねえ。
配当が手厚い企業でもあるので、リターンマシマシ状態。

PERで考えると、無償増資の影響でEPSは2014年と変化していない。年間6,000VNDぐらい。
そう考えると、EPSは変化ないのに株価は倍以上を記録したわけで、現在は割高と言えるかも。

追記
無償増資がチャート上に反映されていないという物凄い勘違いをしていた。
反映されてるに決まってる。そりゃ当たり前だわ。寝ぼけすぎだ。
というわけで、株価は見たまんま、2011年から4.6倍で正しいです。

2016年11月13日日曜日

マリファナ企業

株価が1ドル以下の企業が結構あるが、1ドル以下は省く。

AERO
株価4.56ドル。3年連続営業赤字。

CANN
3.48ドル。ここも3年連続営業赤字。

CARA
9.44ドル。ここも(略

CBDS
4.75ドル。(略

利益を出している会社が見事に無い・・・、と思ったら一社あった。

INSY
売上は2013年から2015年で3倍。営業利益も3倍。
しかし今期は売上、営業利益ともに低調。
製薬会社は薬品ひとつで収益が大きく変動するからなあ。

まあ、パスですね。一見した感じだと。

マリファナ

アメリカでは合法化が少しずつ進んでいる。
何と上場企業まである。それも複数。

マリファナを売っている会社。
なんとも言えないが、実はピーター・リンチの好む銘柄に近いかもしれない。
成長産業だし、間違いなく気が滅入る商品だし、わかりやすいし、使い続けなければならない。

う~ん。
調べるだけ調べてみようか。下記のリストだけで37社ある。
マリファナ企業のリスト

2016年11月1日火曜日

原油

OPECの減産調整が難航しているそうだ。
生産高でいえば、OPECの中ではサウジが圧倒的だからね。
サウジが減産しろと、多くの加盟国が言いたくなるのは自然かな。

OPECはともあれ、原油価格の下落は米国の作りすぎが原因である。
現在の原油生産高1位は、サウジでもロシアでもなくアメリカだ。
原油国別1day生産量推移

米国は、反省して生産高を減らしつつある。当然在庫も減少傾向だ。
米国の石油在庫は、半年で0.5億バレルほど減っている。
仮にこのペースが続くと、来年の今頃の石油在庫は3.7億バレル程度になる。

最新の統計概要

3.7億バレルは、価格下落前の在庫量とほぼ同じだ。
OPECの減産調整にかかわらず、このまま米国の在庫が調整されていけば、原油価格は上がっていく。
OPECとロシアが増産したりすれば、その限りではないが、まずありえない。

実際は、価格上昇で減産ペースは落ちるようだ。
来年の米原油生産見通し上方修正、価格上昇で=EIA
今年は日量83万バレル減。来年は41万バレル減。それでも在庫調整は進んでいく。

世間の見通しより、私は楽観的である。

2016年10月29日土曜日

ドル円

相場は、ブラジル以外は停滞中。

現在、ドル円は105円。ここ数か月は円安方向に動いている。
しかし月足で見てしまうと、まだ円安にトレンド変換したとは言いにくい。
むしろ、年初からの円高がきつすぎて、一時休止している状態に見える。

年内にかけてボックスを形成すると思われる。
近年の傾向では、円高は少なくとも2年は持続している。
2年までは、あと8か月程度残している。ポジションはそのままで、様子見。 


2016年10月25日火曜日

将棋連盟の最善手は何か

三浦九段の件で、将棋連盟の最善手は何か、考えてみよう。

1.告発側の棋士を実名で公表する(連名も可)
2.告発側の棋士が、疑義のある棋士のPC、スマホの解析費用を負担する
3.調査範囲は、告発側の棋士が決定する(家族などの分を含めるかどうか)
4.SNSおよび公の場で黒発言をした棋士は、告発側とする
5.解析結果が白だった場合、告発側は公の場で謝罪し、名誉に対する賠償金を出す
6.黒だった場合、不正棋士は除名処分とする
7.解析結果が出るまで、一切の処分はしない
8.解析前に疑義のある棋士が不正を認めた場合、除名処分とする

こんな感じかなあ。
これなら三浦九段は竜王戦に出られたし、 うかつに黒発言する棋士もいなくなるだろう。

実際にどういう扱いにしていくのか分からないが、告発側のリスクが少ないのはおかしい。
告発の際のルール作りは急務だと思う。

2016年10月23日日曜日

三浦九段のスマホ提出

三浦九段の2回目の反論文書全文

というわけで、三浦九段のスマホおよびPC4台は解析されることになった。
三浦九段の最後の文章が、何とも言えない。
将棋連盟をどうにかしてくれ、という感じである。

遅くとも11月中には白黒がはっきりするだろう。
渡辺竜王は、疑惑の段階で一方的に棋士を処分することについて、躊躇いはなかったのだろうか。

最初に収集がかかった棋士たちは反論しなかったそうだ。
40代は触らぬ神に祟りなしというか、よく知らないし、という感じだったのだろう。
佐藤名人は、そもそも渡辺竜王と仲がいいので反対するわけない。

しかし、将棋界全体がそれに同調するわけではない。丸山九段などは、真っ向から反論している。

普通の手続きなら、疑惑があるならスマホやPCを徹底調査するのが最初だ。
その後、不正がわかれば厳しく処分すればいい。

スマホとPCを調査機関に提出するわけだから、不正はないだろう。
あるならそもそも出せないからね。

解析結果の発表を待ちたい。
しかし、黒なら除名でいいだろうが、白ならどう落とし前をつけるつもりだろうか。

2016年10月20日木曜日

羽生三冠と渡辺竜王のコメント

「灰色に近い」と羽生三冠はコメントしていたそうである。
「灰色に近い」って変な日本語だが、確証はないが疑っているということだろう。
ただ、羽生さんは今年三浦九段と対局していない。他の棋士の話だけである。

竜王は黒だと言っている。
あまりにも鮮やかに負けた対局を調べたら、アプリとの一致率が高かったということらしい。
将棋「スマホ不正」問題を渡辺明竜王が独占告白

三浦九段は、聴取の際、文書でアプリの画面を印刷して提出したとのこと。
アプリ画面を印刷したって全く証拠にならないのだが、機械オンチの三浦九段らしい対応である。

しかし、一局似たような将棋を事前にコンピュータと指していれば話は同じはずだ。
阿部光瑠六段も、森内九段に対してコンピュータの手順で攻めて勝った将棋があった。
三浦九段だって研究にコンピュータぐらい使うだろう。

やはりスマホとパソコンの解析をしないことには決着がつかない。
解析すれば済む話だから、さっさとやってくれるといいね。
今の時点では、私は竜王の無理攻めだと思っているが、さてどうなるか。

2016年10月19日水曜日

三浦九段の続報

今日の新聞では、三浦九段は連盟にスマホとパソコンの提出をしようとしたらしい。
連盟がそれを拒否したそうだ。

これが事実なら、三浦九段は不正していない。
何故なら、連盟は追加調査をしないと発表しているからだ。
連盟は不正しているかどうか、自信が無いのである。

連盟が恐れていたのは竜王戦での不正発覚であり、それの阻止が第一だったということになる。
不正しているかどうかは問題ではなく、不正発覚のリスクを避けたかったのだろう。
竜王戦まで時間もなく、解析している暇はなかった。

三浦九段が出場辞退届を出さなかったのは、ショックで気持ちの整理がつかないままだったからだと思われる。
何せ期日まで1日ぐらいしかない。
そこから一方的に処分されたとなれば、それは収まらないだろう。

三浦九段、攻めどころだ。

棋士としての名誉がかかっている。
第三者に解析させ、不正がないことを証明して発表できれば、相手は詰んでいる。
そうなれば、損害賠償になるだろう。

竜王戦は挑戦だけでも1,590万円の賞金が出る。
また、いい加減に不正告発して間違いでしたというのは、せめて相応の金額を払うのが筋だ。

新婚家庭なのに、あらぬ疑惑をかけられて賞金もないまま黙って下がるようでは温い。
弁護士も立てているそうだし、三浦九段には谷川会長と告発棋士を光速で寄せて欲しいものだ。

2016年10月14日金曜日

三浦九段と将棋アプリ

なんとも衝撃的な発表だった。
三浦九段に将棋アプリの使用疑惑がかかっているらしい。
事実なら引退だ。出鱈目ならこれほど失礼なことはない。

ところで、三浦九段は機械の操作は全然ダメなはずである。
今回の疑惑は、単純にスマホアプリを使用したかどうか、という点にある。

そこで問題になるのは、スマホアプリの棋力である。現在はどのくらいなのか。
磯崎氏によると「ponanzaならR3400(推定)、魔女(やねうら王)+Apery最新評価関数でR3200付近」
スマホで最強の将棋ソフトを動かすとどれくらいの強さですか?

技巧がスマホアプリで使えるそうだが、恐らくR3200ぐらいか。
プロ四段がR3000ぐらいだったはず。スマホアプリのR3200は十分にプロレベルだ。
しかし、三浦九段が一手一手相談しないといけないかというと、そこまで圧倒的ではないと思う。

一致率が高いというのも状況証拠として挙げられている。
しかし、離席流として知られる糸谷八段の一致率が高くなったら、聞き取り対象になるんだろうか。
報道の内容だけでは、どうにも根拠が薄弱のように思える。

一番手っ取り早いのは、三浦九段がスマホを提出して第三者に解析してもらうことだろう。
だが、怒りのスマホ提出、という流れでもないようである。どうにもはっきりしない。

チェスではチートが度々確認されている。手口も巧妙になっているそうだ。
将棋でもチート防止が課題になり続けると思う。

2016年10月12日水曜日

叡王戦と電王戦合議マッチ

千田五段が本戦PVで、羽生三冠 vs ponanzaなら、ponanza2戦2勝と述べている。
「勝率0.5%を5%まで上げられれば万々歳」ということだそうだ。

現在のponanzaは森下九段が戦った時点のツツカナより、角一枚ぐらい強いそうである。
あの時点のツツカナですら十分強いのにね。

既にコンピュータは、羽生三冠でも相当な実力差があるレベルになってしまったようだ。
コンピュータと戦うのが叡王戦なわけだが、あんまり長続きしないかもしれない。

森下九段が電王戦合議制マッチを大晦日にやるそうだ。
何かこういう、「まともに戦っても勝てないのでエキシビション的なもの」という方向になるのかも。

エキシビションならコンピュータ側は駒落ちに出来るので、実力差は任意に埋められる。
問題は、駒落ちで戦うプロがいるかどうかだけど。

2016年10月6日木曜日

SDRL

私が試し玉を入れてからスルスルと下落。
「またも逆指標になってしまったか」と落ち込んでいたところ、減産発表で息を吹き返した。

チャートを見ればわかるが、SDRLは52週移動平均線が大事である。
2013年の終わりに52週MAを割り込んでから、一度も上回っていない。
つまり、そろそろ丸3年間、下げトレンドということになる。

まだ移動平均線は価格より1ドル上だ。
しかし、世界的な減産体制を背景にすれば、来年の第1Q~第2Qには上回っていると思う。


2016年10月1日土曜日

原油

OPECが減産で合意したそうである。
OPEC、減産で一転合意 8年ぶり 原油安に危機感

いつまでも今の状況が続くのはよろしくないということだろう。
チャート的には、既に上げトレンドに入っているけれども、先は分からない。
ただ、24月の移動平均線がかなり迫っているので、上抜けていけば面白いと思う。


2016年9月21日水曜日

市場原理主義

ブックオフで108円で売られていた「ソロスは警告する」を斜め読みする。
市場原理主義をソロスは否定している。
もし市場に完全に任せれば、バブルの発生と崩壊の回数が増えるだけと述べている。

規制と介入により、バブルの発生と崩壊は抑えられているという見解である。
もちろん、それは政府と中央銀行が間違えないことを意味しない。
彼らもまた間違えるが、間違えるからといって規制や介入が不要ということにはならない、という理屈だ。

市場原理主義は、要するに効率的な市場を支持する立場である。
市場が効率的なら、市場に任せておけばいい。
しかし、市場は効率的ではない。不完全な知識による参加者が大勢いるからだ。

言われてみれば、単純で自明だね。

2016年9月19日月曜日

ドイツ銀行

リーマンショックはいまだに尾を引いているようだ。
米国、ドイツ銀行に140億ドルの賠償請求
しかし、なんで今頃なんだろうか。

金融派生商品で損を出したという話も見られる。
[EU] リーマン・ショックの悪夢再び?「ドイツ銀行が危ない」

金融派生商品といえば、スぺランデオ師匠がコメントしている記事があった。
Legend Says Silver & Gold Are Going To Shock People On The Upside As $630 Trillion In Derivatives Meltdown

師匠は世界の630兆ドルの金融派生商品のうち、少なくとも10%はメルトダウンすると述べている。
10%って63兆ドルだから大体6,300兆円だよ。
世界の株式市場時価総額とほぼ同じじゃん。流石にそりゃないだろう。

ドイツ銀行はレバレッジ効かせすぎとの記事もある。
ドイツ銀:次のリーマン・ブラザーズか、レバレッジ比率は47倍の推測

レバレッジ47倍は確かに凄いね。
金融派生商品が2%吹っ飛ぶと94%吹っ飛んじゃう計算になるけど。

リーマン・ブラザーズの金融派生商品残高は35兆ドルだったそうだ。
大体、世界的な銀行はそれぐらいの取引高が普通のようだ。

しかし、そんなに巨額な金融派生商品を取り扱わないといけないのか、と思ってしまう。
マネーゲームも楽じゃないね。

2016年9月13日火曜日

Gold

金鉱株、銀鉱株ともに調整中である。肝心の金のチャートはどうだろうか。
チャートを見てみると、10月中にはトレンドラインが1,300とぶつかる。
ぶつかった後、上げトレンド継続なら跳ねるし、トレンド転換ならラインを割り込む。

上げトレンドが始まったのは今年初めからで、まだ1年経っていない。
確率的には、継続する方に賭けるべきだろう。


2016年9月3日土曜日

不動産

アベノミクス以来、不動産は好調だったが、最近はチャート上でどうなっているだろうか。

大和ハウスは月足の終値で24ヵ月移動平均線を下回った。
アベノミクスから見ると初めてである。 大東はまだ頑張っているね。

業績は2社とも堅調である。
しかし、大和が景気悪化か何かを織り込んだ可能性はあるので、注意は必要だと思う。


2016年9月1日木曜日

金、銀、原油

最近は利上げを織り込んでドル高方向に動いて、原油、金、銀、円が下がっている。
しかし、原油は需給が緩やかに回復していくし、金と銀も世界が印刷した紙幣の量に比べればまだまだ。
もし中国のように半年でトレンドが終わったのであれば、それはそれまで。

SDRLは、売上は下げ止まっていない。第2四半期のEPSは0.52ドル。
売上原価は相当に抑えてきている。原油価格が厳しくても、利益が出せるものなんだね。

2016年8月23日火曜日

Jarand Rystad

私は原油価格の上昇を予想している。2018年で80ドル水準でもおかしくない。
世界には似たようなことを考えている人がいるもので、そういう記事があった。
Oil prices will hit USD100 per barrel in 2020, says Rystad

Jarand Rystadって、日本語ではどう書いたらいいだろうか。
そのままジャランド・レイスタッドでいいのかな。
まあともかく、彼は2020年で1バレル100ドルを予想している。

面白い部分があったので、引用して訳してみよう。
Rystand compared this oil cyclical movement to pork price fluctuations in Germany in the 1920s - when pork prices were good, farmers (producers) rushed into production that created a surplus. The excess commodities that led to crash in prices, prompting some farmers to reduce production which led toward another cycle of tight market, pushing prices up again.
“The current market appears to be a cyclical issue, and the best cure for the low oil price is low oil prices,” Rystad said. 
レイスタッドは、この原油のサイクルの動きを、1920年代に起こったドイツの豚肉価格の変動と同等に見ている。豚肉価格が高かったとき、農業経営者は余剰を生む生産に殺到した。余剰生産は価格暴落の引き金となったが、機敏な経営者は生産を減少させ、価格を再度上昇させるサイクルへと導いた。
「今のマーケットはサイクルの問題が出ているように思える。そして、低価格な原油への最善の解決策は、低価格な原油だ。」
アメリカがシェールオイルの減産に取り組んでいるのは、まさにこのドイツの状況と同じといえる。

2016年8月22日月曜日

投資家と投機家と相場師、あるいはギャンブラー

投資家と投機家と相場師、あるいはギャンブラー、これらの定義は曖昧である。
相場での売買は、人によって投資とも投機とも、またギャンブルとも定義される。

そんな定義はどうでもいい。
我々の関心は、自分の行為を定義することでなく、相場から得るものだ。
果たして、私はどれだけのパフォーマンスを得たのか。

テクニカルが優れているのか、ファンダメンタルズが優れているのか、その議論もどうでもいい。
短距離走選手と長距離走選手と、どちらが優れているか尋ねるようなものだ。
どちらも素晴らしい。

相場は、金銭に関する無限の可能性を提供している。我々も本来は可能性の存在である。
良くなる可能性も、悪くなる可能性もそこにある。ただ存在している。
それは善悪ではなく、我々が我々に似せて作ったものに過ぎない。

相場は誰のポジションも気にしない。誰がどうなろうと気にかけることはない。
しかし、逆に言えば、それはあらゆる人のあらゆる売買を受け入れているということでもある。
あらゆる人のあらゆる判断を受け入れているだなんて、相場はそんなにも度が過ぎている。

1株が2,000万円相当の株なんて、小説で書いたらどう思われるだろうか。
荒唐無稽と言われるに違いない。しかしそれは現実にある。
この一事だけでも、相場の素晴らしさを表すのに十分だ。

2016年8月20日土曜日

Berkshire Hathaway

例の爺さんの会社の株価を見てみよう。
1980年に260ドルだった株価は、現在22万3,040ドル。 日本円では1株2,230万円。
36年で857倍。確かに、文句なしに世界最高水準でしょう。思わず謙虚な心持になってしまう。

PERは14.38倍だから、EPSは15,510ドル。現在のEPSで80年当時の株価の約60倍稼いでいる。
これに比肩する値上がり株は、日本株ではちょっと無さそう。
例えばヤフーは上場以来475倍を達成したけど、現在は210倍水準。

ファンダメンタルズだテクニカルだというのは、結局どこまで自分を貫徹できるか、ということだろうね。
そういうことを、あの偉大な爺さん達は教えてくれている。


2016年8月19日金曜日

原油価格の今後

皆の想像より順調に回復するかもしれない。
原油価格の下落はアメリカの過剰在庫が原因で、それをシェールメジャーが分かっている。
だからこそ協調して減産している。もちろん自然淘汰もあるだろうけど。

価格が上がるとシェールの増産が始まって頭を叩かれるという意見もあるが、その蓋然性は低いと思う。
だって、価格が上がったからすぐに増産路線に戻しますって決定は、相当しづらいでしょう。
また1バレル26ドルになったら、という恐怖の方が先にくるはず。

私がシェールメジャーの人なら、増産路線は少なくとも2018年以降だよ。
需要が伸びて在庫が減って価格が堅調になってからじゃないと、すぐ価格が下がって苦しくなるだけだから。
そう考えると、しばらく価格が上がっていってもおかしくない。

目下は、24ヵ月移動平均線が近づいているので、ぶつかってどうなるか。
価格に先行するモメンタム指標は結構いい感じになっているので、堅調に推移する可能性がある。
とはいえ、結局マーケットがどう動くか分からないし、逆らう気もないので、駄目ならすぐ逃げるのが大事。

産油国の予算均衡価格

OPEC加盟国の予算均衡には原油の大幅な上昇必要
多くの国の予算均衡には、80ドルから100ドルの価格が求められる。
もっとも有利なのはカタールで、55.5ドルだそうだが、それすら割り込んでいる。

原油マーケットの現状と向こう2年の見通し
アメリカで原油在庫が過剰になったのが、価格下落の要因だそうだ。

しかし、それも減産中である。EIAのサイトでは、9月も減産予定のようだ。
8月もシェールオイルは減産継続見通し
Drilling Productivity Report

面白いことに、米国の生産量は去年の7月ぐらいでピークを迎えているが、輸入量を増やしている。
最新の統計概要
米国在庫は大して減ってないのに価格が回復しているのは、輸入量の増大も織り込んでいるからだろう。

原油価格は、上げトレンドラインが一応引ける。
信頼に足るトレンドラインになるには、もう少し安値点が欲しいところ。
このラインが機能すれば2年後には90ドルぐらい。

そこまで順調に伸びるかどうかは知らないが、皆が倒れてしまう価格が長続きするとも思えない。



2016年8月17日水曜日

52週MAとSDRL

今年2月の高値と52週移動平均線が、あまりにもフィットしていて美しい。
2月に原油が底を打ってから、株価はわずか数日で2ドル弱から7.5ドルまで伸びた。
爆発力はある。

今のところ、52週MAに綺麗にごめんなさいしているが、MAも勾配が小さくなっている。
RSIのボトムも2014年の後半であり、既に2年近くになる。

2013年末から、52週MAを上回っていないが、ここを超えればトレンド転換になるかもしれない。
今年中か、遅くても来年の上半期中にはぶつかるだろう。確認だけしておく。


2016年8月16日火曜日

原油II

原油に関する記事、追加で。
ロシア、低原油価格時代の終わる時期を予測
原油価格の本格回復、18年まで困難か 過剰在庫解消せず

価格はファンダメンタルズに先行する。
インドが中国に代わって原油の需要国となるだろう。
世界で最も石油をがぶ飲みする国になっていくインド

2月の26.51ドルの安値を試すはずだが、39.51ドルと、はるか上で反発している。
一気に100ドルまで戻ったりはしないだろうが、長期的には買えると思う。

シェール企業は、15年以降で60社が破綻したそうだ。 4月に日経が報じている。
米シェール淘汰の波、破綻60社・負債2兆円 15年以降
シェール企業が統廃合しているわけだから、これも長期的にはプラスだろう。

日本市場の未来

GDPは、年の成長率換算で0.2%だそうだ。
人口オーナスなんだから、低成長ないしマイナス成長はむしろ自然である。

日本の株式市場は、個人的にはあまり魅力が感じられなくなってしまった。
官製相場で、基本的に株は割高である。ファンダメンタルズでは買いにくい。
かといって、売りから入っても日銀が相手なので利が乗りにくい。

実効実質為替レートでいうと、1ドル100円でも大変安い水準である。
今回の円高は長期になると思う。

株式市場は、現在進行形の円高と、2019年10月の消費増税を織り込む必要がある。
しかし、まだ為替すら十分に織り込んでいない。
下げ相場も相当に長期になるだろう。

トレンドラインは、2019年7月で日経10,000を指している。
この辺まで下がり続けてもおかしくない。うっかりすると8,000まで行く。
逆に言えば、その水準なら日本株の購入を考えることが出来る。日本に関しては待つのみだ。

2016年8月14日日曜日

ロシアルーブル

USD/RUBの週足チャート。
高値は今年1月で、トレンドラインは切れている。
長期の移動平均線はまだ価格の下だが、ぼつぼつ反転の準備をしているような感じ。

資源国としてはブラジルの方が反転が早いが、ロシアも後を追うと思われる。


2016年8月13日土曜日

ATW

アトウッドオーシャニクス。ここも石油ガス会社。
何故かよく分からないのだが、なんと現在の状況でも利益を出している。
9月期決算で、今期も第3四半期までに4ドル稼いでいる。株価は9.19ドルに過ぎない。

もっとも、SBI証券によると、来期は赤字のようである。
いずれにせよ、ここの株価も原油チャートをそのまま拡大したようなもの。
機会があれば、いくつかこの類の会社を買ってみたい。まだ半年か1年は早そうだけど。

SDRL

シードリルは、石油ガス会社。
チャートを見ればわかるが、株価は2013年に48.09ドルを記録したものの、真っ逆さまに落ちた。
今年2月には1.57ドルを記録した。97%近く下落したわけだ。

現在は2.75ドル。しかし、原油価格が高いときは、配当で2~3ドルだった。
Key financial information
チャートは相当に破壊力があるが、原油価格と連動していることは間違いない。

過去の配当額につられて購入した投資家を粉砕したという点で、ミナスジェライス電力にも似ている。


原油

今のところ、1バレル40~50ドル。
需給が改善すれば、価格は元の100ドル水準に戻ると思われる。
しかし、いつ改善するのだろうか。

原油供給過剰 16年も IEA見通し、価格低迷長期化の可能性
[FT]原油の需給不均衡、2017年まで続く見通し

記事によると、17年で需給が均衡し、それ以降は需要の方が多くなるようだ。
実際、相場は需給改善を織り込みつつある。
24ヵ月移動平均線はまだ価格の上だが、遅くても17年上半期中には価格とぶつかる。

17年中には反転して伸びていくかもしれない。そうなれば、石油関係の会社は面白くなる。
ペトロブラスなどは、今年2月に2.84ドルを記録してから、既に8.73ドルまで上昇している。



2016年8月12日金曜日

フージャーさんの復帰時期

2014年5月、株価が4桁に戻ったらつぶやきを再開すると言い残して、フージャーさんは去った。
彼の復帰時期を、フージャースの業績目標から予想してみよう。
フージャースグループ経営近況報告会

2021年3月期では、売上1,000億、経常利益100億を目指すとある。これは、今期の倍だ。
計画通りに推移し、純利益率が同じとすれば、2021円3月期のEPSは240円になる。
EPS240円ともなれば、流石に株価は1,000円ぐらいにはなっているであろう。

ということで、フージャーさんは2021年3月期決算(2021年5月)までには復帰できると思う。
フージャースが会社目標を達成するのが前提ではあるけどね。


6176 ブランジスタ

しばらく日本株は見ていなかったのだが、まさかこんな銘柄が出ていたとは。
昨年上場した会社だが、安値454円から15,850円まで上昇し、急落。現在は1,818円。
典型的なバブルチャートで、原因はスマホゲームである。

年商1200億円予定の課金ゲー「神の手」、開始2週間足らずでランキング圏外へ
助けて!秋元康全面協力のオンラインクレーンゲーム『神の手』にツッコミが追いつかないの

空気を売るとは斜め上すぎる。よく企画が通ったものだ。
ちなみに、通期のEPSは21.5円の予定なので、15,850円だとPERは736倍だ。
もちろん、PERは賛否両論ある指標ではあるが、しかしあんまりといえばあんまりな数値。

人間の欲とは限りないもので、恐ろしい。


ベトナム

バフェット指標だと、ベトナムは安い。
ホーチミン株式市場とハノイ株式市場を合わせると、1,100兆ベトナムドン。
ベトナムのGDPは、2016年は4,500兆ベトナムドン。

大雑把に1/4で取引されているが、経済成長率は5~6%台で安定している。
VN指数は400~600のボックスを抜けた。
外国人投資家への門戸も段々と解放されているので、 上げ基調が続くと思う。

ただ、おそらくGDP比で1にはならないだろう。
ベトナムも、ロシアと同じく歴史的に低評価な国に分類されるからだ。


2016年8月11日木曜日

バフェット指標で見るダウ

バフェット指標とは、株式市場の時価総額/GDPである。
その指標によると、現在のダウは著しい過剰評価にあるそうだ。
If you follow Warren Buffett’s methodology, stocks are significantly overvalued

引用して、訳してみよう。
Currently, the ratio of Total Market Cap (as measured by the Wilshire Total Market Index) to GDP is 121 percent. There is only one other time since 1971 that this ratio has registered such an overvalued reading…that was in December of 2000.
現在、株式市場の時価総額とGDPの比率は121%になる。1971年以来、こんな過剰評価を記録したのは、他にはただ一度しかない。2000年の12月だ。
下値余地が大きいのは間違いない。しかし、何がトリガーなのか私には分からない。そんな状況である。

ドル円と日経の連動

1ドル100円程度まで円高になったが、日経は16,800ぐらい。
以前より連動してないんじゃないか、というのが率直な感想。
日本株は「日銀の買い」がないといくらなのか

上記の記事では、現在の日経は2,000ほどプレミアムがついているという。
2013年~14年の、1ドル100円前後の株価を見ると、12,445~16,291である。
大雑把には15,000弱で推移しているから、確かにそのぐらいだろう。

ただ、逆に言えば、日銀が頑張ったって精々2,000ほどしか動かせないのである。
例えば8,000まで下がるはずのところを10,000が下値目処になるとか、そういう次元だ。

実効実質為替レートで見ると、少なくとも90までは円高が進むと思う。
過去の円高局面では、どれもレートが20程度は上がっているためだ。
名目では85円ぐらいに相当する。

1ドル85円ともなれば、日経は10,000水準だ。
しかし、日銀が頑張って12,000ぐらいで推移するんだろう。
1年で20円円高になったので、来年の夏ごろにはその辺だと思われる。


2016年8月4日木曜日

ユーロ/ドル

月足チャートでは、いよいよ24ヵ月移動平均線が価格に近づいてきている。
利上げが出来ない米国とユーロ圏の緩和終了を織り込んで、ドル安方向に動くと思う。

仮にそうなると、ドル安でダウは横ばいか微増傾向を維持する感じか。
レイ・ダリオの言う通り、「ベアではない」水準で推移しそうである。

レバレッジ期間の終了した、チャイナの見通しはどうか。
後始末にかかる時間は、米国はもちろん、日本より長引きそうである。

失われる50年。中国指導部の無責任が招く史上最悪のバブル崩壊
スローモーションで崩壊する中国不動産建設バブル

もともと中国株は低評価だったので、日本と違って1/4になったりはしないだろう。
ただし、元はそれなりに下落すると思われる。


2016年7月30日土曜日

都知事選 得票数予想

当落ラインは200万票だが、今回の選挙は世間の関心が高い。投票率は60%を超えてもおかしくない。
有権者1,130万人に対して60%で678万票。主要候補以外は、全て足して50万票程度。
そうなると、3候補での合計が630万票ぐらいになる。

増田氏はさほど伸びず、鳥越氏はもっと伸びず、小池氏の圧勝になるはずだ。
3候補の合計を630万票程度とすれば

小池氏 300~320万票
増田氏 180~200万票
鳥越氏 120~140万票

こんな感じかなと思う。

追記の答え合わせ 都知事に小池氏=女性初、増田・鳥越氏に大差【都知事選】
確定投票率 59.73%
60%には届かなかったが、やはり世間の関心が高い選挙だったと言える。

得票数
小池氏 291万2628票
増田氏 179万3453票
鳥越氏 134万6103票

ん~、まあ大体合ってるので良し。
2週間、都民ではないけれども都知事選を非常に楽しめた。小池氏の手腕に期待したい。

2016年7月29日金曜日

日銀の追加緩和

日銀、追加緩和=上場投信購入6兆円に倍増―政府と連携・マイナス金利維持

追加緩和として、ETFの買い入れ額を3.3兆円から6兆円に増額した。
日銀の追加緩和については、「無しか、あまり効果が無い手しかない」と6月末に書いた。
日銀の追加緩和について

結局、ETFの買い入れが2.7兆円増えただけであり、これでは大して効果が無いと思われる。
政府も政府で、消費増税してから経済対策で28兆円だか突っ込んでるんだから、本末転倒だ。
それならそもそも、増税する必要がないじゃん。自分たちの使える予算を増やしたいだけなんじゃないの?

相場は、日銀の金融緩和終了を織り込んで円高株安に動いている。
国債購入という緩和手段を取っている以上、これは防げない。

また、ヘリコプターマネーなどの過激な手段を取る気が無いのも明らかだ。
それをやるなら、とっくにやっているだろう。
今のところ日経15,000が下値目処になっているようだが、割れるのも時間の問題だと思う。

2016年7月28日木曜日

7974 任天堂

決算資料が出たので見てみたが、爆損状態。
売上3割減、営業損失が51億円、為替差損が350億円、純損失は245億円。

為替差損がでかい。
今のレートで350億円の損失となると、年度を通じてさらに広がる可能性がある。

PokemonGoはそれほど寄与しないそうで、これも残念だが仕方ない。
地図情報など任天堂は持ってないだろうし、どうしたって提携しないと作れない。

非公開会社のNianticと株式会社ポケモンは、PokemonGoのインパクトが相当にあると思われる。
しかし、非公開じゃ仕方ない。

任天堂の株価は、一目だと打ち上げ花火で終わりそうである。

2016年7月27日水曜日

日本人と株式市場

証券投資に関する全国調査 86%が今のところ購入するつもりはない

興味のある金融商品 預貯金58.1%、興味なし33.8%
証券投資を必要と思わない 75.8%
習得したい証券知識なし 50.7%

凄い数字だが、日本人の一般的な常識をよく表している。
デフレが長く続いたし、大多数にとって金融など預貯金で十分なのだ。

大体、コンセンサスを重視する日本人には、相場は向いてない。
正確に言えば、相場におけるコンセンサスだけ無視できればいい。しかし、そういう人も少ないだろう。

現状に不満が無ければ、相場になど手を出す必要もない。
現状を変えるべく、相場に参加するわけだから。
続けていれば、これほど楽しいものも少ないと思うけどね。

2016年7月23日土曜日

7974 任天堂

任天堂、勝手にアクセル全開のポケノミクスにブレーキベタ踏み
あらら。何とも残念な。PokemonGoが任天堂に与える影響は随分少ないと。
それほど期待できないのかなあ。

スマホのヒット作を、ぜひ自社開発して欲しいものだ。
今のところ、スマホゲームこそ「枯れた技術の水平思考」と言える分野なんだから。

2016年7月22日金曜日

金のトレンド

トレンドラインを引いてみた。
勿論、このトレンドラインが機能するかどうかは分からない。
しかし、仮に機能したとすると2018年8月で1,900ドル前後になる。

もっと信頼できるトレンドラインを引くには、さらに安値点が必要だ。
トレンドが持続すれば、そういうラインも引けるようになる。

後2年となると随分長く感じるが、日本市場の下げトレンドもゆっくりとしている。
1年で4,000ほどしか下がらないので、こっちも後2年ぐらいかかってもおかしくない。
気長に時期を待つしかない。


宇都宮健児氏

宇都宮健児氏「現場の声を聞いて」鳥越氏に注文
宇都宮健児氏、鳥越陣営から応援演説の依頼受けた

どこまでも真面目な人だね。
ともあれ、鳥越陣営は応援演説要請なんて今更よくできるなあ。
宇都宮氏は、被害を受けた女性の弁護を請け負う側だろう。

リンク記事で面白かったのは、以下の部分。
告示前の会談で宇都宮氏の政策集を見て「全部賛同できる」と言ったという鳥越氏に「理解されているか分からなかったので重要な3事項を伝えた」という。
宇都宮氏にしても、鳥越氏に実際会って、「この人大丈夫か」と思ったことがよく伝わってくる。
有能な競争相手より、無能な味方の方が恐ろしいとはよく言ったものである。

3632 グリー

PokemonGoの大ヒットで、ネット上では何かと揶揄されているグリーだが、実際どうなのだろうか。
2011年11月から下げトレンドで、丸5年が経過しようとしている。現在は、上場直後の価格に近い。
また、モメンタム指標は、上向きになってきている。

しかし、モメンタムが上向きだろうと、業績が低迷すれば結局、株価は下がり続けるものだ。
ファンダメンタルズでは、どうか。最近はVRを作っているようだ。
グリー、TGSにてOculus Riftを使った協力型VR謎解き脱出ゲーム「サラと毒蛇の王冠」を展示

VRがヒットするかどうかわからないが、任天堂は参入が遅れることはまず間違いない。
PSから出るVRには、国内34社、世界で230社以上ということで、かなり面子が揃っている。
買う前にチェック!プレイステーションVR(PSVR)の必要総額はゼロから揃えるとどれくらい?

株式は、逆張りすればいいというほど単純ではないが、ある程度は逆張り的な思考も必要だと思う。
個人的には、グリーにはVRでヒットを出して、「任天堂の~(以下略)」とまた豪語してほしいものである。



2016年7月21日木曜日

スぺランデオと金

師匠の記事を発掘してみた。例によって引用し、訳してみる。
After Brexit Shocker There Is Trouble At The Comex And The Global Financial System Is On The Brink
Right now I would be a buyer of the FTSE and a buyer of the British pound.  I would also stay long gold at this point.  I have 85 percent of my pension fund long gold and I would be a buyer on any dips.
現在、私はFTSEとポンドを買うつもりだ。ゴールドもロングだ。私の年金ファンドの85%はゴールドのロングで、あらゆる押し目で買い向かうだろう。
What’s more important is that there is virtually no gold at the Comex. If the longs ask for delivery and they can’t deliver, then there will be a force majeure. Meaning, they will settle for cash and that will send the price of gold much, much higher.
より重要なことは、Comexにはほぼゴールドが無いことだ。ロングの人々が現物を望めば、彼らは引渡し出来ない。そこで不可抗力が生じる。つまり、現金で手打ちにし、それはゴールドの価格をはるかに高くする。
というわけで、師匠の年金ファンドは、ほぼ全部ゴールドと言っても過言ではない。
しかし、Comexに現物がないというのは知らなかった。それも調べてみた。
ここ30年で初めての異常事態、金の現物不足が示唆する「次の危機」

日経

官製相場で、なかなか下げがすっきりしない。
個人的には、一気に下げまくる下げ相場の方が無駄な期間が圧縮されていいのだが、うまくいかないものだ。

日本の株式ブームは既に去っている。証券会社のチャートを見れば一目瞭然だ。
東証1部の売買高も、1兆5,000億円/日ぐらいで、活況とはいえない。


2016年7月20日水曜日

鳥越氏への印象

鳥越俊太郎氏の本当の事情
上記の投稿は、私にとっては腑に落ちるものだった。

なぜ国会議員の選挙ではなく都知事選なのかというのは、なかなか説明がつかなかった。
しかし、「注目を浴びたい」のが動機だとすれば、説明がつく。
国会議員の選挙に出ても全国で選挙があるから、埋没してしまう。目立たないのだ。

注目を浴びたいというのが都知事選出馬の動機とするなら、出馬は手段でなく目的になる。
その場合、鳥越氏にとって最も良い結果は、惜敗だ。
面子がなるべく潰れない形で、 都知事という責任は負わない状態が最良となる。

大体、都知事になっても地味な仕事が山積しているはず。だったら都知事になる必要もない。
選挙戦で華やかに話題をさらえばいいのだ。たとえそれがわずかな期間でも。

しかし、つくづく宇都宮氏が報われない。何とも皮肉なものだ。
あれだけ公開討論を望み、政策を戦わせたいという主張してきて、鳥越氏に譲らなければならなかったとは。

2016年7月19日火曜日

若狭氏

除名を覚悟で小池氏の応援をしている若狭氏だが、経歴を見ると元はバリバリのお巡りさんである。
若狭勝氏のプロフィール

これ、除名にできるのかしら。結構な気合が要ると思うけど。
しかし、自民都連的には本来は放置できないことだし、頭の痛いところであろう。

小池氏を支援の若狭氏「除名してみろという思い」
争点は「都政の透明化」 若狭勝衆院議員インタビュー

利権追及チームに積極的に参加したいとのこと。
確かに若狭氏からすれば、自民党員であるより重要なことに違いない。

2016年7月17日日曜日

小池氏逆転

都知事選 3候補による混戦、9割が「関心」 電話世論調査
FNNが報じた。早くも逆転か?
共同通信でも、小池氏と鳥越氏が競い、増田氏が追う展開だという。まあ、自民党にはいい薬か。

9割以上が関心があるという今回の都知事選。
小池氏が普段投票しない人を動かしているということか。
投票率は前回46.14%だったが、関心の高さからすれば60%を超えるか?

与野党の枠を超えた都知事選になりそうだ。こりゃあ、小池氏勝ちそうね。
自民都連の嫌われっぷりと増田氏の経歴のせいで、自公の支持もまとまってないのかもしれない。
内部的には、逆らったら一族郎党処罰っていうのは当然で通ってきたんだろうけど、世間に出ればなあ。

鳥越氏は、街頭演説の回数が異様に少なかったり、テレビ討論を拒否したりしている。
会見時がピークで、尻すぼみになるだろう。

やはり、野党は勝つつもりなら宇都宮氏で一本化すべきだった。
宇都宮氏なら街頭演説および公開討論をいくらでもこなしたはずだ。
与党も野党も自業自得だから仕方ない。

2016年7月16日土曜日

中国貿易統計 半期

中国の6月貿易統計、輸出入ともに予想以上の減少
1─6月で見ると、輸出は前年同月比7.7%減少した。対米輸出は9.9%減、対EUは4.4%減だった。人民元の下落による輸出押し上げ効果は、これまでのところほとんど見られない。
日本の量的緩和について、ソロスはあまり円安が進むとさらに円安になると予想していた。
日本国民が円を信用しなくなって売りまくるから、というのがその理由だった。

そういう事態にはならなかった。日本国民はその点、大変保守的なのである。
しかし、中国国民はどうか。元を保有し続けるだろうか。これは否だと思う。売りまくるだろう。

元が売られて何が買われるか。円、ドル、ユーロ、金、銀、ざっとこんなところか。
どこまで元は売られるか。そりゃあもう、行けるところまで。


スマホゲームヒットと上昇期間

スマホゲームがヒットしたミクシィとガンホーの上げトレンド期間は、両方とも約1年。
ミクシィは32.7倍、ガンホーは116.6倍。

任天堂は既に大企業なので、ミクシィやガンホーのように30倍とか100倍になるとは思えない。
ただ、73,200までは狙って上がってほしいね。 
まだまだマリオだのゼルダだのカービィだのがあるし。


選挙と政治家

票数が取れない政治家は、兵を持たない将と同じ。役に立たない。
小池氏は、自公の推薦がなくても十分評価される自信があったのだろう。

推薦が無いのに善戦している時点で、自民党からすれば異常事態だと思われる。
増田氏は、小池氏に本来ダブルスコアぐらいつけないといけないはずだ。
しかし、現在は僅差。無党派層をさらに動かすことが出来れば、逆転もあり得る。

もともと投票率50%ぐらいで、500万票ぐらいは投票されていない。
普段投票しない人を、あと5%動かせれば25万票。
その程度の上積みがあれば逆転できるだろう。

自民党を離党しないことは、確かに手堅い判断だったかもしれない。
票数が取れる小池氏を、自民党はないがしろにできなくなる。

増田氏は、実際地味だからなあ。
都民の好みに合わないのかもしれない。
石原伸晃氏は大分立場が怪しくなるんじゃないだろうか。自業自得だから仕方ないけど。

2016年7月15日金曜日

関羽像

中国的なスケールの関羽像。
なんというデカさ!超巨大な関羽の像が中国、荊州市に現れる

荊州の関羽像が船に乗っている、というのはポイントが高い。
関羽は荊州牧として樊城を水攻めして、落城一歩手前まで追い込んだのである。
樊城が落ちれば、当時の都の許昌は(中国的なスケールでは)すぐそこだ。

樊城が落ちたとなると、防衛にあたる曹仁も敗れたことになる。
漢中で夏侯淵を失い、また曹操自身の漢中攻めも捗らず、さらに樊城まで落ちたとなれば、大事件であった。
そうなれば、諸葛亮の初期の構想通り、劉備は自身で長安ルートから曹操を攻めたはずだ。

曹操が遷都まで考えたのだから、許昌の防衛機能は高くなかったと思われる。前線じゃないし。
援軍の于禁が水没してしまったのは、手痛い誤算だっただろう。
関羽が都攻めまで行けば恐らく成功し、「逆賊曹操の都を攻め落とした英雄」になれたはずであった。

しかし、結局、司馬懿と蒋済が頭で解決した。鮮やかな反撃だった。
劉備が半生を費やした曹操討滅という目標と、諸葛亮の初期構想は破たんしたのである。

3366 一六堂

懐かしい銘柄。何か今日、株価が噴いてたので見てみる。
自己株式の4.92%取得を発表した。
400円帯が分厚い抵抗線になっているので、一旦下げたとしても仕方ない。

とはいえ、抵抗線があるから抜けない、というわけではない。
半期や通期の上方修正が入るのはほぼ確実なので、好業績と共に上値を追っていくと思う。

都知事選V

恐らく、若年層は小池氏を支持するだろう。田母神氏の支持層も、若者だったような記憶がある。
田母神氏は女性の支持が少なかったが、小池氏は女性なので、その点は田母神氏より有利か。
また、猪瀬元知事も小池氏を援護している。それを受けて小池氏に投票する人もいるだろう。

小池氏は田母神氏の61万票に上積みが出来るかもしれない。
しかし、小池氏の票数が伸びれば伸びるほど増田氏は伸びなくなる。

そうなると俄然有利になるのが鳥越氏だが、彼が当選すれば4年間は無理だろう。
宇都宮氏だといい意味で面白そうだったのだが、鳥越氏だと悪い意味で面白くなってしまう。 
ともあれ、都民は誰を選ぶのか。結果が楽しみである。

追記
前回の結果から考えてみた投票数予想。増田氏か鳥越氏が勝つことになると思う。
増田氏 180万票~200万票
鳥越氏 180万票~200万票
小池氏 80万票~100万票

さらに追記
初日の情勢調査が既に出ていて、トップが鳥越氏、2位が増田氏だが小池氏は僅差とのこと。
自民都連の嫌われっぷりが半端なく、予想以上。
舛添氏を担いだのと、猪瀬氏から色々暴露されてるのと、小池氏に対する期待度が高いということか。

小池氏が猛追して当選したら、自民都連はどうなるんでしょうね。
現在の状況だと、その展開が一番いい意味で面白いかなあ、確かに。
もっとも、小池氏は当選せずとも善戦するだけで、自民都連は責任を問われる。

しかし、初日の情勢調査からすると、
鳥越氏 180万票~200万票
増田氏 130万票~150万票
小池氏 120万票~140万票
こんな感じで鳥越都知事になるわけか。うん、まあ、面白いっちゃ面白いね。別な楽しみ方になるな。

2016年7月14日木曜日

7974 任天堂

PokemonGoの一日の課金収入は、米国で1.6億円だそうだ。
任天堂の「ポケモンGO」、米で歴代利用者数首位 1日2100万人 収入1.6億円予測 早くも便乗商法

米国だけでこれだ。日本ではまだ公開していない。
また、市場は米国と日本だけではない。 全世界で2,000億円ぐらいか?
さらにスマホ市場で商売になるのはポケモンだけではない。

現在の任天堂の売上は5,000億円ほどだが、倍増も狙えそうである。
株価の最高値は73,200円。スマホ市場に参入して更新できなければ、当分は更新できないと思われる。

追記
岩田前社長は、この安易な道を嫌い、スマホへの積極的な参入はしなかった。
しかし、任天堂の理念は「枯れた技術の水平思考」だし、スマホゲームはこれに合致するものだ。
任天堂は業界の第一人者として、適切なスマホ課金モデルを作ることだろう。

個人的には、ハードはソニーやマイクロソフトに譲って撤退し、サードパーティーになっても良いと思う。
ゲーム機が多すぎるのはいいことではないし、ヘビーユーザーは任天堂の据置を買わないだろうし。
過去のゲームのダウンロードについては、他社ハードからにしてライセンス料を貰えばいい。

スペック競争では勝てないし、そもそも勝つ気もない会社が、なぜゲーム機開発を続けるのかわからない。 

ドル円

都知事選のことばっかり書いているので、たまには株屋らしい記事を。

ドル円は、直近は円安。現在は105円の手前。
サポートは106円台。ここが破れると次のサポートは111円台。

ダウは高値を更新したが、あまり更新していくと利上げで頭を叩かれる。
それほど値幅はないと思う。日経も長めの移動平均線からすると、そろそろ止まりそう。

2016年7月13日水曜日

都知事選IV

多分、与党公認効果で増田氏が勝つんだろう。
ただ、野党が素早く鳥越氏を統一候補としたのが意外だった。なぜ宇都宮氏ではないのか。

宇都宮氏では都知事になったとしても、野党の思う通りに操縦することは不可能だ。
そういう思惑も働いていると思われる。
知名度だけなら、宇都宮氏も3度目の出馬だし、それほど劣るとも思えない。

しかし、生真面目な宇都宮氏は、野党は知名度だけを優先して鳥越氏を統一候補にしたと考えるだろう。
氏からすれば、到底容認できる話ではない。

前の都知事選と似ている感じがする。
票数は、舛添氏、宇都宮氏、細川氏、田母神氏の順だった。
舛添氏のポジションが増田氏で、細川氏は鳥越氏、田母神氏は小池氏に置き換えられる。

追記
宇都宮氏の出馬辞退で俄然面白くなった。野党は票が割れない。
鳥越氏は何の準備もないが、宇都宮氏が政策顧問になればいいのである。
既に政策集を渡しているので、なりつつある。

そうなれば、野党は鳥越氏が操縦しやすかろうと支援して、あべこべに宇都宮氏が操縦する事態になる。
後は、選挙戦を上手く戦えるかどうか。
宇都宮氏が鳥越氏を積極的に支援し、鳥越氏が全面的に操縦されればまともに戦えるだろう。

前回の小泉氏のポジションに宇都宮氏がつくことになる。

2016年7月11日月曜日

都知事選III

猪瀬元知事が実名入り告発 “伏魔殿”都庁と都議会に大激震
東京都民が誰を都知事に選ぶのか、大変興味がある。
参議院選挙は与党大勝だったが、都知事選はどうか。

都議会を変えなければならないという空気になるかどうかが、都知事選の焦点だろう。

個人的には、宇都宮健児氏の票がどこまで伸びるのかに注目している。
何せ、貸金業界を破壊した男だからね。

ともあれ、参議院選挙より結果が予想できないので、混沌としていて面白い。

追記
鳥越俊太郎氏も立候補した。与党も野党も統一せず素晴らしい。
多様な可能性だけ提示して、後は判断次第というのはまるで相場のようだ。
しかし年齢がどうかな。現職が継続するならともかく。

2016年7月10日日曜日

ソロスとロジャーズ

「ゴールドのソロス」VS「ドルのロジャーズ」 最後に笑うのは?
私はソロスを推す。

ドルが強いのは、元ぐらいか。
ユーロに対しても怪しくなってきている。円に対しては明確に弱い。
円と金銀は、しばらく買われるだろう。

利上げが継続して行われていけば、ドルも強くなる。
しかし、相場はそのような主張をしていない。低金利が継続されると思われる。

7974 任天堂

課金ゲームのPokemonGOが人気らしい。
人を奇行に走らせるポケモンGO、いきなり米国セルラントップ10入り

任天堂は海外売上比率が高いので、円高は逆効果。
しかし、課金ブーストが入れば伸びるかもしれない。
チャートも、Cup with Handleに見えなくもない。



AG

AGも買っておくべきだったか。やっぱり素直に大手かあ。よく上がること。
4ドルで買っても16ドルだから既に4倍だ。
ちなみに、大抵の銀鉱株は銀価格が高騰しても、利益はそれほど出ない。

利益ベースで考えれば、むしろABXだけでもいい。
2011年でEPSは4.67ドルだからね。 株価は6ドルまで下がったけど。
今回の金銀相場の経験は、次のサイクルを迎えたときに大いに役立てよう。

それにしても、銀価格はまだ20ドルにすぎない。一体どこまで上がるんだろうか。


2016年7月9日土曜日

ドルと元、円とユーロ

米中は、デフレになろうとしているので、本来なら通貨高にならねばならない。
ところが相場は逆だ。デフレ圧力のあるドルと元が安くなっている。特に元は、対ドルでも元安。

では、どこの通貨が強いのか。まずぶっちぎりで円。
あとユーロも、ドルで見るとそろそろ反転しそうである。去年の3月がドルの高値だった。
24ヵ月移動平均線が迫っているので、年内にはどちらかに動くはずである。多分ユーロ高だ。

そうなると、米中のデフレを、円とユーロ(主に円)で受け止める感じか。
仮にその図式になると、というかその図式が進行中だが、どこまで円高になるんだろうか。

相場に聞かないとわからないが、少なくともまだまだトレンドは続きそうである。


2016年7月8日金曜日

大麻

世界で進む「大麻合法化」
日本では、第二次世界大戦の終戦前までは盛んに栽培されていたそうだ。
米と並んで、主要農作物のひとつだったらしい。

では、なぜ禁止になったか。
日本で大麻が禁止されている本当の理由【追記あり】

個人的には、合法化はいいことだと思う。森林破壊が無くなる。
Wikipediaでは、麻が森林破壊の解決策として挙げられている。
使い勝手がいいらしいし、一年草で栽培は簡単だそうで、別にいいんじゃないか。捗れば。

薬物としての麻は、タバコと同じで規制すればいいだけだ。
タバコは良くて麻は駄目っていうのは、終戦当時の米国の都合に過ぎないからね。

町おこしに麻の栽培をしているところもある。
60年ぶりに麻栽培が復活 伝統的な麻づくりプロジェクト。

Charlie Munger

米国経済について、日本に似てきたと言及している。
Charlie Munger says we're starting to look like Japan, and that could be trouble

日本に似てきたということは、供給過剰でデフレ状態になるということを指す。
これはレイ・ダリオの主張と同じだ。

ちなみに、記事の中で低金利政策は燃料切れと評価している。
緩和が終了しているわけだから、妥当な評価だと思う。

ゴールドマンと円

ゴールドマンは年内に日本株に強気ということだった。
当然、円については弱気である。
Goldman Warns Yen Is About to Drop as It Beats Everything Else

何でいつもいつも逆の予想をするんだろうか。
きっと社内では、全ての記事で逆を書けという不文律でもあるのだろう。

2016年7月7日木曜日

都知事選II

小池百合子氏が出馬表明したが、素人目にも、ちょっと流れが滅茶苦茶である。
解散権云々はひとまず置いて、議会解散を公約にするなら、少なくとも自民党は離党しなければならない。
都連と対決するのだし、退路を断ってしがらみなくというなら、むしろ無所属が当然だ。

推薦をお願いして取り下げず、なお解散しますではつじつまが合いようがない。
本人は、自民都連から弾圧されていることを演出したいのかもしれない。
しかし、傍から見れば自民党の内部調整の不備ないし小池氏の暴走にしか見えない。

飽くまで自民党に残るなら解散は論外で、推薦を頂けるものと信じているとしれっと言っておけばいい。
パネルは不要で、むしろ東京をどうしたいのか語った後半部分だけで良かった。
下手に冒頭解散だけ取り上げられてしまって、都連と仲が悪いんだな、ぐらいの印象しか残らない。

結局、大人しくしていても自民の推薦は得られないだろう。
その後に記者会見して、離党と都連との対決を打ち出してもいい。

しかし、それ以前の調整段階において、既に上手くいっていないようだから、もう仕方ないね。
覆水盆に返らず。

2016年7月6日水曜日

都知事選

私は都民ではないが、次はどうなるのか面白そうである。
増田寛也「ほとばしる無能」を都知事候補に担ぐ石原伸晃&自民都連(訂正とお詫びあり)

状況によっては、やまもといちろう氏の指摘する通り、宇都宮氏が勝てるのではなかろうか。
与党で調整が難航しているのは周知の事実。
また、舛添氏の推薦をしたことは、彼らの思っているより有権者に響く可能性がある。

個人的には、内部が割れていて勝てるほど甘くないと思うが、さて、どうなるだろうか。

2016年7月5日火曜日

銀のファンダメンタルズとチャートについて、おさらいする。
以前、マネタリーベースからすると、銀の価格は27.6~35.2ドルと書いた。
マネタリーベースで見る商品

2011年から2013年にかけて、ちょうどその価格帯でボックス圏を作っている。
2011年は35ドルを大幅に上抜けた時期もあるが、2回とも急落している。

35ドルを上抜けるようなら、売り上がるのがファンダメンタルズ的に妥当だろう。
ただし、チャートの理屈からいえば、以前の高値を試さないのはおかしい。
故にチャーティスト視点だと、49.52ドルを更新するかどうか別として、その近くまで行くはずだ。


2016年7月3日日曜日

7203 トヨタ

今年の1月にトレンドが切れたのを記事にした。
以降、順調に下げてきている。極大値は昨年3月の8,783円。現在は5,000円を割った。
日経と比べても、下げが早いし速い。

1年と3ヵ月で約4,000円下げたわけだが、このペースでもう一年下げることはない。
株価1,000円以下になっちゃうからね。
ドル円はまだ102.52円。リーマンショック時の安値は2008年12月だが、ドル円レートは87.19円。

BPSを基準にして、4,000円ぐらいで下げ止まるのではないかと前に書いたが、甘かったかもしれない。
しかし、また3,000円を割れるような事態になれば、相当に安いのは間違いない。
その時は、日本市場も同様に買い場になっているはずだ。


2016年7月2日土曜日

マネーストックで見る為替

日銀券は2012年から20%ぐらい増えた。
では、ドル円レートは20%円安になるのかというと、そうはならなかった。
75.52円から125.66円まで動いた。

そもそも、ドルもM2で見ると2012年から20%以上増加している。
だから、紙幣の流通量だけ見れば、為替は動かないか、むしろ75円から円高にならなければおかしい。
日銀の国債買取によって、円の信用が毀損されて円安トレンドが続いたと見るのが正しいのだろう。

今の円高がどこまで行くか分からないが、紙幣の流通量だけで考えれば75円より上でもおかしくない。
ただ、大量の国債買取に踏み切っているわけであるから、その分は相場が織り込むと思う。

2016年7月1日金曜日

8316 三井住友

はっきり言って、なめられている。長期チャートを見れば、一目瞭然だ。
PBRは0.5を割り、PERも5~6倍。

ただし、残念ながら、収益が拡大していく会社ではない。
株価が急騰することは考えにくい。
むしろ、日銀がマイナス金利を拡大したりすれば、さらに下がるだろう。

配当は私の領域ではないが、配当性向30%の150円ラインが非常に安定している。
現在の株価で見ても、配当は税引前で5%を超える。2,000円なら税引前7.5%(税引き6%)。
そこまで行けば、人によっては組み込むことを考えてもいいのではないかと思う。

社員で自己勘定の株式取引をやるつもりがないなら、枠一杯で自社株を買うのもいいかな。
多分、会社が10%ぐらいは補助を出してくれるだろう。そもそも、制度があるかないか知らないけど。
この会社の場合、自社株買いに10%補助があれば相当でかい。配当も10%増えることになるから。

09年以降の新入社員には特に有効であると思う。


BSで見る日銀

日銀が国債を買っている。
それについて、ネット上では政府の借金が減るとか減らないとか、色々な記事がある。

単純に考えれば、日銀が買った分はチャラになるはずだ。紙幣を発行する側が買ってるんだから。
しかし、バランスシート上ではどのような処理になるのか。見てみよう。
日銀のBSはこちら。第131回事業年度(平成27年度)決算等について

政府と日銀のBSを連結したとする。
まず、日銀の資産に国債がある。これは政府の国債債務と相殺する。
代わりに、日銀の負債である当座預金などが政府債務となる。

当座預金とは、銀行などが日銀からお金を引き出せる分である。
これは国債と違って、返済しなければならないお金ではない
であるから、やっぱり実質チャラなのだ。

仮に銀行が当座預金から引き出した場合、日銀は日銀券を発行する。
つまり、負債科目の当座預金が減って日銀券が増える。
日銀券が増えれば、貨幣の流通量が増えるからインフレになる。

ただ、残念ながら、それほど日銀券は増えていない。
2012年5月と比べると、2割ほど増加している。一方で当座預金は8倍(34兆から275兆)である。
貸し出し需要がそれほど増えるわけではないから、当然だ。

ついでに、新規の当座預金にはマイナス金利を導入している。
これは日銀のBS上、負債が減って資産が増える方向である。銀行は損をするけど。
マイナス金利について、日銀のページに面白い記述があった。5分で読めるマイナス金利
「そうすると銀行が損しない?大丈夫?」
「たしかに銀行にとっては、預金金利はマイナスにならないのに、貸出金利は下がるので、その分儲けは少なくなります。」
「でも大丈夫です。日本の金融機関は、リーマンショックでも傷ついていないし、とても健全です。去年もたくさん収益を上げています。日銀の預金でもマイナス金利にするのは一部だけにして、あまり銀行が困らないようにしました。」
柔らかく書いてあるが、銀行が損したって知らねーよということである。

まとめると結局、こういう感じ。日本の政府債務残高、実は世界最速ペースで減少-実効ベース
この記事では、マネタイゼーションを認めれば危険とある。
だが、日本政府および日銀がマネタイゼーションを認めることはあり得ない。

2016年6月29日水曜日

スぺランデオの相場見通し

スぺランデオのBrexitに関する記事があった。
Shocking Interview From A Legend On Brexit And The Global Chaos That Is Coming

スぺランデオは、Brexitの投票は法的なものではないので、離脱でも結局、脱退しないと見ている。
それはどうやら外れたようだが、彼は政治家ではない。私が興味があるのは、彼の相場見通しだ。
抜粋して、訳してみよう。
Any serious professional understands that the world can collapse at any time — it’s just a question of, what will trigger the collapse?  It’s going to happen, it’s just a question of, when? 
真剣な専門家なら誰でも、世界がいつでも暴落しうることを理解している。何が暴落の引き金なのか、という問題に過ぎない。暴落は既に決まっている。問題は、いつ、ということだ。
日本は既に下げトレンドなので、何でいつ、というより、何故か進行中という感じだ。
ソロスとドラッケンミラーは中国が震源地としている。師匠は原因は分からないが起こると言う。
いずれにせよ、皆下がる方向を見ていることは確かだ。

イギリス

Brexitが決定したとき、イギリスの株価はあまり下がらなかった。
だから、イギリスは相対的に経済の状態がいいとか、そういう主張をたまに見かける。
しかし、ポンドの下落幅を見ると、そんなに簡単でもないと思う。

ポンドは対円で10%以上下落し、ドルに対しても10%近く下落した。
ユーロは、両方とも5%弱の下落幅だった。
通貨の下げ幅を考えれば、Brexitの影響が一番直撃したのは、やはりイギリスだろう。


ステイツの底力

アメリカの株式市場って凄いなあ、と思う。
何が凄いって、現在でも最高値付近に留まっていること。
確認してないが、去年の高値付近で頑張ってるのは、恐らく米国だけではないだろうか。

S&Pは、2000年から2002年までの下げトレンドがダウより美しく描かれている。
NASDAQは、ITバブルの高値を15年ぶりに更新した。
最近は、下げトレンドがダウやS&Pよりはっきりと出ている。

ドル円レートは既に円高方向。また、ユーロドルもそろそろユーロ高になりそう。
ECBは今年の3月に追加緩和したが、ユーロ安になってない。
ドル安は米国の株価を支える方向に働く。 米国指数は、最後まで相対的に下げ渋ると思われる。

日本市場はどうなるかって?お察しください