2016年5月28日土曜日

中国株売買を振り返る

上海総合を月足で見てみる。2015年の上げ相場は、半年程度しか続かなかった。
私は少なくとも一年は継続し、かつ高値は2007年を更新すると勝手に思い込んだ。
株価が下げ続けてもじっとして、利益を吹っ飛ばしてしまった。三流もいいところだ。

ソロスは6月に売り抜けたそうで、流石にジョセフ・ジョースターとエンプレスほど年季の違いがある。

反省は一旦置き、実際チャイナはどういう状況なのか、考えてみよう。
通貨はどうか。今年の5月に安値を更新しており、元安継続である。
ドルは、円と比べると今はそれほど強くない。元/円で見ると、元は一層弱くなる。

ドル/元のチャートは、中国経済を見る上で重要だと思う。
2005年からの上げ相場は去年で終わった。ドル売りの為替介入してもパッとしない。
中国の外貨準備マイナス続く 1月も11兆円超の減少 資金流出と為替介入で

中国の発表するGDPは出鱈目なので考慮に値しないが、輸出入は相手があるので誤魔化せない。
中国の貿易輸出入額の推移
中国の貿易額、6年ぶり前年割れ 国際経済の不安要因に

経済成長するなら、単純に考えて輸出入は増えないとおかしい。
2009年から2014年までは増えているが、2015年は前年度比でマイナスだった。
要するに、上海総合も通貨も、6月時点でその減速を織り込んだと言える。

爺さんは中国のハードランディングを正に目撃していると述べた。
中国のハードランディングは不可避─米投資家ソロス氏
GDPがマイナス成長なら、確かにハードランディング中である。しかも、構造的なものなんだろう。

レイ・ダリオは米国は2008年と同じではないと言う。2008年は債務危機だったが、現在はそうではないと。
しかし、ソロスは中国発の債務危機を警告している。
ソロス氏:債務で増強の中国経済、07-08年の米国と不気味な類似

ちなみに、レイ・ダリオは年内にもう一回0.25%利上げするのは不味いと見ているが、上げるそうである。
今後数カ月の利上げ、おそらく適切=イエレン米FRB議長
次の0.25%でどうこうなるというのではなく、継続利上げの方向性が決定するのが不味いということだろう。

中国の債務危機が先か、米国が利上げに耐えられなくなるのが先か、どうなるかわからない。
しかし、仮に1~2年後だとすると、日本は見事に緩和余地がない状態だ。
そうなれば、円高株安がクリーンヒットすることになってしまうが、さてどうなるか。


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