2016年5月5日木曜日

実質実効為替レート

黒田さんが言及して話題になったレート。実効為替レートは、主要貿易国を全て加味している。
実質レートは、名目レートからインフレとデフレ分を加味したもの。合わせて実質実効為替レート
日銀からそのチャートを拝借した。

見ればわかるが、現在の日本円の強さは、70年代や80年代と同じぐらい。
このレートで見た日本円のピークは、95年。
その後、日本はデフレが続いたので、レートは下げ続けている。

個人的に注目しているのは、トレンドの周期だ。
固定相場が終わった73年2月から、95年4月まで円高が進んだ。
22年間である。そして95年から、すでに21年目になっている。

今まで、アメリカはインフレ、日本はデフレで実質実効為替レートが下げ続けた。
しかし、アメリカが今後デフレになるのであれば、 この長期トレンドは反転しうるのではないか。
実質実効為替レートで2011年の高値(105.66)を超える可能性はないのだろうか。

ちなみに、このゲージで105.66を超えれば、ドル円レートは75.52を更新するはずだ。
それは行き過ぎだろうか。仮に、物凄く控えめに、実質実効為替レートで80まで行くとしよう。
それでもドル円レートは95.92になる(2013年8月、実質実効80.04)。

麻生大臣は急激な円高に懸念を示しているが、まだまだこれからと思う。


0 件のコメント:

コメントを投稿