2016年3月31日木曜日

ダウと利上げの関係

利上げは好景気の証拠にもなる。2004年からの利上げ後は、ダウは上昇していった。
金利の重さに耐えかねて崩壊したのは2008年だった。

今回は、まだ0.25%しか金利を上げていない。いまだに金利は0.5%である。
にもかかわらず、ダウはぐらついている。日経はもっとひどいけど。

2015年12月だが、こんな記事があった。
米国利上げ 2018年に3.5%目標 欧州でも利上げの可能性高まる?
2018年に3.5%。いや流石に無理でしょう、それ。1年で1%上げないといけないよ。

0.25%上げただけで相場は怪しいのに、年4回もそのペースで上げられるわけがない。
というわけで、当然こうなる。FRB議長 追加利上げは慎重に判断

今のダウは、上値を追えない。上値を追えば、利上げになるからだ。
しかし、ダウが上値を追わず不安定だと、利上げもしにくい。
一種の膠着局面と言えると思う。

2016年3月26日土曜日

米経済の今後

アメリカは今後10年で、デフレになる
上記の記事は、2013年12月のもの。
 
リーマンショック後のアメリカのインフレ率は、大体は年1~2%。2015年は0.1%。
量的緩和がないと、インフレを維持できない状態だと言える。
その状態で金利を上げようとしているが、1%は相当に遠い。

デフレで困るのは誰か?
一般消費者は、実はそれほど困らない。給料は下がるだろうが、物価も下がる。
貯金好きな人にはデフレが一番良い。じっとしていれば価値がどんどん上がっていく。

株屋は少し困る。デフレなら、株価は下がる。
だが、市場自体が低評価でも個別の大化け株は沢山あるから、やはりそれほど問題にならない。

一番困るのは政府だ。GDPと税収が下がり、政府債務が返しにくくなる。
デフレが何十年と続けば、返せなくなる。
そうなる前に、また量的緩和で印刷して返すだろうけど。

FRB、ECBの金融政策及びその国債市場への影響
FRBの国債保有比率は25%ほどで、25年超の国債を多く買っているそうだ。

国債買い入れは、それほど乱発できない。かといって利下げの幅は限定されている。
となれば、やはりデフレが自然だと思う。
日本の量的緩和も限度がある。今の緩和が終われば、すぐまたデフレに逆戻りするだろう。

2016年3月22日火曜日

ブラジル

原油価格反騰と大統領退陣予測で急反発中。
この1ヵ月で、ミナスジェライスは1.5ドルから2.2ドル、ペトロブラスは2.4ドルから4.4ドルに上がった。
 
一目均衡表でペトロブラスを見ると、まだ雲は上空にあるが、年内にはその中に突入しそう。
ドル/レアルはトレンド反転の兆候が出た。
2011年9月からレアル安なので、足掛け5年のトレンドだった。

米金利は、年内に2回の引き上げが予想されている
レイ・ダリオと真逆の方向だが、これは仕方ない。

相場を刺激しないように、慎重に金利を上げようとする姿勢は好感が持てる。
しかし、金利を上げていく以上、米経済が減速し相場が下がるのは避けられない。
遅いか早いかの違いしかないと思う。



2016年3月17日木曜日

先月、一回チャートを取り上げた。
2本ともトレンドラインは切れているし、RSIなどの指標で見ても、トレンド転換と見ていいと思う。
上げトレンドはいつまで続くだろうか。1年以上は期待したいところ。


2016年3月12日土曜日

欧州の追加緩和

NHKのニュースになっている。
あ、そうなの?という感じ。

ダウは、下げ渋っている。欧州の株価指数も、日経もそう。
それは確かに、欧州と日本の緩和が効いているということだろう。
しかし、上値を目指すかと言われると、値動きが重い。

値動きがパッとしない原因は、既に書いてある。
ただ、今回の大規模な追加緩和で、今後の量的緩和の拡大などは、難しくなったという見方が出ていて、ヨーロッパ中央銀行は、難しい政策のかじ取りを迫られることになりそうです。
ユーロ圏の失業率推移はこちら
レンジをマックスにすればわかるが、1996年以降、失業率が7%を下回ったことがない。
現在は、まだ10.3%。

あと2%ぐらいは改善される余地がある。ただし、2年ぐらいかかる。
一方で、金融緩和の期限は来年の3月だ。
日本の金融緩和も、来年か再来年ぐらいが目途だろう。

現在は、欧州と日本の緩和で世界の相場が下支えされている。
しかし、日本だけでは荷が重いのではないか。加えて、日本の緩和も近い未来で終わる。
そう考えれば、全てを織り込む相場が冴えないのも、無理はないと思う。

2016年3月9日水曜日

レイ・ダリオの見解

インタビューの記事があった。
Ray Dalio: I'm Not Bearish on Stock Market
日本語の記事はこちら。彼の発言を2つ抜粋する。
The issue, he said, is whether the slowdown in markets will have negative repercussions for the economy at a time when central bank policy is becoming less effective.

If you look around the world, our risk is not inflation and our risk is not overheating economies.
金融引き締めからマーケットが失速し、それが経済に影響を与えるかどうかを懸念している。
これはソロス式だね。また、リスクはインフレでなく、経済の過熱でもないそうだ。
彼は一貫して、今は消費不足がリスクなので金融緩和をすべきと主張している。

2016年3月6日日曜日

原油価格低迷を考える

当たり前だけど、「産油国から消費国へのリバランス」ということだと思う。
産油国は2002年から2014年までの原油価格高騰でずいぶん稼いできた。

原油安が続くかどうかは産油国の財政次第
上記の記事に、「サウジの政府債務の対GDP比は2%以下」とある。
調べてみると、2014年には政府総債務残高で1.6%なんだよね。2015年で6.7%。

総債務残高だと、日本は2015年で234%。
話にならないじゃん? サウジどんだけ債務少ないのよ?

原油価格急騰前の1998年から2002年では、サウジの総債務残高は対GDP比100%ぐらいだった。
100%は先進国並みだ。
それが、2002年からの価格急騰で相当に債務を圧縮した。今は逆流するターンになった。

シェール企業が、思ったより頑張っている。もっと簡単に倒れるかと思っていた。
シェールは稼働せざるを得ない。売り物が無ければ借金も返せない。
最近、原油価格が少し反転したが、上値は限定されるだろう。

米国失業率

今日知ったのだが、米国は失業率5%で完全雇用とみなすらしい。
米経済、6カ月以内に「完全雇用」状態に到達か
上記の記事は昨年5月のもので、失業率は現在4.9%。

下図は1986年からの失業率チャート。
この30年では4~5%が極小値であることがわかる。

グラフ上で失業率が下がった期間としては、1992年からの8年間が最長(7.8%から3.8%)。
現在は2009年の10%から4.9%までになった。7年目に入っている。

失業率のサイクルから見ると、短くても2年程度は失業率が上がる期間を挟まなければならない。
つまり、今の下げ相場はまだしばらく続く確率が高い。
しかも、失業率は下がるときは緩やかに下がるが、上がるときは急に上がる。

失業率は、極小値で1~2年落ち着く傾向がある。
2016~17年が失業率の極小値で、2017~18年から反転しだすのではないかと思う。


2016年3月5日土曜日

米大統領選

ローマ法王がトランプ氏に関して言及したそうだ。
敬虔な信者に対しての影響力は大きいだろうね。
トランプ氏を見てると、なんとなく狂言回し的な自己の役割をどこかで理解してるんじゃないかと思える。

首創置業 2016年1-2月

1-2月で契約金額24.1%減。
だいぶ減ってるが、この期間の契約金額は、昨年度も20億元に満たない。
通年で契約は300億元を超える感じになっているから、比率の小さい期間だ。

昨年度の1-2月は面積・金額ともに100%増ぐらいだった。
随分伸びてるので、今年の前年同月度比が悪くなるのは仕方ないかと思う。
(一昨年から見れば、契約金額は57%増)

楽天証券だと予想PER4倍になってるんだけど、契約金額の推移からすれば4倍はあり得ないんだけどなあ。
売上は伸びなければおかしい。利益率が変わらなければ予想PERは2倍台のはず。

予想PER4倍は、利益率の低下を織り込んでいると思われる。
実際にどの程度低下しているのかは、通期の決算を見てみないと何とも言えない。 

2016年3月3日木曜日

REIT

昨年、早々に下げトレンドに入ったと思ったリートだが、頑張っている。
まだ24ヵ月移動平均線より価格が上だ。

現在は、高値更新を狙っている位置だ。
これがダブルトップに終わるのか、上げトレンド継続になるのかはわからない。
ただ、モメンタムはピークアウトしている。突っ張るところではないように思う。