2016年11月28日月曜日

ジェシー・リバモア

11月28日は彼の命日だ。
彼が書いた本の邦訳から、一節を紹介したい。
成功によって手にできる成果は、自ら記録をつけ、自ら考え、自ら結論を出すという点において、どれだけ偽りなく誠実に努力したかに比例する。
痺れる一文で、流石リバモア。
私といえば、大して記録もつけてないし考えてもいない。精進、精進、精進。

2016年11月20日日曜日

新興国株

ドル高で資金が米国に向かう。
そうなると、新興国からは資金が引き上げられ、通貨安、株安のダブルパンチか。
東南アジアの株式は、確かに頭が下がり始めている。

日経に記事もあった。
新興国通貨安、景気に影 投資マネーが米に流出
債券まで下げてトリプル安の国もあるそうだ。

もっとも、理屈で言えば、通貨安なら輸出業は業績上がっても良さそうな。
ドル建て債務が多い企業は厳しいのか。個別事案になるけど、ともかくトレンドに逆らっても仕方ない。
この調子でドル高が過熱し、新興国株が売られていけば、数年後には面白くなってるかも。

2016年11月19日土曜日

米経済と日本株と

減税と財政出動で米経済は上向く。
一方で米国債の価格は下がり、金利が上がる。トレンドは円安ドル高。
円安の恩恵で、日本株も上がる。

しばらくその調子で上がっていった後、金利はどこかの時点で上げ過ぎになる。
誰かが支払えなくなって、そこからベア相場が始まる。

それまで、皆が踊っている間は一緒に踊ろう。
変調するときは、相場が教えてくれる。全部チャートが織り込む。
チャートが下落相場を織り込み始めたら、相場から引き揚げて眺めていればいい。

2016年11月18日金曜日

ポートフォリオ

現在は、シードリル、アルデプロ、現金(ドル)。

さて、シードリルから見てみよう。ここは、原油価格次第だけど。
今年1月の安値は更新していない。200日移動平均線も横ばいに近くなってきた。
しかし、まだ下げ圧力が強いので、しばらく辛抱が必要かと思う。

次、アルデプロ。 今年に入ってから安値を切り上げている。
ここの商売は単純だ。空きテナントが多いビルに明け渡し交渉してビル全体を取得し、開発業者に売る。
もちろん、買ってくれる開発業者がいなければ大赤字になる。確かにリーマンショックではきつい。

東京なら古いビルは沢山あるだろうし、テナントが少ないなら開発し直して新しくした方が良いだろう。

中期計画の策定が好きな会社なのだが、2017年までの計画しか発表されていない。
2020年ぐらいまでの計画が欲しいところ。

ちなみに、今期の業績は、達成できれば株価最高値を記録した2006年に近い。
当時の株価は5,440円。今は114円。もちろん、2006年はPERなどの指標からすれば高すぎる。
逆に、現在はまだ純資産マイナスという、とほほ状態なためか安すぎる。

借入金の金利は、2014年7月期で平均4.7%、2016年7月期で平均2.8%。順調に下げた。
最近の業績と現在の不動産市況から判断して、金を貸すところが増えたということだろう。

金鉱株振り返り

バリックゴールド(ABX)の株価推移を振り返っておこう。
上がABXで、下が金の週足チャート。

8月2週でABXのトレンドラインは切れている。
金は9月4週で切れている。
ABXのチャートだけなら9月以降はいつでも売れたし、金のチャートを加味しても10月一杯は売れた。

なぜ売るのが遅れたかといえば、金のトレンドは半年程度では終わらないという思い込みが強かったせいだ。
あと、正直チャートもろくに見てなかった。そのうち上がるでしょ的な。注意力が散漫すぎる。
これは昨年の中国株にも当てはまる。
 
これからABXが上がるのか下がるのかは分からない。もしかしたら反転するかもしれない。
しかし、その希望にかけて保有し続けるのは、やるべきことではない。

また、思い込みは大敵であり、どこまで上がるか下がるかなどは自分で判断しても意味がない。
どこまで行くかは相場しか分からない。

そんなことは大抵の本に書いてあるんだけど、愚者は経験から学ぶというからね。
ちょっとずつでも上手くなることを目標に、今後も相場を張る所存。



アルデプロ リーマンショック前

思ったよりとんでもない会社だった。
リーマンショック前に発表していた中期計画書をご覧ください。

アルデプログループ中期経営計画の第2次改定に関するお知らせ
アルデプログループ中期経営計画の第3次改定に関するお知らせ

今となっては黒歴史だが、なかなか破壊力のある計画である。
本当に不動産屋?と聞きたくなるような急拡大ぶりだ。
一年ごとに一年分計画が前倒しされているような感じ。

そして、2014年に策定した2017年の業績も前倒し気味である。
ちなみに、リーマン前の第3次改定では、売上2,000億円・純利益176億円まで計画している。
売上750億円から、わずか3期で。それも、リーマンショックが無ければ2期で達成したかもしれない。

順境の時はやたらと強い会社のようだ。
逆境の時はやたらと弱いけどね。

4%減産

サウジやOPEC湾岸諸国、4%減産の用意表明=関係筋

4%減産するらしいけど、作り過ぎなので、4%ぐらいは大したことない。
OPECの生産量、過去最高水準に 今年7月
今年の7月で日量3,310万バレルだから、実施すれば130万バレルぐらいの減産か。

それでも日量3,200万バレル近い。
リーマンショックの時は3,000万バレルを切ってるので、それぐらいやらないと上がらないだろう。

2016年11月16日水曜日

サウジの予算均衡価格

今年8月に、産油国の予算均衡価格としてイラン87ドル、サウジは106ドルという記事を紹介した。
しかし上記の価格は、原油価格暴落前であり、緊縮財政の今はまた違うはずである。

というわけで、別の記事を探してみた。
原油価格めぐる対立、サウジアラビアよりイランに有利

これによると、サウジは67ドル。106ドルは雲の上の価格だからね。
サウジで67ドルなら、他の国も60ドル近辺まで下がってるはず。

ドル高なら、普通に考えればコモディティには下げ圧力。
でも米国が大規模な財政出動をするなら上げ圧力になるので、ドル高の影響は大してないかも。

緊縮財政でも1バレル60ドル必要となれば、40ドルを下回るのは考えにくい。
下回ったとしても、恐らく40ドルまでは戻すはずである。産油国が許さない。

米国のガソリン価格について、面白い記事があった。米ガソリン、牛乳より安い
ガソリンが牛乳より安いという記事なのだが、なんとこの20年では牛乳の方が高いのが普通。
ガソリンがミルクと戦うためには、原油は1バレル100ドル必要なのである。ミルク恐るべし。

閑話休題。
原油チャートは42ドルから52ドルのボックス。ボックス内で膠着が一番悪いシナリオかな。

SDRLを振り返ってみよう。ここは、今の原油安の状況でも利益を出せている。
今期は第2四半期まででEPSは0.62ドル。株価は2.28ドルだから、第2四半期までのEPSでもPER3.7倍。

特別損失が無ければ残りの四半期でも利益を出すはずである。
等倍なら今期はEPS1.24ドルだし、2015年も特損を除けばEPS0.97ドル。
実質PER2倍台前半でやりとりされているのと同じ。明らかに安いと思う。

8925 アルデプロ

アルデプロは不動産屋。リーマンショックで債務超過となった。
さらに2013年度までの決算はお察しください
しかし、2014年度から3期連続増収増益。勢いは素晴らしい。

ボコボコに赤字続きだったので、しばらく税制上の恩恵があるはずだ。

月足チャートは、怖すぎるので載せられません。怖いものを見たい方はどうぞ。
週足チャートで見ると、2014年に一気に跳ねて、そこから2015年まで下げトレンド。

現在は100円帯で膠着状態。
しかし、直近の安値は2015年8月の89円で、そこからは安値を更新していない。
つまり、1年以上安値を更新していない。これはプラス材料だと思う。

リーマンショックで債務超過になりながらも、業績が回復しだして株価も回復しつつある。
中古車のハナテンと似ている。ハナテンは540円でTOBされたけど、私が気付いたときは100円台だった。

2016年11月14日月曜日

現況

まつだいらは にげだした!

コモディティはパッとしない。しかし、GDPからするとダウと日経は割高で株は買えない。
現在は円安ドル高。
トランプ氏の政策だと米国債の発行額が増え、利回りが上昇し、結果ドル高になるという理屈らしい。

しかし、トランプ氏はドル安論者じゃなかったっけ? 
どっちに行くんでしょうね。ちょっと分かりません。

全て売り払って現金(ドル)にしました。ドルなので消極的に米国を買っている状態です。
しばらく何もせず、注視するお仕事をしようと思います。

ビナミルク

ベトナム株ってどうよ、ということでビナミルク。
ROEは40%ぐらい。ROAは30%。
2004年の売上高は4.2兆ドン。2015年は40兆ドン。11年でざっと10倍。

40か国以上に乳製品を輸出していて、世界人口は伸びていく。
人口が伸びれば乳製品の需要も増加していくだろう。
ビナミルクがどこまで伸びるかは知らないけど。

日本からベトナム株を買うのは、結構ハードルが高い。
SBI証券で取り扱っているが、取引手数料が片道2.16%。
これに加えて、為替手数料が10,000ドン当たり2円。

現在、10,000ドンが48円なので、ざっと50円当たり2円の手数料。4%になる。
つまりベトナム株を買うとなると、為替手数料と取引手数料を合わせて、片道で6%以上。
結構きつい。

整数倍狙いならどうか。
この場合は、為替を考慮しなければならない。ベトナムドンは長期では切り下げが続いている。
2007年は10,000ドンで75円ぐらいだった。現在は48円。36%下げた格好だ。

ただし、ベトナムドンは2011年からクローリングペッグ制に移行しているそうだ。
ドルペッグに近いので、2011年から見ればそれほど激しくは変動していない。
もちろん、動く方向はドン安一択なので、為替差損が出る方向には違いない。

現在のビナミルクの売上高は2,000億円ぐらい。
株価は、2011年の30,000ドンから138,500ドンと、5年で4.6倍。
ただし、無償増資が複数回行われている。2011年から1対2、1対2、1対5、1対5、1対5。

これらを考慮すると、2011年からの伸びは4.6*3.88で17.9倍となる。 
5年で17.9倍かあ。そりゃ凄いねえ。
配当が手厚い企業でもあるので、リターンマシマシ状態。

PERで考えると、無償増資の影響でEPSは2014年と変化していない。年間6,000VNDぐらい。
そう考えると、EPSは変化ないのに株価は倍以上を記録したわけで、現在は割高と言えるかも。

追記
無償増資がチャート上に反映されていないという物凄い勘違いをしていた。
反映されてるに決まってる。そりゃ当たり前だわ。寝ぼけすぎだ。
というわけで、株価は見たまんま、2011年から4.6倍で正しいです。

2016年11月13日日曜日

マリファナ企業

株価が1ドル以下の企業が結構あるが、1ドル以下は省く。

AERO
株価4.56ドル。3年連続営業赤字。

CANN
3.48ドル。ここも3年連続営業赤字。

CARA
9.44ドル。ここも(略

CBDS
4.75ドル。(略

利益を出している会社が見事に無い・・・、と思ったら一社あった。

INSY
売上は2013年から2015年で3倍。営業利益も3倍。
しかし今期は売上、営業利益ともに低調。
製薬会社は薬品ひとつで収益が大きく変動するからなあ。

まあ、パスですね。一見した感じだと。

マリファナ

アメリカでは合法化が少しずつ進んでいる。
何と上場企業まである。それも複数。

マリファナを売っている会社。
なんとも言えないが、実はピーター・リンチの好む銘柄に近いかもしれない。
成長産業だし、間違いなく気が滅入る商品だし、わかりやすいし、使い続けなければならない。

う~ん。
調べるだけ調べてみようか。下記のリストだけで37社ある。
マリファナ企業のリスト

2016年11月1日火曜日

原油

OPECの減産調整が難航しているそうだ。
生産高でいえば、OPECの中ではサウジが圧倒的だからね。
サウジが減産しろと、多くの加盟国が言いたくなるのは自然かな。

OPECはともあれ、原油価格の下落は米国の作りすぎが原因である。
現在の原油生産高1位は、サウジでもロシアでもなくアメリカだ。
原油国別1day生産量推移

米国は、反省して生産高を減らしつつある。当然在庫も減少傾向だ。
米国の石油在庫は、半年で0.5億バレルほど減っている。
仮にこのペースが続くと、来年の今頃の石油在庫は3.7億バレル程度になる。

最新の統計概要

3.7億バレルは、価格下落前の在庫量とほぼ同じだ。
OPECの減産調整にかかわらず、このまま米国の在庫が調整されていけば、原油価格は上がっていく。
OPECとロシアが増産したりすれば、その限りではないが、まずありえない。

実際は、価格上昇で減産ペースは落ちるようだ。
来年の米原油生産見通し上方修正、価格上昇で=EIA
今年は日量83万バレル減。来年は41万バレル減。それでも在庫調整は進んでいく。

世間の見通しより、私は楽観的である。